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溶岩の家 4Kレストア版
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溶岩の家 4Kレストア版の作品紹介

溶岩の家 4Kレストア版のあらすじ

看護師のマリアーナは、リスボンの工事現場で意識不明となった男レオンに付き添って彼の故郷カーボ・ヴェルデに向かうが、病人とともに荒野に取り残される。島民に病院まで運んでもらうが島民の誰一人として病人のことは語ろうとしなかった・・・。 本作の撮影後に、託された手紙をフォンタイーニャス地区に届けたことを契機に、“カーボ・ヴェルデから届いた手紙” というペドロ・コスタの重要なモチーフが生まれるきっかけとなった重要作。伝説的女優、エディット・スコブが特別出演している。

溶岩の家 4Kレストア版の監督

ペドロ・コスタ

原題
Casa de Lava/Down to Earth
公式サイト
https://cinematrix.jp/early_pedro/
製作年
1994年
製作国・地域
ポルトガルフランスドイツ
上映時間
110分
ジャンル
ドラマ
配給会社
シネマトリックス

『溶岩の家 4Kレストア版』に投稿された感想・評価

【ペドロ・コスタ はじまりの刻(とき)1989-1997特集/コスタ監督トークショー付上映】

コスタ監督の初期3作品を監督自ら監修した4Kレストア版にて上映する特集上映企画にて日本での劇場初公開となる。
西アフリカ沖の火山群島、カーボベルデ共和国で撮影された。
荒涼とした風景、身近にある音楽、独特の住環境·風習·思考。
そこに溶け込んだような映像がとても新鮮です。

カーボベルデ共和国はポルトガルの旧植民地であり、奴隷貿易の中継地として栄えたとのことです。
この映画にも、その土地の風土・歴史・因習・現状などを比喩的に取り込んでいるのでしょう。
日本人の僕には理解が難しい表現やセリフが多いです。
それでも、優しさと強さを見せる危なっかしい看護士マリアーナの美しさ、時々現れる映画的に美しいシーンに心奪われます。
今は無き岩波ホールのエキプ・ド・シネマの潮流にあるような土着的な作品です。

また、日本にペドロ・コスタの名を知らしめることになった「ヴァンダの部屋」の配給にシネ・ヌーヴォが関わっていたとのことです。
そのため、コスタ監督とこの映画館とは浅からぬ関係みたいです。
この後、関空からポルトガルへ帰国して新作映画の撮影に戻る隙間を縫ってのトークショーとなりました。
フランス語で結構とめどなく話されます。
50分間で質問は5,6件でした。

<ペドロ・コスタ監督コメント>
・ジャック・ターナー「私はゾンビと歩いた」へのオマージュと、
少し変わった女性を主人公にした映画を撮ろうと思った。
離れた場所での撮影が合っていると考え、カーボベルデのフォゴ島へと向かった。

・電気もなく発電機を持ち込んでの撮影、
不衛生な環境によるスタッフの病気、
撮影隊を巻き込んだ喧嘩など、
 暴力的な粗暴な撮影が続いた。

・4作目の映画に取り掛かる際、大きなスタッフでの撮影が嫌になっていた。
 そのため、パウロ·ブランコにプロデユースしてもらうのは3作目までになった。
 彼は今もリスボンで映画館を経営している。
 シネ・ヌーヴォのような良い映画館だ。
 最後列に座って美しい映画を観ることが一番の楽しみという境地に入っている。

・現地のクレオール語は、植民者と被植民者の言葉が混ざった言語。
カーボベルデではポルトガル語が公用語だが、家ではクレオール語が話される。
そのため、私も勉強して、今ではコミュニケーションできる。
女優さんの一人は、山の中に10日ほど入っていって、現地の人と生活を共にして言葉を習得していた。

・次回作は「火の娘たち」という作品になる。
 シネ・ヌーヴォで上映され、4度目の訪問をすることを楽しみにしたい。
 この上階には、ビールを美味しく飲める事務所があるのだから。
4.3
 ぐつぐつと煮えたぎるマグマが地上にしみ出す。どこかの学術映像にしか見えない火山の沸騰の映像のあと、溶岩が降り注いだ土地にはそれぞれ印象的な女性たちの顔がある。その表情はどこか空虚な目線を携え、うつろに見える。私には生きているのか死んでいるのかわからない死を待つ者の視線に思えてならない。ポルトガル・リスボンの工事現場では、労働者たちの活気に支えられていた。おそらく炭鉱労働に向かう人々の足取りは全体主義的だが、末尾を歩く2人のじゃれ合う姿はフィクションを活気づかせる。ところが掘削作業中の不慮の事故が、けたたましい音を讃えて観客に迫り来る。ところが烈しい音はあるものの、映像そのものはその迫力を伝えようとしない。こうして工事現場で突然一人の男が昏睡状態に陥った。男の名前はレオン(イサック・デ・バンコレ)と言い、カーボ・ヴェルデ島の出身だという。翌日、看護師のマリア―ナ(イネス・デ・メデイロス)はレオンをカーボ・ヴェルデ島へ帰すという命を受けるのだ。リスボンの病院の日々の生活に疲れたマリア―ナは意識不明のレオンを伴い、溶岩の島へと足を踏み入れる。

 その時点では、意識不明の人をただ運ぶだけの仕事である。ところがチャーターしたはずのヘリは島へは来ずヒロインはこの島での滞在を余儀なくされる。その事実にイネス・デ・メデイロスの退廃的な瞳は、失望とも希望ともどちらともつかない表情を見せる。そこから先の物語は実にドロドロしている。海辺で突然、少年に命を狙われたかと思えば、すんでのところで犬に救われる。だがその黒い犬は次のシークエンスでラウラ・シタレラの『ドッグ・レディ』の様に変わり果てた姿で発見される(横たわるロング・ショットで死が明示される)。この島の住民たちはなぜかヒロインの名前を知っている。犬の死を嘆く人々の中心にいるエディット(エディット・スコブ)もマリア―ナ同様に、カーボ・ヴェルデ島の外の出身者だということが彼女の言葉から明らかになる。ジャック・ターナーの『私はゾンビと歩いた!』を敬愛するペドロ・コスタは島の人々をまるでゾンビの群れの様に切り取る。彼らはリスボンに行くその日を指折り数えながら待つが、遂にその日は訪れない。昏睡状態のレオンはやがて意識を取り戻して行くのだが、それでもマリア―ナにも救済は一切訪れない。然しながらこの地から離れられない人々の叫びと、リスボンの全てに絶望してかの地に来たマリア―ナへの異形の眼差しは十分に伝わって来る。物語はさっぱりわからず途方に暮れるが、ショットの張りは目を見張る。
ペドロ・コスタ はじまりの刻1989-1997
ペドロ・コスタ監督作品初鑑賞です

あらすじ
リスボンの工事現場で作業員レオンが事故に遭い昏睡状態に陥る
救急病棟の看護師マリアンナ(イネス・デ・メディロスさん)は、故郷であるカーボ・ヴェルデのフォゴ島まで彼を送り届ける事になる
ところが荒野に2人だけ取り残されてしまい困惑していると、住民が現れフォゴ島まで送り届けてくれる
しかしこの島の住民はレオンについて何も語ろうとせず、皆、諦念を帯びた表情をしている
マリアンナはそこで不思議な体験をする、と言うようなストーリー

正直フォゴ島に着いてからの話はちょっと抽象的でよく分かりません
マリアンナ役のイネス・デ・メデイロスさんがコケティッシュな美しさで、彼女の魅力と存在感で最後まで見れた感じです
赤系のミニのワンピースで荒涼とした火山のごつごつした岩場をガッパガッパと歩いて行く姿に痺れました

島民たちはマリアンナをよそ者扱いして、レオンについてもほとんど語ろうとしません
実際、言葉もうまく通じない様子です
そんな中、彼女は島を彷徨い、会話を通じて住民たちと触れ合っていきます

印象的だったのが、バイオリン弾きの老人バゾエ
彼は年老いた体でバイオリンを奏で、子どもたちと暮らしています
バイオリンの音色が荒涼とした島にささやかな希望のように響き渡ります
また、島で唯一の白人の女性や、その孫娘のティナと触れ合います
何か皆諦めの表情です

また、犬を殺した少年に夜の海岸でレイプされそうになるシーンがあります
彼女は抵抗して危うく難を逃れます

うーん、これはどういう映画なんだろ
Wikipediaで調べると、当初1943年のジャック・ターナー監督の映画「ゾンビと歩いた」のコスタ監督版リメイクになる予定だったそうです
えっ!?まさかのゾンビ映画!?
マリアンナは「死者の中に生きた男を連れてきた」ことに気づく、ともあるので、そっち方面の映画だったのかもしれません

まあ、イネス・デ・メデイロスさんを堪能したので満足です

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