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何もかも狂ってやがる
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何もかも狂ってやがるの作品紹介

何もかも狂ってやがるのあらすじ

純心な少年の眼に映った大人の世界―それは何かが狂っている。不安、焦燥、そして理由のない反抗心が生まれる。必要以上に批判する大人たちに反抗する十代の世界。唯一の理解者を異性に求めて葛藤する異色青春ドラマ。

何もかも狂ってやがるの監督

若杉光夫

原題
製作年
1962年
製作国・地域
日本
上映時間
76分
ジャンル
ドラマ青春
配給会社
日活

『何もかも狂ってやがる』に投稿された感想・評価

2.5
今となってはあまりにもプロレタリアすぎて辟易させられる貧しい高校生のドラマ、特に結末は労働>学問というあまりにも左翼な構図になっていてちょっと恥ずかしい。

主役を担当しているのが後に声優麦人として有名になる寺田誠というのがレア、貧乏と格差に悩まされいつしか拗れていく青少年を生々しく好演している。また近所に住む憧れの人吉行和子を通して性への興味とそれを理想化しすぎて実現できない苛立ちが募っていくさまを描いているのがいいスパイスになっていて、童貞少年ならではの心境がリアルに伝わってきた。

そんな鬱屈した心を抱えたまま暴走してみんなから呆れられていく後半はいい加減にしてくれよと言いたくなってくるが、それは大人になってしまい上手く世を渡るコツを覚えてしまったからで青少年の時期に見ていればそれなりの感慨が得られたはず。ただそれ以前に時代錯誤なプロレタリアスタイルなストーリーに困惑していただろうけれど。

先生やPTAの関係者などの大人を露骨に権力に従順な人間として描いたり、主人公が大して親しくもない同級生に自分の答えをカンニングさせたり、あれだけ密かに欲情の対象としていた吉行和子との顛末がすごい雑に終わったりとストーリーに魅力がないのもマイナス。こんなこてこてな左翼な作品を担当した脚本家が10年後にはじまる日活ロマンポルノに参加しているというのも時代の流れというか皮肉というか。

最大の見所は佐野浅夫の美声と製作当時の東京の風景。
バチルス=バイキン。寺田誠。その後は声優で大活躍なんですね=麦人さん。ひどいやつらてんこ盛り。いちいち癇癪起こしたり捻くれたりしないで勉強がんばって…とつい母・高野由美の目線になってしまうが。あの団地と町屋あたり?佐野浅夫がギターぶっ壊される場所とか。さすが若杉監督ロケ撮影が素晴らしい。主人公が浜やんや川地民夫だったらまた雰囲気変わるんだろうけど、この役者の絶妙な地味さがなんともいえず良い。欲求不満でする不器用なダンスとか、電球でシャドーボクシングとか。信欣三を追っ払った後の吉行和子の部屋にあったふわふわの揺れるぬいぐるみみたいなやつ、あのシーンで気が散りすぎる。
3.0
〖1960年代映画:青春ドラマ:日活〗
1962年製作で、大人達の批判に反抗する十代の葛藤を描いた青春ドラマらしい⁉️
いつの時代も変わらないものは変わらないって作品でした。

2024年1,800本目