
自分の存在の希薄さを感じながら生きている光莉。ある日、ふとしたきっかけで1枚の写真に心惹かれた光莉は、その写真を撮った人物に自分のポートレイト写真を撮ってくれないかとメールで依頼する。光莉の元に返ってきた返信は「人物の写真は撮った事がありません。あと。僕は、耳が聴こえません。なので、喋ることもできません。うまくコミュニケーションが取れないと思います。それでもよければ・・・」風景写真家である真斗からのメッセージ。真斗は失聴者だった。 光莉と真斗、それぞれを取り巻く人間関係が少しずつ影響を与えあい、そして脆く崩れていく。自然の美しさと対比されるように描かれていく人間模様。 『莉』は単独ではほとんど意味を持たない。 他と結びつくことで初めて意味を持つ。
神崎(野村⼀瑛)は何か思い詰めた表情で、街へ出かける。タクシーが捕まらず、背中を丸め道端に座り込んでいると車道越しにひったくり現場を目撃。⼀心不乱に走り出した神崎は、ひったくりをしていた山…
>>続きを読む吉村茂と鈴木信二は幼い頃からの親友同士。高校3年の夏、そろそろ卒業後の進路を決める時期。茂はひとつ年下の菊地春代に、真二は中学で一緒だった寺島瞳に片想いしていた。ある日、茂は瞳に真二のこと…
>>続きを読む高校生の澄子(福永朱梨)はある日橋から身を投げた。しかし、死ねずに生還してしまった。数ヶ月ぶりに学校に戻ってきた澄子は、幼馴染の秀明(金井浩人)を執拗に脅迫し始める。身を投げる原因を作った…
>>続きを読む月島春は、パートナーの連れ子・蘭がカナダに留学し、言い知れぬ寂しさを抱えていた。そんな時、公園で記憶を失くした青年と出会う。過去に流産も経験している春は、その青年を神からの贈り物と信じ、今…
>>続きを読む渋谷真白は、生まれてからこれまで、家族と共に富山で暮らしている。真白には、ごく軽度の知的障害がある。見た目にはそれとわからないが、精神年齢は十歳程度で、日常生活に支障はなく、知らない人から…
>>続きを読む事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東…
>>続きを読む“魚の目に水見えず人の目に空見えず” そこにあるがゆえに、目の前のものは見えない。優等生の殻をかぶり自分の本心を出せない怜奈。先生と逢瀬を重ねる自由奔放な海。振り向かない幼馴染にシャッター…
>>続きを読む東京で⺠泊を営む李⾵(朱賀)は、近所で個展を開いていた画家の王洋(王⼀博)と出会う。李⾵は、王洋に⺠泊で絵を飾ることと接客の⼿伝いを提案し、⼆⼈の同居⽣活が始まる。季節が過ぎたある⽇、王洋…
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