演説の夜を配信している動画配信サービス

『演説の夜』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

演説の夜
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『演説の夜』に投稿された感想・評価

サミュエル・フラーが匿名で脚本を描いた最後の作品(ノー・クレジット)。反ナチスのブラック・コメディ。原題は「Margin for Error(誤りの余地)」。

開戦直前のニューヨーク。フィンケルシュタイン警察官は市長からドイツ領事館の警護を依頼される。ナチの警護などまっぴらだと拒否するも「アメリカの自由主義を教えてやれ」と説き伏せられる。ナチス信奉者のバウマー領事(オットー・プレミンジャー)とは最初から衝突するが、父親を人質に取られて領事と結婚した妻ソフィア(ジョーン・ベネット)やメイドのフリーダとは打ち解けていく。一方、領事の秘書マックスは本国への財務報告をさせてもらえず悩んでいた。実は領事はギャンブルに金を継ぎ込んでいて、本国でヒトラーが演説する夜に港の船を爆破し全てをやみ雲にしようと企てていたのだ。。。

個人的にコメディは苦手なのだが、戦時中プロパガンダとして作られた本作は刺激的で面白かった。プレミンジャー監督の悪役ドイツ人ぶりもハマっている。彼は亡命ユダヤ人でナイスを毛嫌いしていたが、だからこそ憎々しく演じることができたのだろう。「第十七捕虜収容所」(1953)でも同様の役を好演している。

ドイツ人が全員ナチスというわけではないとの視点はフラー監督ならでは。「戦火の傷跡」(1959)ではそのテーマを深堀している。
Jimmy
3.5
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞🎥
(勝手にサミュエル・フラー3本立ての1本目)

脚本サミュエル・フラーはノンクレジットで、オットー・プレミンジャー監督によるコメディタッチの映画🎥

第二次世界大戦直前のアメリカが舞台。
在米ドイツ領事(オットー・プレミンジャー)を警護するように上司から言われた警官は「ナチスの手先を護衛するなら警官を辞める」と言うが、説得されて領事の警護を行うはめになる。領事館へ行くと、床には「大きなナチスマーク」、領事館の人たちの挨拶は「ハイル、ヒットラー!」でウンザリする警官…(^^;
一方、この在米ドイツ領事は、ギャンブルで国費を使い込んでしまい、バレないように工夫している。しょうもない領事である🤣笑
しかし、領事の妻が、なんとジョーン・ベネット!……綺麗で見惚れる😍💕
アメリカの警官もジョーン・ベネットに好意を抱き……といったドラマ。

しかし、領事館の中で殺人事件が起こるのだが、原因がいろいろと出て来て、これが面白い😄w
銃殺?刺殺?毒殺?……(笑)

1943年の映画なので、オットー・プレミンジャー監督によるプロパガンダ映画だが、プロパガンダ映画を娯楽作にしてしまう手腕には脱帽👍
サミュエル・フラーも脚本に参加しているので、その一助を担っている映画。
yuzu
-
オットー・プレミンジャーって「ローラ殺人事件」で監督デビューしたわけじゃなかったんだ!って調べたら、この「演説の夜」よりも前から何本も撮ってたのね。
本作ではフラーは脚本の1人。

やっぱこの時代の対独映画は面白い!
プレミンジャーもそうだし、ラングもサークもジンネマンも、欧州から逃げて来た人たちのこの手の映画はほんと面白いよな。そういや、シオドマクは対独映画撮ってないのかな…?

しかもこの映画、悪いのはヒトラーをはじめとしたナチの思想をもった人間で、ドイツ人が全員悪いわけじゃないよって描き方が良いよね!領事の奥さんも父親を人質に取られてるだけだし、領事秘書も悪人じゃないし、メイドさんは普通の女の子だし。なんなら領事すら、第三帝国より己の欲望に忠実だし。

『演説の夜』に似ている作品

死刑執行人もまた死す

製作国:

上映時間:

120分

ジャンル:

4.0

あらすじ

ナチス占領下のチェコ・プラハ。「死刑執行人」の異名で市民に恐れられていた副総統・ハイドリッヒが暗殺された。犯人のフランツはマーシャという女性にかくまわれるが、犯人をやっきになって探す秘密警…

>>続きを読む

キー・ラーゴ

製作国:

上映時間:

101分

ジャンル:

配給:

  • ワーナー・ブラザース映画
3.5

あらすじ

戦友の死を知らせるため、その父親と未亡人が経営する宿を訪れたフランク。だが、そこはギャングの隠れ家と化していた。取引を控えハリケーンの接近にいら立ったギャングたちは、未亡人たちに暴力を振る…

>>続きを読む