銀幕短評(#783)
「悠優の君へ」
2023年、日本。58分。
総合評価 77点。
これは 完全な映画ではありませんね。シナリオに弱いところがあるし、演者の少女たちふたり(高校生)もそれほど…
やさしい映画だった。
いくらでももっと過激な内容にできる題材だけど、こういう柔らかい表現もありだと思った。
あんなふうに、自分を受け止めてくれる人間が1人でもいたら、少しでも生きていられる時間がのび…
5月10日はテレビ朝日系列のクイズ番組
「ヒラメキ大作戦」の初回が放送された日です!(1981年)
その44周年という節目(中途半端)を祝うべく
出演者の山本伸吾さんに敬意を表しつつ
宮川眞…
普通ってなんだろう
「助けて」
やっと言えたのは
心の傍にいてくれる人がいたから
「助ける」事が自分のためだとしても
自分のためが相手を救うことだってある
気付いてくれてありがとう
見つけてく…
生きづらさを抱える女の子が強迫症を抱える女の子と出会うお話。
自分も精神障害を持っているので他人事ではないように感じた。
今は昔に比べると障害や精神疾患などを人に話しやすくなった時代だと思う。
…
監督の実体験がもとになっている。強迫症は若い人メインで100人に2・3人の確率でいるようだが、例を見ると…自分も少しそんな時期あったような!(大昔)
マイノリティーの問題を扱う映画は作られるべきだ…
優乃は普通の高校生を演じながらひとり強迫症に悩まされていた。そんな彼女が抱える苦しみを窓から覗いていたのはもうひとりの私だった。
当事者である監督が強迫症をより多くの人に知ってもらいたいという思い…
まず、小学生の頃に自分も “ 強迫症 ” になっていたのだと、改めて実感した。例えばトイレのスリッパを揃えるのに少しズレると落ち着かず何回も直してしまったり、ちょっとしたミスでも相手に謝らないと一生…
>>続きを読むひとりで過ごす高校生の悠(はる)と強迫性障害を持っていてひたすら手を洗い続ける優乃(ゆうの)。
詳しい背景はわからず、そんなふたりの出会いから日常を切り取ったような映画だけど、お互いがただ寄り添い…
© 2023「悠優の君へ」製作チーム