ボルドーに囚われた女の作品情報・感想・評価

ボルドーに囚われた女2024年製作の映画)

La prisonnière de Bordeaux/Visiting Hours

製作国・地域:

上映時間:108分

ジャンル:

3.6

『ボルドーに囚われた女』に投稿された感想・評価

結局住む世界が違う、価値観が違う人ってわかり合えないものですよっていうのを嫌な感じで見せつけられる作品。
sho
-

まあまあ面白い。ブルジョア階級と労働者階級のシスターフッドが長く持つわけもなく、悪意なき嫌味が積もり結局友情は崩壊してしまうわけだが、ラストシーンが何とも爽快である。イザベル・ユペールは、相変わらず…

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菩薩
3.5

立場を同じくする女同士の温かな横のつながり、と言うわけにもいかず徐々に露呈し開き続けていく縦の格差。ユペがユペらしい役をやっているのは非常に良いのだが、必要以上に面白くなる事は無くボルドーと言う土地…

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4.0

面会の予約からプルジョワ階層が階層が違う人を招きいれる展開はどこか「素晴らしき放浪者」を思い出すのだけれど、とてもかっこいい映画でした。

そうした古典との対比構造を内包している作品なのかなとも感じ…

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このレビューはネタバレを含みます

あの絵画のポスター見覚えあるのに思い出せない!

ボルドーのある屋敷に一人で暮らすアルマと、郊外に住む若い母親ミナは、同じ刑務所に留置されている夫の不在を中心に生活を組み立てていた。夫たちの面会に訪…

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mam
3.4
このレビューはネタバレを含みます

ユペールかわいそ...。

だけど、刑務所の面会日を間違えて周りの迷惑考えず何とかしてと受付を困らせ、しまいには気分が悪いと倒れ込み救急車呼んでと駄々をこねるような女を、迎え入れ信頼するべきではなか…

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このレビューはネタバレを含みます

世代も階層も違う女性同士がある共通点から知り合う物語で…真の友情を築けそうで、結局は美談にはならないところに逆に激しく心を乱された。
ラストはふたりの女性それぞれが進もうとする姿をとても対照的に描い…

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emz
-

恩を仇で返すとはまさにこのことで、ミナみたいな女厄介すぎるが、アルマもアルマで癖あり金持ちお婆さん。
アルマ側からのナチュラル差別かわいそうだけどまあミナも最初っから地雷女っぷりがすごかったしなぁ

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3.0

半ばボケをかましたハイソマダムぶりを見せるイザベル・ユペール。大病院の洗濯室で黙々と働くアフシア・エルジ。この二人が刑務所で夫に面会するという一点を共有しつつも、心底交流することがないことは最初から…

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致し方なく恩を仇で返すお話。ユペール様はブルジョワで、判事とかに顔も効きそうだから、相談とかできないのかと思うけれど、貧困の最中にいる者にはその発想も浮かばないだろう。
冒頭がクライマックスに再度登…

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