沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇の作品情報・感想・評価

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇1995年製作の映画)

LA CEREMONIE

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.8

「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」に投稿された感想・評価

ゆべし

ゆべしの感想・評価

3.0
現代フランスの片田舎、ブルジョア一家と庶民それぞれの暮らしぶりを観察するだけでも楽しいドラマだった。殺人に至るまでのサスペンスもブルジョア一家は傲慢だけど恨み募らせるメイドと郵便局員も割とイカれてるよね、という両義的視点が良かった。シャブロルあまり観てないけど90年代も面白い。
一人暮らしのユペールが作るランチ:朝採りキノコをにんにくで炒めて塩コショウにパセリを少々、それだけのおかずに焼き立てバゲットと冷えた白ワインで頂く、フランスぽくて良いねー
ichita

ichitaの感想・評価

4.2
偽善と露悪。

謎多き主人公ソフィ。
そのソフィが住み込み家政婦として入ったブルジョワ一家の無自覚な上から目線や憐れみを隠しもしない言動が散見されて、序盤から妙にひっかかる。

そしてソフィが親しくなる一癖も二癖もある郵便局員ジャンヌ。演じるはイザベル・ユペール。
これがもう怪演!
「善行を施すわよ〜」と教会のボランティア活動。その勤しみ方が痛快。
何気に事情通の怪しさ。
紅茶ぶちまけシーンは忘れられない。


多分にディスレクシアであることや、父親との関係など一筋縄ではいかない人生だったことが窺えるソフィが、終盤軽々と越える一線とラストのラストがあまりにドラマチックで最高です。
最高最高最高最高最高。こんなに面白いエンディング他に無いだろ!
誰もいない部屋でひとりノートの鍵を開け、ベッドに突っ伏して泣く姿
悪意のない他人から向けられた言動で自分のコンプレックスを突きつけられて、殺意レベルの憎悪が生まれる。プス〜っていいながら小便ぶちまけるしかないよね
初シャブロル。ユペールがかなりヤバイ奴だった。教会の奉仕活動とか言って荒らしまくってたの最高。ケーブルテレビが最新のブルジョワの娯楽だった時代があったと思うとなんか感動してしまった。
部屋に打ち入る前の2人して黄色いカップでコーヒーを飲むところが最高。終盤までが少し長い
裕福なルリエーブル家に雇われた新しい家政婦の秘密とは…。名匠C・シャブロル監督がルース・レンデルの推理小説を映画化したサイコ・サスペンス。
無自覚な偽善者の家族と、善意の心が欠如した女たちに対して神が下した結論は無情。
新しい家政婦ソフィーと郵便局員の女ジャンヌ。煙草"ロワイヤル"。衛星放送付きテレビ。コルシカ島へバカンス。教会の奉仕活動。"善人には吐き気を催す。悪ではなく善い点が"(ニーチェ)。ギリシャ語で"ソフィー"は賢い。失語症。読めない女と盗み読みする女。モーツァルト作曲オペラ『ドン・ジョヴァンニ』。「証拠は何もない」
たくみ

たくみの感想・評価

3.6
ストーリー★★★☆☆
映像★★★★☆
演出★★★★☆
キャラクター★★★★☆
音楽★★★☆☆
AiRi

AiRiの感想・評価

4.0
イザベル・ユペール何だか若々しいね!?笑
二つ結びの髪やゆるふわパーマ…
服もミニスカートとか!

ストーリーが最初からずっと不穏な雰囲気で面白かった〜
描き方は一見淡々としているようで丁寧。
アッ…と察する部分が多いのもザワついて楽しい。
111分を長く感じず集中して鑑賞できたし良かった。

あと娘ちゃん役のヴィルジニー・ルドワイヤンも可愛かったなあ…
少しすれたようなエモさが魅力的。
フランス人女性って特徴的でみんな少し似てる…気だるい魅力…この作品の女性陣に関しては特にそう感じた。
th

thの感想・評価

3.0
全体的な雰囲気が好き。
主演の2人が可愛らしいが、幸せになって欲しかった。
ブルジョワ側の役者たちも良かった。
よ

よの感想・評価

-
家政婦とユペールが家の柵を越えるところ良い。
オペラからの殺人の録音した音声がただ流れるラストも良かった

家族の団欒のシーンは不和な感じを出す為にアップカットの構図を中心からずらしたって言ってたけどそんなに効果なくない?と思った。
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