らくだ

シャイニングのらくだのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
4.0
ジャケット写真のジャック・ニコルソンの顔がインターネットミームに染まって「なんだか面白げなもの」と化してしまってはいるんですけど、実際作中でこのシーンを観るとあまりの怖さにビビり散らかしますよね。

主人公(??)のジャックがあちこちで観まくる不可解で気持ち悪い幻覚とか、タイプライターで打たれたものすごい量の狂文とか、じわじわとおかしくなっていく様子とどんどんくたびれていく顔、その狂気に染まった表情(特に笑顔がヤバすぎる)や話し方など、こっちが観てるだけで精神を消耗していくような、「ビビり散らかす」系のホラーとはまた違った恐怖を感じます。

作中に出てくるおびただしい量の幻覚ですが、その原因というか根拠はほとんど説明されていないのですが、原作では説明されてるのかな…
何一つ説明されないということでそれはそれで別の不気味さ、居心地の悪さを感じて趣深いです。体の腐ったおばさん怖すぎる
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