単なる対ナチス抵抗運動という当時の対立構図だけに留まらず、人が何故自由を手放し、独裁や抑圧に屈してしまうのかという“弱さ“や社会構造の本質を描いていて、時代を超えて刺さる。
特別な悪人ではなく、保…
ジャン・ルノワールのハリウッド時代の反ナチス映画。
ドイツに占領された欧州の某国が舞台。占領者に対する市民たちの様々な顔が見え隠れする中で、事態が動き出す。
屋外シーンはオープンセット撮影が主体。色…
急に饒舌になって驚いたけど、感嘆せざるを得ないチャールズ・ロートンの演説。ただの反ナチズム映画ではなく、ルノワールらしいヒューマニズム映画としても素晴らしい。人物それぞれが映画内で生きている。去り際…
>>続きを読むジャンルノワールが戦時中にアメリカで撮った反戦映画
武力や暴力で支配するドイツ
一石を投じる言葉の力を信じたい、と思わせてくれたのは、落ち着いたチャールズロートンは見事で本作キッカケで情婦の弁護士役…
【自由の三分類】
①放恣の自由、典型は大麻、束縛<からの自由>
②計画の自由、典型はダイエット、理念<への自由>
③福祉の自由、典型は再分配、国家<による自由>
→①がリバタリアニズム
→②がラシ…
ナチ占領下のとある街。レジスタンスも葛藤するナチ協力者も見て見ぬふり人も、単純な勧善懲悪でもない映画をなんで1943年に作れるかなぁと。ロートンは今回は太々しいキャラではなく芸の幅を見せつけてくれる…
>>続きを読むウォルタースレザック演じるナチスが生暖かく恐ろしい。
舞台はフランス。
反ナチの活動をも丸め込もうと、それ自体を市民が盛り上げて拡大させないようにする。教科書からページを削除させ、未来の思想をも押…
ジャン・ルノワールらしさは少なめでチャールズノートンの風体や表情がらしさを担保しているとも言える。
時代的に平凡な人間を平凡なままにしておくことが許されず、対する者を明確に敵として描く。ただ母親や…