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バイオレント・ネイチャーの作品紹介

バイオレント・ネイチャーのあらすじ

深い森の奥、朽ちた火の見やぐらに横たわるのは、60年前の凄惨な事件に起因する怨念の亡骸──ジョニー。その死体とともに封印されていたペンダントがある日、何者かの手によって持ち去られる。やがてジョニーは奪われた遺物を取り戻すべく蘇り、若者たちに標的を定める。不死のゴーレムと化した彼は、冷酷かつ静かに殺戮を遂行していく。だが、その怒りは彼らにとどまらない。ジョニーの行く手を阻むすべての存在に、“死”という名の償いがもたらされる──。

バイオレント・ネイチャーの監督

クリス・ナッシュ

原題
In A Violent Nature
公式サイト
https://violent-nature.com/
製作年
2024年
製作国
カナダ
上映時間
94分
ジャンル
ホラーバイオレンススリラー
配給会社
アルバトロス・フィルム

『バイオレント・ネイチャー』に投稿された感想・評価

izu
3.8
以前より未公開界隈を騒がせていた異例のスラッシャー映画。

(ほぼ)全編’’殺人鬼の視点’’から物語が進行し、被害者となる若者らがキャンプしてワーワーして、夜に「このへんに昔...」みたいな話をしている中、殺人鬼はどうやって彼らに接近したり、その後もどうやって彼らを付け回し殺害に至ったのか、その全てが描かれる。
その為、ああいったスラッシャー映画の裏側では「何が起こっていたのか」みたいな、舞台裏を覗いているような楽しさもある。

この内容を殺人鬼の背の追従(長回し)によって撮影していることから、「タル・ベーラが撮った13日の金曜日」と言われていたりもする。
殺人鬼が彼らに徐々に迫って行く恐怖と死の接近を感じさせる長回しは、殺人鬼がただ森を歩いているだけなのに没入感が凄まじく、森を歩いている’’だけ’’なのに観ていてとても楽しい反面、かなり淡々としているうえセリフなどもないので退屈する人は退屈すると思う。

手法としてはかなり新鮮かつ映画としての品質も高いながら、ゴア描写に一切の手抜き無しでビックリ。
この映画のゴアシーンについては絶対にネタバレ厳禁、知らずに観た方が良い。ヨガやってる女性の殺害シーン、あまりにも残虐(最高)。

ただ、’’殺人鬼の視点’’に一貫しているわけではなく、所々若者らの視点に切り替わってしまうのは徹底していないことを感じてしまって残念。どうせなら若者らに何かを言わせ思わせることなく殺し進めて欲しかった。

「タル・ベーラの撮った13日の金曜日」と言われるわりには、長回しの利用方法がその場その場の繋ぎでしかなく、タル・ベーラのような空間の拡張だったり虚無を羅列する事は殆どなかったのでタル・ベーラと言うには違うかなとは感じた。

何年も昔から擦られに擦られ続けているこのスラッシャー映画という流れを全て引用しつつ、技法を用いて「新しい映画」を作り出したクリス・ナッシュの名前は覚えたい。久々にシビれる未公開ホラーだった。

視聴 2025年6月16日
※試写で拝見しました!

『バイオレント・ネイチャー』
掘り出し物ホラー!自分は好きです!
カナダ発のスラッシャー映画で、現代の『13日の金曜日』って呼びたくなる一作。

舞台は深い森。60年前に起きた事件の怨念でモンスター化したジョニーが、その封印とともに失われたペンダントを取り戻すために蘇る──その目的のため、森でキャンプしていた若者たちを静かに、残酷に殺戮していく。面白いのが、我々視聴者は殺人鬼ジョニーを背後から見守る視点で見ている。カメラは歩く彼の背中を淡々と追い、音楽を排した自然音だけが響く。緊張感は静謐さの中からじわじわ湧き上がる。

一番好きなシーンは、
「ヨガを手伝ってあげて?殺す」というところ。あまりにパワフルで衝撃的でアートで、グロすぎて思わず笑ってしまうww

そしてラスト15分、完全に予想外の展開で賛否が分かれそうだけど、自分は完全にアリだと思った。新しくて見たことのない終わり方で、だからこそ強く胸に残る。

この作品はホラー好きなら絶対見てほしい。
まだまだスラッシャー映画には可能性がありますよ!


※公開前のため、評価(星)つけてません。公開後につけます!
【56しの方法にセンスが光る無口なシリアルキラー】
独特の定点ショットや長回しの多用。
視点への強いこだわりを感じる。
これはベーラ監督的というよりもカーゲル監督の「アングスト/不安(1983)」のカメラワークに近いと思った。
イマジナリーラインを滅茶苦茶に壊しているから。
そのせいで距離感や今いる場所が何処なのかが上手く掴めず違和感を感じる方が多くいらっしゃるのかなと。

静かな森で蘇った怨霊ゾンビ的な謎の存在ジョニーが淡々とブルータルな56しを繰り返すので『アンビエント・スラッシャー』という呼び名はぴったりだと思うが流石に『タル・ベーラが撮った13日の金曜日』は違うと感じたので最初にこの言葉を放った方はベーラ監督に謝ってほしいなと思いました。

WEBで見たベーラ監督を引き合いに出すズレたキャッチフレーズにモヤモヤしていた所、あるフォロイーさんが"タル・ベーラをやりたかったガス・ヴァン・サント(『ラストデイズ』『ジェリー』『エレファント』)の手法でスラッシャー映画を撮るクリス・ナッシュ"と言語化していらっしゃって余りにも的確すぎて脳内で拍手喝采!

まずペンダントを盗んだら蘇る殺人鬼という適当すぎる設定が好き。
車のキーホルダーに興味津々なところもベタなギャップ萌え狙っててたまらん♡♡
殺人鬼ジョニーたんはぶら下がり系のアクセサリーがお好きなのかしら?

ついでにジョニーたんがひと言も喋らないのが不気味さマシマシで良いし、グロゴア描写をCGではなくちゃんとアナログ特殊メイクで見せ付けてくるのが素晴らしかったです。
ラストカットの不穏な美しさもかなり好み♡

有りそうで無いバリエーションが豊かな56し方が最早コメディに見えた。
特に4体を投げ付けてガラスを割ったり金髪美女をエクストリームヨガのポーズに姿勢矯正してあげたり岩で頭部粉砕のくだりは爆笑を通り越して感動した最高ー!!
ギャグセンを発揮しつつしっかりと冷酷に仕事をこなしてくださるのでスラッシャー映画として良作だと思いました。

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