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君の声を聴かせて

君の声を聴かせての作品紹介

君の声を聴かせてのあらすじ

⼤学を卒業したもののやりたいことが⾒つからず、就職する気になれないヨンジュン(ホン・ギョン)。しかたなく両親が営む弁当屋の配達を⼿伝うことになった彼は、配達先のプールで⼿話を使って話すヨルム(ノ・ユンソ)に出会い、⼀⽬惚れする。⼤学時代に習った⼿話を駆使してなんとかヨルムに近づこうとするヨンジュンだが、ヨルムは聴覚障がい者の⽔泳グループに所属し、オリンピックを⽬指す妹ガウル(キム・ミンジュ)の夢を叶えるため、忙しい毎⽇を送っていて――。

君の声を聴かせての監督

チョ・ソンホ

原題
청설/Hear Me: Our Summer
公式サイト
https://kiminokoe.jp/
製作年
2024年
製作国・地域
韓国
上映時間
109分
ジャンル
恋愛
配給会社
日活、KDDI

『君の声を聴かせて』に投稿された感想・評価

ぶみ
4.0
君の声を聴きたくて、僕は君を追いかけた。

チョ・ソンホ監督、ホン・ギョン、ノ・ユンソ主演による韓国製作のドラマで、チェン・フェンフェン監督による台湾製作『聴説/Hear Me』のリメイク。
両親が営む弁当屋を手伝うこととなった青年が、配達先で出会った女性に一目惚れし、手話を通じて心を通わせていく姿を描く。
オリジナル版は未鑑賞。
主人公となる青年・ヨンジュンをギョン、彼が一目惚れする女性・ヨルムをユンソ、彼女の妹・ガウルをキム・ミンジュ、ヨンジュンの両親をヒョン・ボンシク、チョン・ヘヨンが演じているほか、チョン・ヨンジュ、コ・ギョンマン、アン・ミニョン等が登場。
物語は、大学卒業後、やりたいことが見つからずにフラフラしていたヨンジュンが、やむなく両親が営む弁当屋を手伝うこととなり、配達先のプールで手話を使って会話するヨルムと出会い、一瞬にして恋に落ちるという冒頭となっているため、面倒な描写は抜きにして、早々に本編に入る潔さを見せてくれている。
以降、大学時代に習った手話で、どうにかヨルムに近づこうとするヨンジュンの姿が中心となるのだが、その奮闘ぶりがなんとも微笑ましく、男性目線からすると、思わず応援したくなること間違いなし。
一方のヨルムは、聴覚障害者の水泳グループに入っている妹のガウルが、ゆくゆくは世界大会に出場することができるよう、アルバイトや勉強をしつつ彼女を支えるという忙しくも献身的な毎日を送っており、このヨンジュンとヨルムという対照的な2人が、いかに距離を縮めていくかが丁寧に綴られていたのは、あの頃を思い出させてくれるには十分な仕上がりで、この手の作品としては誰もが満足できるものとなっているのではなかろうか。
何より、2人のやりとりはスマホのメッセージか、手話となっているため、時折無音となるようなシーンもあり、作品としてメリハリが効いていた中、特にヨンジュンがヨルムとガウルを連れて大音響が鳴り響くクラブに連れて行った場面は、記憶に残る名シーンであったのに加え、ガウルが泳ぐ水泳大会では、何気にカメラがダイナミックに動いており、ここでも監督のキラリと光る手腕を感じた次第。
クルマ好きの視点からすると、ダイハツ・タントに似ているKIAが製造するトールワゴンのレイが一瞬登場していたのは見逃せないポイント。
近づいたと思えば離れたりといった2人の恋愛模様に、やりたいことが何なのか、自身の人生から逃げていないか、といった若者特有の葛藤が重すぎないタッチで軽やかに描かれており、辿り着いたラストは、これまた思わず唸ってしまうもので、英題のサブタイトルにもある『Our Summer』そのままに、夏の日々に描かれる物語に心清らかになったとともに、万が一、邦画リメイクがあるとするならば、一昔前なら主演2人に中尾明慶と吉高由里子あたりになりそうなところ、今なら、奥平大兼に當真あみ、そして妹には菊池日菜子か年齢が逆転してしまうが吉川愛をキャスティングしたい良作。

耳が聞こえても、話が通じないヤツが多い。
台湾映画『聴説(Hear Me)』(2009)の韓国版リメイク
リメイク元は、大阪アジアン映画祭2010で上映され、観客賞。未鑑賞のため、比較検証できず。

恋愛物語ではありますが、どちらかというと、姉と妹の家族の物語、聴覚障がいの方のドラマの方が強い。恋愛部分は、弁当屋で燻るカッコいいヨンジュンが、偶然プールで会った素敵女子に恋に落ちる以降は、基本、普通の恋愛物語で、いまいちドラマチックな展開がない。
ネタバレ厳禁の、作品全体に引かれた「秘密」があり、ラストに驚く展開が待っている。撮影は、リメイク元から時代を経ているので、かなり新しく、特に、プールでの水泳競技会のシーンのカメラワークは、一見の価値あり。撮影方法のバリエーションが増え、いろんな映像が観られるのは、嬉しい。
なんとかして、リメイク元が観たいところ。
2025年9月28日@MOVIX京都
4.0
2009年の台湾映画「聴説(Hear Me)」の韓国リメイク版。初めて人を好きになったあのときめき。優しさに溢れた初恋の青春物語を韓国若手注目俳優、ホン・ギョン、ノ・ユンソ、キム・ミンジュの3人が瑞々しく演じている。

手話を通して愛を育んでいく若い2人の恋の行方を爽やかな夏の日々と共に描いた青春ラブストーリー。終盤、思いもかけないどんでん返しが用意されていて秀逸な脚本だった。「コーダ あいのうた」を思い出す。

ヨンジュン(ホン・ギョン)は、大学を卒業したもののやりたいことが見つからず、就職する気になれずにいた。両親が営む弁当屋をしぶしぶ手伝うことになったある日、配達のため訪れたプールで手話で会話する女性ヨルム(ノ・ユンソ)に出会い一目惚れする。大学時代に習った手話を使って、どうにか彼女に近づこうとするヨンジュンだったが、ヨルムは、聴覚障害者の水泳グループに所属しオリンピックを目指す妹ガウル(キム・ミンジュ)の夢をかなえるため、多忙な日々を送っていた。

弁当屋を営むヨンジュンの両親。母はしっかり者で父はノー天気。対照的な2人だけど、ヨンジュンを心配して応援する優しさに溢れている。ヨンジュンのお父さんのキャラがあまりに面白くて和む。ヨルムとガウルの両親も聴覚障害者だけど前向きで幸せだと言う。妹ガウルは自分の世話に追われている姉の初めての恋を応援している。温かな家庭で育った3人の若者の真っ直ぐで優しい性格がスクリーンを通して伝わってくる。

手話は目を見て語りコミュニケーションを重ねる美しい言語だと感じた。ろう者の方が絶賛したというキャスト陣の手話演技が素晴らしい。爽やかな初恋物語をオリジナルの台湾作品ではどのように描かれているのか鑑賞したいと思った。

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