うそつき、べったら漬け！
このスルメイカ！
母ちゃんのパイちゃんに触るな！！

そんな広川節満載とのことでしたので、まずは珍しく吹替鑑賞♪

広川太一郎氏の楽しすぎるアドリブと、ジーン・ワイルダーのダンスが炸裂したドタバタコメディでした☆

ドタバタし過ぎで、事件や推理はどこかへ飛んで行きましたけどww



1891年。
イギリス外務大臣レッドクリフ卿に託された女王の文書が盗まれる。

名探偵シャーロック・ホームズは不在の為、事件は弟シガーソン(ジーン・ワイルダー)に任されることに。

一度聞いたことは全て覚えてしまうサッカー刑事と、嘘つき美人踊り子ジェニーと共に、シガーソンは事件を追う。

そして黒幕が、24分に1つ悪事を思い付いてしまうモリアーティ教授と突き止めるが……



ちまちま小ネタをはさみ、歌って踊って笑わせる♪
しかも、歌が滅茶苦茶上手い!!!
本人達も吹替の声優さん達も、素晴らしかった～

1人1人キャラも濃くて、特にモリアーティは突っ込み所満載(笑)
チビだし、割り算出来ないし、大体24分に1つ悪事を思い付くってなんだww

嘘つきまくりのジェニーは、アイリーンを突き詰めたキャラなんだろうなぁ～
とってもキュートなのだけど、性格に難あり過ぎ(笑)

小ネタが大量でストーリィを忘れてしまい、もはや敵も真実もどうでも良くなってしまうコメディ♪

広川節にピン！ときた方には、是非吹替でご覧頂きたい逸品です☆

広川太一郎さんのお声を聞きたくなりまして久しぶりの鑑賞です。

1975年の作品なんですけど、本邦では1977年11月にやっと公開されたんですよね😮‍💨
ナビオ阪急になる前の梅田スカラ座さんでミムジー・ファーマーの『危険旅行』と２本立て公開され、その際に鑑賞しました。
当時はもちろん字幕での鑑賞でした。

広川太一郎さんと熊倉一雄さん、ベテランお二人のかけあいにゲラゲラ笑ってしまいました🤣

マデリーン・カーンの天地総子さんも良かった。

カンガルーダンスがジーン・ワイルダー的ギャグで呆れながらも笑ってしまいます🤣

メル・ブルックス組のジョン・モリスの音楽もどの作品も素晴らしいんですよね😊

「ヤング･フランケンシュタイン」に続くジーン･広川太一郎･ワイルダーとマーティ･熊倉一雄･フェルドマンの黄金コンビによる、コメディ映画の傑作でありながら吹替洋画の傑作でもあります。
広川太一郎とホームズの相性は言わずもがな、すっとぼけたダジャレとギャグをしっかりと堪能できます。

個人的には僕の最古の洋画体験の一つであるため、5点満点の大切な作品です。