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キムズビデオ

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キムズビデオの作品紹介

キムズビデオのあらすじ

ニューヨークの映画ファンたちが通い詰めたレンタルビデオショップ「キムズビデオ」。そこは、5 万 5000 本もの貴重かつマニアックな映画の宝庫だった。配信サービスの隆盛で閉店に追い込まれた 2008 年、謎めいた社⻑キム・ヨンマンは、大量のコレクションをイタリアのシチリア島にあるサレーミという村に譲渡することを決意する。4000 マイルの旅を無事に終えた伝説のコレクションだったが、数年後に「キムズビデオ」元会員であるデイヴィッド・レッドモンがシチリアを訪れると、ずさんな管理体制の中、ホコリだらけの湿った所蔵庫でひっそりと息を潜めていた。助けを求める映画たちの“声”にかき立てられ、映画たちを救う荒唐無稽な奪還作戦が始動。その奪還作戦は、カーニバルの夜に映画の撮影だと偽り、アルフレッド・ヒッチコックやチャールズ・チャップリン、ジャン=リュック・ゴダール、イングマール・ベルイマン、ジャッキー・チェンといった映画の巨匠たちの“精霊”を召喚し、所蔵庫から映画たちを解放する前代未聞の計画だった。

原題
Kim's Video
公式サイト
https://kims-video.com/
製作年
2023年
製作国
アメリカ
上映時間
87分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
ラビットハウス、ミュート

『キムズビデオ』に投稿された感想・評価

4.2
ゴダールが言うんなら仕方ない( •̀ω•́ )✧

1987年ニューヨークイーストビレッジに、その伝説のレンタルビデオ屋があった。
韓国系移民のキム・ヨンマンが開いた「キムズビデオ」は、全盛期には8店舗になり会員数は25万人。
若き日のコーエン兄弟も会員で、未だに延滞金600ドルを滞納しているという。

人気の理由は世界中から集めたレアビデオの数々。
キムさんや店員が世界中の映画祭に赴き、直接交渉でビデオをダビングして来るのだから恐れ入る。
ソフト化されてないゴダールの作品が何故かレンタルビデオとして陳列されており、ゴダール本人から訴えられFBIが棚の押収にやって来た。
レジ前のゴールデン地帯の棚はお宝の山の裏ビデオ軍だったのに、全てなくなってしまった。。。
だが1週間後には、キムさん同じビデオをダビングして並べてくれる不屈の精神。
まさに宝の山であった。

そんな夢の店も昨今の配信の流れに勝てず、徐々に店舗は閉店してゆく。
唯一8号店だけは聖域として最後まで残っていたが、それも2008年には閉店することになってしまう。

閉店後のレアビデオ55000本をどうするのか。
オーナーのキムさんはコレクションが散逸せずに、今の会員が行きたいときにいつでも観れる場所があるなら、コレクションを寄贈するつもりだった。
その幸運な託し先・・・。
ビデオはどこへ行ったーー?

note版
https://note.com/chinaco_cinema/n/n169d27fb198e?sub_rt=share_sb

ドキュメンタリーなんだよね・・・?(;'∀')
ビデオを追う旅が色々な社会問題やアンタッチャブルな事実が浮かび上がってきて、社会派ドキュメンタリーになるのか、ビデオをどうするのか、全く読めない展開で結末含めて本当にドキュメンタリー!?と思わされる映像だった。

勿論、映画の悪魔に魂を売ったみなさん向けに58本にも及ぶ映画作品の引用も用意しましたよ!楽しいでしょー?と物語は続く。
それゆえに、映画の話が今目の前でリアルに展開されていくようで、何が本当なのか事実と虚構の境が曖昧になってくる手法も面白かった。

シネフィルの
シネフィルによる
シネフィルの為の映画。
っていう言葉がぴったりなのだろう。

映画の神様や亡霊が降臨した先にまっているものはー。

もう単純にドキュメンタリーとして最高に面白い。
嘘みたいな展開に狐に抓まされた気持ちにもなる。


でもね今作の中で見てこなかった、これからやってくる現実を考えちゃう( ´ᐞ` ).。o


ビデオーーそれは不思議なもの
ギリギリ小学生の時にDVDレンタルも始まったけど、まだまだ現役だったビデオ。
TSUTAYAとか大手も進出はしていたけど、当時は怪しいお店が沢山あった。

「東海地方の ある場所について」という同時封切映画みたいなことを言ってしまうが、その店は外観は古く、おじちゃんがやっている本屋さんであった。

まだ電子書籍もkindleもない時代ではあったが、大型書店に押されて細々と老人が経営している狭い本屋。
大っぴらに何か宣伝しているわけでもなく、私はたぶん姉から口止めされるようにこっそり教えてもらった気がする。

本屋には本以外も雑貨を売っていて、その中に新品のビデオテープを売っていた。
そのビデオテープをレジに持っていき、
「中身もください」
というと、店主がリストのファイルを渡してくれる。
子供だったので、アニメのファイルと、映画のファイルしか見たことがないが、その棚には極厚の桃色ファイルもあった。
桃色ランドは大人のもの。‪( ˘ᵕ˘ ).。oO

そのファイルの中には様々なタイトルだけが並んでいて、特に説明はないが、往々にして雑誌や他の知識で「これが見たい!」と決めているのでさっさと決める。
ビニールを取ったビデオテープカバーの隙間に数字を書いた紙をに入れる。
ここまでの作業は30秒もかかってないだろう。
早い方が店主にも喜ばれることを、何故か知っていた。
500円を支払い、「じゃあ1時間後ね」とか、「混んでるから明日ね」みたいな仕上がり時間を聞いてワクワクして待つ。

・・・・。
緩い世界だった。
実家の押し入れには、当時の魔法的処理がされたビデオが沢山眠っている。。。。

時効だと思うけど、、、
モキュメンタリーです!(;'∀')


【観る前に知っておきたい「2025年問題」】
今作は2023年の作品なのだが、2025年の今、日本で公開されたことに意義を感じてしまう。

ビデオテープなどの磁気テープが抱える2025年問題。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)と国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)が2019年に「Magnetic Tape Alert」を出した。
2025年を境に磁気テープの記録をルーティンでデジタル化することが困難になり、記録映像の消失リスクが高まるという。

元々、磁気テープの寿命は一般的に20〜30年とされており、登場から30〜50年以上が経過したテープは、磁性層の劣化、カビや湿気による損傷、プラスチック部品の摩耗・劣化、さらには「スティッキーシェッド症候群(粘着症)」により、再生品質の低下や再生不能になるリスクが非常に高くなる。

それに併せて、VHSデッキなどの再生機器はすでに生産終了となっており、修理用部品や技術者も少なくなり、再生環境を確保すること自体が困難なため、テープのデジタル化(デジタイズ)を依頼するにも対応できる機関が減少していくことは予想できる。

このキムズビデオのコレクションには、ビデオでしか映像化されていない商品が沢山あるのだご、権利者が判明しないのでデジタル化ができないという問題を抱えることになる。
80年代の緩い時代だからこそ、多少の違法も映画愛の前にお目こぼしして集められたコレクション群。
今の時代にリブートする難しさ、その為のコストを考えると悩ましい。。。
著作などの権利放棄時間までビデオテープは待ってくれないのね。

実家のビデオ達も、日本家屋という湿度最悪のところに置かれているので、きっとカビちゃってそうだなぁ、、、
(;´・ω・)

以下内容に関して、、、長くなってきたのでnoteに
https://note.com/chinaco_cinema/n/n169d27fb198e?sub_rt=share_sb
4.0
『映画の亡霊たちに捧げる』

町山智浩さんなど、アメリカカルチャーにも詳しい方々が、以前からよく話題にしていた”キムズビデオ”。当然、このドキュメンタリーもイチオシだったので、B級味を感じつつも、見に行ってきました。

結果・・・・、ビックリするぐらい面白かった!
内容的に、絶対にネタバレなしで見たほうがいいと思うので、以下、簡単な紹介にて。


■ ドキュメンタリーの構成
・90分弱という短い時間で、キムズ・ビデオの歴史紹介から、店舗にあった膨大なビデオコレクションがたどった数奇な運命、その後の驚くべき展開を語る。

・監督・脚本は、ヴィッド・レドモン(David Redmon)とアシュリー・サビン(Ashley Sabin)による共同作品。日本公開されているものはほぼないものの、ドキュメンタリーに定評のある監督さん

・雰囲気は、「ボーリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーアのように、監督自らがカメラを持って現場に突撃していくもので、そういう意味では、ドキュメンタリーというよりも、現場突撃レポートのような感じ。


■ 映画の紹介(ネタバレなし)
□ レンタルビデオ店”キムズ・ビデオ”の歴史
・1987年、韓国から米国に渡った映画好きのヨンマン・キムが、映画マニアのためのレンタル店、キムズ・ビデオを開店。『無いビデオはない』というほどの品揃えでマニアに受け、NYで最大6店舗まで拡大

・配信プラットフォームの登場により、業績は悪化し、2008年に全店舗を閉鎖、『大切に保管する』、『元会員であればアクセスできるようにする』 などの条件のもと、引き受け手を募集したところ、とある名作にもゆかりのある驚くべきオファーを受け、ビデオたちは海を渡っていくことに。

□ 膨大なビデオコレクションの数奇な運命
・最大55,000本とも言われる膨大なコレクションですが、約束は守られず、可哀想な状態に置かれることになってしまう。

・監督であるヴィッド・レドモンは、『どうしても気になって仕方がない』という思いに駆られ、キムズ・ビデオの元従業員に取材を開始。その後、導かれるままに、驚きの展開を迎えていくことになります。
(このあたりまでで、まだ半分進んでない感じです)


■ 感想(ネタバレなし)
冷静に考えるとこれはドキュメンタリーではないとは思いますが、私自身、過去長い間レンタルビデオ店で働いていたこともあり、監督の気持ちに共感できるドキュメンタリーでした。

アメリカカルチャーの歴史を紹介する客観的なところから、監督自身の主観や思いで勝手に転がっていき、後半はすでにジャンルも変わってしまうという、驚きの展開。ジャンルが難しいところですが、軽いテーマでもあるので、面白ければいいやんとも思います。

まだDVDもないVHSテープ時代の懐かしい話題もたくさんあり、久しぶりにパンフレットを購入。JUNK HEADばりに分厚い充実した内容で、夏休みの楽しみができました!


以下、少しだけネタバレ感想
























なさに、”ゴンゾな作品”でした。
ゴンゾとはジャーナリズム用語で、監督自身が物語に飛び込み、自らが登場人物の一人になってしまうという、スタイルであり、ジャンル。

コレクションを引き受けたのが、「ゴッド・ファーザー」の舞台、シチリア島のコルレオーネから直線距離で50キロしか離れていないサレーミという小さな町であったことも驚きでしたが、

取材として訪れた監督が勝手に中に入り、警報が鳴って捕まりそうになるところあたりから、あれ?これドキュメンタリーだったっけ、となり、頭が混乱。しかもシチリア島での登場人物が、ゴッド・ファーザーレベルで怪しく、後半はコメディ映画を見ているように楽しめた作品でした。

マイケル・ムーアのように、後半からは自ら登場する勢いでしたが、結局登場せず。興味を持って調べたののですが、プロフィールは非公開の方らしく、詳しいことは分からず。

ただ、編集のテンポの速さや、先日の国内ドキュメンタリー作品「選挙と鬱」のように、ファミコン時代のピコピコ音とゲームを模した編集から、まだ若い方なのかなと思いました。今後注目していきたいです!
3.2
ニューヨークで活気を製した伝説のレンタルビデオ屋"キムズビデオ"
閉店後、多くのビデオは何処に消えた!?
行方を追い求めた姿を描いたドキュメンタリー


たまたま目にした予告編
レンタルビデオ世代にお世話になった映画ファンには何ともたまらない魅力的な作品、観に飛んで行きました

受け入れ先で陽の目を見ることなくいたビデオテープ達

もう一度、光を!!
映画好きがこぞって奮闘する姿には胸が熱くなりました

途中、これは作ってるでしょ?と思えるシーンもあり、ちょっぴり興醒めも否めず

コーエン兄弟はキムズビデオで600ドルの延滞金が貯まっています

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