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ジジ
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『ジジ』に投稿された感想・評価

マイノリティが抱える不安や葛藤を、寓話的なユーモアのあるアプローチで表現しているショートアニメーション。

おそらく主人公の実体験に基づいた話で、同じような悩みを抱えている人からすれば、勇気をもらえるような素敵な筋書き。このような人がいてくれること自体、それだけで価値があるような気がしちゃう。

これは多様性とはまた別の話だけど、人間がみんな違うのなんて、それこそ当たり前のことだと思ってる。だからこそ、みんなが自分を押し付けるのではなく、人に優しくして、その結果として誰もが自然に生きていける社会がいい。
4.0
人魚の人生の話みたいな触れ込みだから開始早々当惑したが、自信を群れから逸れた/美しい存在というある種矛盾したアイデンティティの象徴たる"人魚"に、己のトランスジェンダー女性としてのアイデンティティを重ね合わせた至高のアニメーション。

2Dタッチの良い意味で落書きのようなアニメーションでありながら、とにかく美しく、真に迫るものがあった。ドキュメンタリーや自伝のような語り口で進む構成も◎。良い作品を観た🫶
【潮目】

MyFFF2025にて。

アメリカでは「トランプ2.0」がいよいよ始まりましたね~。
就任直後に100を超える大統領令にサインするなど、まさにスタートから猛ダッシュをかますトランプですが、その中でとても興味深い動きが「多様性プログラムやLGBTQ(性的少数者)の平等推進を掲げた前政権の大統領令の撤回」でした。

これ「今の流れと逆行してるんじゃ・・・」と危惧する声もあるかと思いきや、実はそうでもなくアメリカだけでも半数以上の国民が「ポリコレ疲れ」を訴えているという現実があるんですね。
なんなら「ポリコレ急先鋒のハリス」が負けた要因の一つとさえ言われてます。

僕は「(LGBTQを含む)多様性」という観点(価値観)は大切なことだと思っています。
ただ、そこに「押しつけ(強制力)」が伴った時点で、どうも胡散臭い「作られたムーブメント」を感じていたんですね。
そういう価値観自体は否定もしないし尊重だってするけど、昨今の風潮って「そこのけ、そこのけ、マイノリティが通る!」って感じで「マイノリティの人々も尊重しよう」という動きを飛び越え、「マイノリティを認めない人間は悪だ!」という二元論にまで行き着いてしまったんですね。

その結果、大企業では「人種・性的少数者の比率を35%に引き上げる」といったバカげた数値目標を掲げるという異様な状況があちこちで散見されるようになり、日本でも公衆浴場や公衆トイレではLGBTQの利用に関するトラブルが急増した挙句「ジェンダーレストイレ」なる名称(迷称)のトイレが作られるも、女性たちからは「その方がもっと怖い」という指摘を受けて、設置からわずか4か月であっさり廃止するという迷走ぶりを露呈する始末。

結局のところ、事の本質を理解していない短絡的な人たちが「ポリコレってやらなきゃマズいんだろ?」程度の発想で事を急ぐからこういうことになるんですね。

「LGBTQだから〇〇しろ」「LGBTQの人のために〇〇を用意しよう」

・・・だから?・・・ために?

何故その人たちのために何かを作らなきゃいけないんだろう?
いや、語弊があるな・・・
世界は「全てのマイノリティ」に対して「分け隔てなく」寛容に対応してくれるというのだろうか?
世界は「全てのマイノリティ」に対して「分け隔てなく」寛容に対応しなければならないのだろうか?

僕は左利きだけど、世の中の殆どのものが「右利き用」で成立していることを肌で感じている。
腕時計もテーブルマナーも英語の表記も国語の横書きも、なんなら鉛筆に横書きで印刷された文字なんかも(左手で鉛筆を持ってみるとその意味がわかると思います)。
この「不平等」は誰かが解決してくれるのだろうか?
・・・いや、実際のところ僕は別にそんなことを望んではいない。
生まれてからの50年、確かに「左利き」で不便に思った瞬間もあったけど、だからと言って世の中を変えてほしいなんて思ったことはない。
「そんなもんだ」と思いながら自分で工夫して生きてきたから。

(たかが利き手の話でしょ?私たちの問題と一緒にしないで欲しいわ)

それこそ彼らが「マジョリティ」と呼んで対立構造に落とし込んでしまったものと同じではないのか?
自分たちの居場所を作るために無理やり捻じ込むことで、結局そこからはじき出される人が出てしまう。
誰かを蹴落としてまで主張することが「認めさせる」ことの真意だとするならば、それに対する拒否、拒絶が生まれるのは当然だし、もしそうなら僕も断固拒否する。

僕は別にLGBTQもその他の多様性も否定はしていません。
でもわざわざ「私はLGBTQです。だから認めてください」っていうのは違うというだけ。
突き詰めれば10人の人間がいれば、その誰もが「多様性」の対象なんです。
自分と同じ人なんて一人もいない。
自分と違う人(=他人)を認めることが「多様性」だという、ただそれだけのことのはずなんです。
それはLGBTQかもしれないし、左利きかもしれない。
(そんな人もいるよね)
(そんな人がいたって良いよね)
だからと言って別に仲良くなる必要なんかないんです。
マジョリティ同士だって全ての人間が仲良しなわけでもないし。
ただ「わざわざ否定しなくてもいい」だけだと思うんです。
そこに「権利」とかを絡めてしまうからギクシャクするんです。

僕が言ってる事っておかしいのかな?

だからね、トランプ自体は嫌いなんだけど、この件も含めて彼が言っている事の中にはかなり的を射ているものもあって、それこそ今まで「知識人」「文化人」を気取った奴らが口にしなかったようなタブーを平気でブチ破ってくることころには一種の爽快感すらも感じます。

繰り返しますが、僕はLGBTQの方々を排除しようなんて意図は微塵もありません。
実際、友人にも一人いますし。
でも彼は特段僕らに何かを求めようともしませんし、寧ろ「普通に接してくれることが有難い」と言ってくれたこともありました。
それだけのことのはずなのに、何故世界はここまで暴走(迷走)したんだろうか・・・と呆れてしまう。

この物語に登場するGiGiも自分の性自認と実際の体の変化のギャップに苦しんでいました。
心は女性なのに、体はどんどん正反対の方向へ「離れて」いく。
鱗(ウロコ)やエラが発達していくという表現は、自分が自分じゃなくなっていくということ。
もちろん、本人の精神的な悩みが大きいというところは理解すべきことではあるんだけど、もしかしたら周りが彼や彼のような人々をどう受け入れるのかによっても、彼の心の中に「鱗」や「エラ」が発現しなくても済んだんじゃないだろうか・・って思うんですね。
「当たり前」って人によってその到達点や結論の出し方がホントに千差万別だと思うんです。
それを十把一絡げに「常識でしょ」「当たり前でしょ」と決めつけるから、そう思えない人は追い詰められていく。

人間である以上「和(輪)」はとても大切。
でも、生まれた瞬間の単位は「和」ではなく「個」のはずなんです、すべからく。
そして、その「個」の集合体が「和」であるということを忘れがちなんですよね。

だから「個」対「個」の関係性にあっての好き嫌いなら、僕は全然普通の感覚だと思うんです。
「たまたま嫌いになった人がLGBTQだった」ってだけなのに、急にどこかの偉い人から「LGBTQの人を嫌ってはいけません」なんて言われたって意味が分からないでしょ?
その人の趣向や性自認に関わらず、人間として嫌いなの!ってなったら、それは誰にも否定できないし強制される覚えもない。
ホント、ただそれだけの話。

繰り返しになるけど・・・
僕はそれでもやっぱりトランプは嫌いだけど、この件に関しては(やり方は強引だけど…)言いたいことは理解できるんだよなぁ・・・(み〇を)

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