地表に噴き出た溶岩が、やがて冷えて固まり土地になるように、
そこに生きる人達の生き方や考え方も岩のように固まっていく。
そこに降り立ち、右往左往する赤い服の女性は、地表を上滑りするまだ固まっていない…
わが大地よ
犬が海辺で少年の腕を噛むショットが直感的でカラックスの演出と似ていた
これで『血』、『溶岩の家』、『骨』と初期三作品を観終わったことになる。わけわからないけど凄いって思えればいいんだけ…
噴火の映像、音、女性、女性、女性、工事現場…と続く冒頭、引き込まれた。
謎がどんどん置き去られていくからもやもやしつつも好きな画面いっぱいあって
善意が善意として受け取ってもらえないような、村のいや…
寝不足で見る映画じゃなかった。レストア版ソフト出たら買いたい。
見たことがない景色とショットの切り取り方が鮮烈。序盤、島民女性の後頭部から始まり、視線の交わらない、どこを見ているのか分からない人々…
あー。そうそう、これです。
このカットいいわぁ
カメラが無駄に動かなくて、シュッと登場人物が出てくる。
とおーーーくとおーーーーくを歩いてる
映り込む
真正面の表情を捉える
また切り替わる
そして…
東京都写真美術館でたまたま見たペドロコスタ展がとんでもなく良かったから勢いそのままに
冒頭の火山から顔ドアップの人々のシーンは今からお前らに見せる映画は傑作だぜと言わんばかりの堂々たるもの
以降…