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チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>

チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>の作品紹介

チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>のあらすじ

ネブラスカ州の小さな田舎町ガトリン。一人の少年に突如トウモロコシの神が舞い降り、彼は教祖となった。教祖は手下の子どもたちを率いてカルト化し町中の大人を惨殺、<後光のさす中、神は私の前にお立ちになった>と説いた。そんな子どもとトウモロコシしかいなくなったガトリンに、青年医師と恋人のカップルが迷い込む。

チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>の監督

フリッツ・カーシュ

原題
Children of the Corn
公式サイト
https://childrenofthecorn.jp
製作年
1984年
製作国
アメリカ
上映時間
93分
ジャンル
ホラー
配給会社
フリークスムービー

『チルドレン・オブ・ザ・コーン<4K>』に投稿された感想・評価

symax
3.5
それは3年前…ネブラスカ州の小さな田舎町ガトリン…広大なトウモロコシ畑…ある少年に《トウモロコシの神》が降臨し、教祖となった少年は子供たちを使って始めてしまう…そう、"大人狩り"だ…

…トウモロコシ畑の向こうにいるのは…

何も知らぬバートとヴィッキーは何かに導かれるようにガトリンに迷い込む…生贄になるとも知らずに…

"ザ・チャイルド"的な不条理ホラーにオカルト要素をぶち込んだ実にキングらしいゲスな表現で仕上げられた傑作短編が原作であります。

本作は"ナイトシフト"という短編集の中の一編で、日本では二分冊で出版されていました。

初めてこのキングの短編を読んだのは、私が中学生の頃で、非常に不気味で怖い話であった事を覚えています。

"キャリー"のヒットを受け、その後次から次へとキング作品が映画化されましたが、一部を除いて、そのほとんどが失敗作…という展開が続いていた頃の作品ではありますが、本作は割とキングらしい雰囲気を上手く醸し出している良作ではないかと思います。

小説とは違う結末は商業映画であるなら致し方がないというところか?

本作は日本では公開されず、ビデオスルーだったような…ですが、アメリカでは妙に人気があって8作くらいシリーズ化されていたような…

あんな短編からようもまたこんなポンポンと…

それを何故今、しかも4Kで…更にどさくさにまぎれて、2作目と3作目も連続公開とは…

いーじゃない〜

強くないリンダ・ハミルトンはちょっと新鮮かもしれません。

トウモロコシ畑の向こうにある何かを映画的に見せてしまっているところは残念なところ…小説は何かを感じさせるも全体像は見せなかったような…その代わり、もっと残虐な表現が実にキングらしい活字の表現で描かれていたような…もう、記憶が薄れてしまっているので、これを機会にキング作品を再読しようかと本屋に行きましたが…今は絶版なんですかね?

私は扶桑社から出ていた"深夜勤務"と"トウモロコシ畑の子供たち"を持っていたのですが…

実家にはあるはずなので探してみよう…
4.0
【怖いけどちょっと吹いちゃう😁】

トウモロコシは中南米原産のイネ科の植物で、米、小麦と並ぶ人間の三大主食のひとつだ。

「シャイニング」を映画化したスタンリー・キューブリックに対しても、こいつは恐怖を分かっていないと意を唱えたスティーヴン・キングは、様々な恐怖を表した作家だが、この映画から読み取れる恐怖とは何か考えてしまう。

まあ、ただ、終盤の盛り上がり(←トウモロコシ畑の土もね😛)を観て、ああやっぱりスティーヴン・キングだなあって、申し訳ないけど笑ってしまった。

この作品は3作品製作された「チルドレン・オブ・ザ ・コーン」シリーズの第一作目、つまり起点となる作品だ。

この作品が日本未公開だったため、この度のリマスターを機に3部作が順次公開されることになったらしい(※ 3番目だけ昔別タイトルで公開されていたらしいけど知らなかった)。

スティーヴン・キングの短編が原作だ。

(以下ネタバレ)

いきなり凄惨な場面で始まって、恐怖で人々を支配しようとする宗教を皮肉っているようなデフォルメ感満載のストーリーもスティーヴン・キングらしいように思える。
そして、予想外のチグハグで非合理的な行動の登場人物は定番で、やっぱりこれがなくちゃねみたいに感じる😛
真に怖いのはこうした普通に見えておかしげな行動を省みない人なのかもしれない。

実は、この一作目は、希望を持たせる終わり方で、それをスティーヴン・キングらしくないと感じる人もいるように思える。

ただ、次回作、次々回作へと希望が打ち砕かれるはずなのでご心配なく😁

毎年毎年変わらないトウモロコシ栽培で成り立っている地域の街で、毎年毎年、100年どころかそれ以上にわたって繰り返されてきた似たような日常。

その中で突然巻き起こる奇妙な変化と、それになすすべもなくあっという間に飲み込まれるという恐怖。

今更ながら、僕たちの社会がなすすべもなくSNSに飲み込まれ壊れたのもこんなことなのかもとか、もしかしたら、これからAI(人工知能)が人類を駆逐するなんてのは、こんな感じなのもしれないなんて考えてしまう。

今観て改めて考えさせられる作品かもしれない。
AOI_BJ
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『ターミネーター』シリーズでお馴染み、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンは、この時ブレイク直前。

スティーブン・キング原作の映画化8作目。
『デッドゾーン』、『クリスティーン』『クジョー』に続き、1年以内に公開された4本目のキング原作映画。

キングの短編小説「トウモロコシ畑の子供たち」が原作。
『シャイニング』(1980)と同様に、本作も原作者キングの思い通りにはならなかったよう。
ハル・ローチ・スタジオが映画化権を獲得し、最初はキング自身が脚本を書いていたものの、その脚本が映画向きではないと判断した制作側は、ジョージ・ゴールドスミスにリライトを以来したという経緯で爆誕した『チルドレン・オブ・ザ・コーン』である。

さらには、原作のクレジットの代わりに多額のギャラを要求したキング。
そのせいで予算がなくなり、ゴリゴリのB級映画に仕上がったわけです。

早朝から夕暮れまでの12時間を描く。
子供たちだけの、盲目的なコミュニティで繰り広げられる“大人狩り”。
80年代のB級だからチープではあるが、いま観ると新鮮で面白い。

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上映日:

2024年08月30日

製作国:

上映時間:

93分

ジャンル:

配給:

  • フリークスムービー
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