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『こだまは呼んでいる』に投稿された感想・評価

激しい風雨とガタガタ道で4DX向きのバス映画。贈り物の靴を投げて渡す靴ドンに胸キュン。@ラピュタ阿佐ヶ谷
『こだまは呼んでいる』(3.3p)及び『男ありき』(3.4p)『赤線基地』(3.4p)

 黒澤明と同年輩で、東宝入社同期前後の、親しい友人関係だった3人(実は黒澤~丸山の仲については全く知らない)の、徴兵を逃れていち早く監督デビューし、作家色驀進の黒澤の、脇で本来の東宝色をより固めていった、らしい軌跡を感じさせる3本。
 『こだま~』。まるで、名作『有りがたうさん』を彷彿させ、かつ、よりシャープに、山梨の山奥村らへの、買物代行物届け兼ねた定期バスの運行·車窓·体技リアル·光景を見せつける、序盤·終盤は目を剥くが、一般の町なり村なりのコミュニティ描写は、喜劇系の役者を舞台無視に使い(を余儀なくされ)、結婚の選択に「冬彦さん」ばりのマザコンを持ってきて、舵を切り直す、というかなり凡庸な手立てのものになってく。序盤等の仰俯瞰·ロー·それをかましてのどんでん·能動縦移動、そして臨場感と美の力強く半端ない(大)L(真·俯瞰)や(スクリーンプロセス併用の)バス内·運転主観·ガイド身体張出し·車窓や見下し谷崖、から、役者や定型ドラマや団欒形·屋外バス見え(縦図)·特異風俗紹介·雄大寂寥光景の詰合せとなる。
 諏訪辺かの列車駅から山奥の村への往復定期バスの、戦争·抑留体験も尾を引き30台半ば未婚の「安定·変化無しが大事」と口うるさいやり手運転手と、村の床屋の実家が東京行き許さず·継ぐよりはバス車掌にと、前者とコンビ3年鍛えられきた一方「繰返しに飽きて」きてる娘。町の格式高い家の息子にみそめられ、一躍·人も羨むシンデレラとなるが、式前の見習い中、家風や権威従いだけで、個人の主体なしの人形実感と、たまたまの豪雨中妊婦運びの彼のバスの、車掌代役となり、主体的な手を取りあっての「達成·充実」感を、味わい本当の恋すべき相手·伴侶を見出す。
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 『男ありて』。20世紀後半に観て以来久しぶりで『こだま~』を観たついでの作品だが、斎場の煙突から上がる煙を見上ぐ切返しの角度と表情の捉えの強靭さ、試合後·皆と湧立つ球団代表への退職届の差出し(「新進へ」「あれが死んだ時·決意済み」)、妻の墓標前でのひとり嗚咽(「これから毎日1時間は共に。孝行したい時に、とは言うが。未だ、家に帰ると母さんとビール、がと。が、野球で我慢は覚え、まだ老け込まん」)は、志村一世一代の名演といいたい手応えはちと凄い。試合中の軽いズームやキャッチャーフライ見上げ追いのクイックさ·らはあれど、基本パンやフォローに移動は留め、90°変やどんでん·切返し·トゥショットのやや斜め増えてくも正対ベースの張り詰め·軽さなく·かつ引き締まったスタイル、と丸山演出(何か作る時のペンネーム的なものの姓の下の名はこの人から個人的に勝手に拝借してる)も、力量が漲る静謐超えが光る。只、本やのプロ野球や野球ルールの理解度はよく分からない。終盤に限っても、控えキャッチャー不在、監督の選手登録何時の間に? 等、幾ら戦後混乱期?でも、プロ野球は草野球並みでやってたのか。
 ここに来て連敗が続き、4位が最下位転落危機、野球史を作ってきた50代名監督も今シーズン限りのピンチ。仕事中心身勝手さに子らも離れ、選手の自由意見帳に、下宿させてる新人左腕がそれを指摘し、また、彼がサイン無視で独断専行を選び、結果連敗脱出に成功すると、彼を干す。娘との懇意さへも苛立ってた。そして更に荒れて、タッチプレー抗議の暴力で退場·出場停止に。がその間、構ってやれなかった妻を食事等に誘ってるうち、裁定逆転連絡。「野球ダケ」人間に戻り、妻の急死·葬儀にも試合を優先させるが。
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 『赤線~』は、題材に米軍基地をストレートに持ってきた大胆作で、ちと驚くが、作者もその現実に目を丸くしてるに留まり、表現や映画でそれを叩き台にして、高い次元に向かう事までは考えていない。
 「そっちの方のキャンプ勤めの娘には、生娘はいないと言われてる。本人がその気でも、家に迎えるわけには行かない」「そんな(風に言れるようになる)事は、進駐軍がやって来てから分かってたことじゃないか。そっちは、基地からも遠く田畑も家もそのままだが、こっちは全て基地として接収されだんだ。基地のガール(パンパンやオンリー)を住まわせるのも、我々にはその家賃が貴重だから」例によって、バスの窓からの車窓や内外の動きのタイミング併せ、基地の街のセットや家族団欒か会議への·上下や横へのカメラ移動、家内のツバメだかの動きの操演、多数キャラのメイクや衣装含めてのメリハリ対比、そういった明確さ、ビジュアルは、確かにハツラツした描写力はあるし、題材の直接的インパクトは凄いが、それが個人を変えてゆく度合いや捻れエネルギーはそう感じられない。
 主人公が長い抑留経て、奇跡的に日本に復員すると、富士の見える故郷は、米軍に接収され、代替家だけは与えられるも、収入や生活も支配関係に依存した、風紀も周りから疎んじられるものに変容している。批判的·訝しく思うも、家族の今の曲がりなりにもの安定崩さぬ為にまた、そこを離れる間に、世間の偏見に立ち向かう妹と親友の夫婦約束、間貸ししてたオンリーの自立·この地出発らも、果たされてはゆく。
くずみ

くずみの感想・評価

3.5
解せぬ。チョンガーのナベさん、いっちゃんいい男ではないか。独身だからって皆扱いがぞんざいすぎる。
池部良の、ポンポンとたたみかけても裏のない、東京っ子らしい口調がいい感じ。よく通る声の雪村いづみは、働きものの可愛い車掌さん。この二人のバスに乗ってニヤニヤしたい。それにしても大変そうな山道だ。
名脇役とコメディアン多数。

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