ボルドーに囚われた女を配信している動画配信サービス

『ボルドーに囚われた女』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

ボルドーに囚われた女
動画配信は2025年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

ボルドーに囚われた女が配信されているサービス一覧

ボルドーに囚われた女が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『ボルドーに囚われた女』に投稿された感想・評価

Omizu
3.9
【第77回カンヌ映画祭 監督週間出品】
『サターン・ボウリング』の公開が迫るパトリシア・マズィ監督作品。カンヌ映画祭監督週間に出品された。主演はイザベル・ユペールとアフシア・エルジ。

ともに夫が刑務所に入っている二人の女性、ひょんなことから同居を始めるが…という物語。

女性の友情ものでも愛情ものでもない、非常に奇妙な作品だった。医師の妻で元バレリーナのアルマ、貧困層のミナ、二人の同居生活と関係の崩壊を軽やかに描いている。

マズィ監督は女性同士の関係性を美化せずにありのままに描いている。階級の違う二人が友情を育み崩壊していく。それを軽やかな演出とびっくりするほど厳しい視線で描く。

いわゆる階級ものとするには何か違う。二人の人間性はどこか似ている。夫との向き合い方にもそれは表われている。

似ているだけでは簡単に友だちになれはしない。似ているからこそ決別しなければならなかったのだ。人間というものの勝手さ、愚かさを皮肉ったような一作。

流石の軽妙さで金持ちマダムを演じたイザベル・ユペール、監督作がカンヌで受賞を果たしたアフシア・エルジ、どちらもフランス映画界に今重要な存在というのが面白い。簡単なものの見方を拒否するような新鮮な映画だった。
菩薩
3.5
立場を同じくする女同士の温かな横のつながり、と言うわけにもいかず徐々に露呈し開き続けていく縦の格差。ユペがユペらしい役をやっているのは非常に良いのだが、必要以上に面白くなる事は無くボルドーと言う土地に囚われる女達はそれぞれの解放の旅に向かい車を走らせる事になる。飼い犬に手を…と言うより飼い猫に引っ掻かかれるかの如く恩は容易く仇となって返って来るが、これが新しい飼い猫よとばかりにブルジョワ友達に開示して見せるユペの無神経さはやはり流石なもんである。飄々とした中に孤独を潜ませる役をやらせたらユペの右に出る者はいないと改めて思う、ごねとくを許さない受付のお姉やんの力強さは個人的な見習いたいところ。運転中のオーラルセックスは法律で禁じた方がいい。
致し方なく恩を仇で返すお話。ユペール様はブルジョワで、判事とかに顔も効きそうだから、相談とかできないのかと思うけれど、貧困の最中にいる者にはその発想も浮かばないだろう。
冒頭がクライマックスに再度登場するのは、刑務所で夫に侮辱を受けたユペール様の荒んだ心を観たあとだから、良い構成。そんな屈辱の後に、若い女から安い計算でたぶらかそうとされたのだから、腹を立てるのもわかる。そういう脚本は組み立てがわかりやすい。
ブルジョワマダムでも大型免許を持ってると、いざというときにトラックが運転出来て便利。

『ボルドーに囚われた女』に似ている作品

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター

上映日:

2023年09月15日

製作国・地域:

上映時間:

110分

ジャンル:

配給:

  • ムヴィオラ
3.4

あらすじ

アリスは有名な舞台女優で、ルイは詩人。アリスは演出家の夫との間に一人息子がいて、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。二人はもうずっと憎みあい、顔も合わせていない。そんな二人が両親の事故…

>>続きを読む

二十歳の息子

上映日:

2023年02月11日

製作国・地域:

上映時間:

86分
3.6

あらすじ

児童養護施設等の子どもたちの自立支援団体で働く網谷勇気(40)。ゲイである勇気は、様々なマイノリティのための団体を立ち上げ、講演会なども行っている。そんな彼がある時、幼少期より児童養護施設…

>>続きを読む

逃げた女

上映日:

2021年06月11日

製作国・地域:

上映時間:

77分

ジャンル:

3.6

あらすじ

5年間の結婚生活で一度も離れたことのなかった夫の出張中、初めてひとりになった主人公ガミ(キム・ミニ)は、ソウル郊外の3人の女友だちを訪ね、再会する。バツイチで面倒見のいい先輩ヨンスン、気楽…

>>続きを読む