フランスを代表する巨匠ルノワール監督のハリウッドでの第二弾。戦時中に作られた反戦ドラマ。原題は「この国は私のもの(This Land Is Mine)」。
ナチス占領下のヨーロッパのある国。中年の…
反ナチのアジテーション映画。占領下における「公正」な発言の場として法廷劇に至る展開はややアクロバティックだけど、そこからのチャールズ・ロートンがとにかく素晴らしい。まさかフランス人権宣言に泣かされる…
>>続きを読む主役は出た瞬間、ジャン・ルノワール本人と思った。
似てるね。
戦時フランスでのお話なのに英語を話すなんですこし違和感を感じた。
ルノワールがアメリカへ渡った後撮った本映画なので仕方ないかもしれない…
ナチス・ドイツの占領下にあるヨーロッパの町で、市長を始め有力者が占領統治に協力する一方で、一部の市民は反ドイツのビラを撒いたり列車を爆破したりする様子を描く。あくまでも抵抗し犠牲を払ってでもレジスタ…
>>続きを読む冒頭の、陰から白昼の大通りに出た子どもが連れ帰られるサイレント的な表現が雄弁かつ乾いていて恐ろしい。
チャールズ・ロートンの法廷での愛の告白のシーン、モーリン・オハラのクロースアップで留まるカメラに…
ジャン・ルノワールのあまり知られてない反戦映画。
『大いなる幻影』を撮った人だから、やっぱりこの映画もなにを描くべきかよく分かっている。
ナチスに占領されたある町で、教師をしている主人公アルバ…
このレビューはネタバレを含みます
完全に埋もれちゃってるけど反戦映画のマスターピース。
どのくらいマスターピースかというとチャップリンの「独裁者」に次ぐレベル。だと思う。ほんとに。
・独創的なストーリー。
・魅力的なキャラ造形。
・…