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境界なき土地
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『境界なき土地』に投稿された感想・評価

色彩が秀逸。赤ピンクが多めでとてもきれいだった。あと、マッチョな男にうんざりした娼館のおばちゃんが、ゲイと女同士みたいなパートナー関係築きたいのよ、という話が妙に共感した。

#TIFF 6日目 14本目
reb
3.2
「TIFF メキシコの巨匠アルトゥーロ・リプステイン特集」で鑑賞。
大農園主ドン・アレホに支配され、文明から取り残された小さな村にある寂れた売春宿。オカマのダンサー、マヌエラとその娘が営む売春宿には様々な人が集まるが、土地買収による立ち退きの圧力にさらされているその場所には破滅しか訪れない。

原作はチリの作家ホセ・ドノソの同名小説。
大地主と抑圧される庶民というラテンアメリカの構図で、ブニュエルが映画化を企画していたが叶わず、ブニュエルの助監督もしていたリプステインが本作を手がけることになったというのは納得。

オカマと娘との関係だが、昔ハポネサ(スペイン語で日本人という意味)というふくよかな娼婦が、オカマのマヌエラを誘惑して関係を持てたら売春宿をもらうという賭けをドン・アレホとし、その時にできたのが娘のハポネシータらしい。
このシーンもなんかエグかった。

登場人物たちは皆、先の見えないこの環境から救い出してくれる何かを求めて、醜く足掻いている。
原作はグロテスク・リアリズムらしいが、リプステイン監督の描き出した世界は、物悲しくて可笑しく切ない。

群像劇なので人間関係が分かりづらいところもあるので、ぜひ原作を読んでみたい。
ファスビンダー+ブニュエル。男は男らしくあるべきというマチズモに葛藤する男が、自分の中のゲイの部分を許しきれず、それをゲイへの暴力へ転嫁するという悲劇。Twitterの人は好きだと思う。

ラスト、夜道に真っ赤なドレスを着たコボが赤いトラックに追われる場面が怖すぎ。
ただリプスタインの他の映画と比べると棒立ち会話場面が多く、ちと退屈ではある。

地主の選挙当選パーリィでコボが踊る場面も酔ったオーディエンス達の悪ふざけがエスカレートしていき身ぐるみ剥がされるのだが、ここも怖い。ある意味アルトマン『ナッシュヴィル』のストリップ場面より上。

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