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アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたこと

アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたことが配信されているサービス一覧

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アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたことが配信されているサービス詳細

Netflix

アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたこと

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配信状況無料期間と料金
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アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたことの作品紹介

アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたことのあらすじ

戦慄走る緊急通報。おぞましい光景。ジェイソン・コーベットの残酷な死の真相とは? ジェイソンの妻と子供たちは、一見おとぎ話のような生活の裏に隠されていた、今も謎に包まれた真実に向き合う。その姿に迫るドキュメンタリー。 Netflixで配信中

アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたことの監督

ジェシカ・バージェス

ジェニー・ポップルウェル

原題
A Deadly American Marriage
製作年
2025年
製作国・地域
イギリス
上映時間
102分
ジャンル
ドキュメンタリー、クライム

『アメリカン・マリッジミステリー: 密室の3人に起きたこと』に投稿された感想・評価

haru
2.9
その後が気になる
現段階で進んでる裁判ってことなのね🫣
幽斎
4.2
ノースカロライナ州の自宅で再婚相手モリー、父トムとの口論の末、男性が死亡。正当防衛の主張に疑念が浮かび上がる、ドキュメンタリー。Netflix作品。

いつも思うけどNetflixって、映画よりドキュメンタリーの方がセンス良くない?(笑)。本作はイギリスの新興スタジオSandpaper Films製作。出演者は全てSelf、当事者の語りで構成。改めて事件を振り返ろう。2015年8月2日アイルランド出身のジェイソン・コーベットが、ノースカロライナ州の自宅で死亡してるのが発見された。

私の専門はミステリーですが、本件は一つの殺人事件を「正当防衛」と「計画的暴力」何れかとして見るべきかを、関係者の証言から掘り下げる。特徴は通常の「犯人は誰か?」とは一癖違う、死亡状況。彼は再婚相手モリーと、その父トムとの口論の末、自宅で死亡する。遺体は激しく損傷しており、モリーと父親は「ジェイソンに殺されそうに為った為の正当防衛だった」と主張。一方で、ジェイソン側の家族は「娘と父に依る過剰暴力、或いは意図的殺人」と反論。双方の意見は真っ二つ。

カンの良い方は「羅生門型」と理解するだろう。妻モリー側、被害者ジェイソン側の家族、子供達、捜査側、其々の視点で再構築。最初は「DV夫から身を守った妻」、後半では印象が揺らぎます。更に終盤では、別の解釈も浮かび上がる。つまり、視聴者は事実ではなく「語られ方」依って感情を操作される体験をする。

「密室」、一般的なミステリーのクローズドサークルではなく、物理的な密室以上に、「家庭内部の閉鎖性」。外から見ると理想的な再婚家庭。しかし、内部では支配、不信、親権問題、継母と子供の距離感、前妻の死の影が静かに積み重なる、「家庭内の感情の腐敗」。家庭と言う密室の怖さが、ミステリーのプロットデバイス。

レトリックも、「被害者」と「加害者」固定されない。不気味なのは、誰か一人を完全な悪人にしない。ジェイソンに支配的な面が有った可能性、モリー側も矛盾や誇張。更に父トムの介入、夫婦問題が「家族対家族」の戦争へ変質。結果として、本当にDVだったのか、殺意はどこで生まれたのか、最後まで断定されない。「決定的真実の不在」、イギリスらしく犯罪再現ではなく、心理劇として描いてる。

痛ましいのは、「子供達の存在」。実母を失い、父を失い、家庭崩壊の証人、大人の主張の「証拠」として扱われる存在。殺人事件を扱ってるが、本質的には「子供を巻き込んだ大人の感情戦争」。ミステリーの宗主国イギリスらしい演出も冴える。音を抑えた不穏演出、当事者インタビュー、実際の録音や写真、緊急通報音声、法廷資料を多用。ショッキング映像より、「証言の食い違い」重点を置く。

アメリカのドキュメンタリーより、心理的圧迫感が強いので好みも分かれる。決定的な新証拠が出ない、展開が会話中心、つまり、犯人当てミステリーではない。オールドメディアの「真相解明型ドキュメンタリー」期待すると肩透かしを喰らう。「人は自分に都合の良い物語をどう作るのか」、心の深淵を覗く気分とも言える。

安直な犯人探しより、「家庭の中で真実がどう歪むか」を描いてる。観終わった後に残るのは、「本当に正当防衛だったのか?」「そもそも真実を知る事は可能なのか?」と言う、イギリスらしい不穏な余韻。静かに精神を削ってくるタイプの犯罪ドキュメンタリー。現在も「完全な真相」断定されてない、もう少し深掘りしよう。

死亡時の状況は極めて凄惨、野球バット、敷石(レンガ状の置物)、激しく殴打。現場に居たのは、妻モリー・マーテンス、父トム・マーテンス(元FBI捜査官)の2人。彼らは「ジェイソンがモリーを殺そうとしたので止めた」と主張。モリー側の主張(正当防衛説)、モリーと父トムの説明は一貫。事件当夜、「殺すつもり」は無かったと言う流れ。トムは元FBI捜査官で、「娘を守る為に反射的に動いた」と。

検察は強い疑念を持つ。ジェイソンの頭部損傷は非常に激しく、顔面破壊レベルの損傷。「防衛としては不自然に攻撃が続いてる」。もう一つの争点は、「家庭支配」本当に有ったのか。モリー側はDVを示唆するが、第三者証言は決定的ではない。逆にジェイソン側家族は、「モリーが子供の親権を得る為に関係を操作」と主張。双方の意見は真っ向から対立。裁判が後に覆されたのは、ご覧頂いた通り。

「恐怖と怒りが暴走した事件」。夫婦喧嘩に父親が介入した事で致命的暴力へ拡大。最大の不気味さは、誰も完全には信用出来ない。裁判も中間的結論、法的には「完全な正当防衛ではない」。しかし、「計画的殺人とも断定しない」。自発的過失致死(Voluntary Manslaughter)。謀殺(Murder)、殺人罪と比較して大幅に減刑。夫を殺した事は間違いない。しかし、法的には裁き切れない矛盾を、リッチな弁護士が看破して悦に浸ってるが、ソコには残された家族への尊厳は存在しなかった。実際に現場を見た地元警察や検察の無念も推し量って余りある。最終的な結論に誰も納得はしていない。陪審制度の欠陥が露呈した「悲劇」と言える。

再婚家庭が恐怖と不信で、真実の見えない殺人へ崩壊して逝くドキュメンタリー。
前妻を亡くし、2人の子供を持つシングルファーザーだったアイルランド人男性が、再婚したアメリカ人女性とその父親から撲殺される。何とも痛ましい事件のドキュメンタリー。

正当防衛なのか、計画殺人なのか。
映画やドラマのようにはいかない展開がとてもリアルでした。

――

虚言癖が暴かれていく再婚相手。しかも彼女の父親は元FBIの敏腕取調官。一方、被害者も精神的に不安定だったことが録音や通院記録から証明されていく。前妻は本当に病死だったのか。

――

でも一貫していたのは、2人は“子供たちのことを心から愛していた”という事実。

そこだけは明々白々。逆に、それ以外は何もわからない夫婦の関係にハラハラ。

――


事件当初は再婚相手の女性から離れることを泣きながら拒んだ子供たち。

でも時が経ち、父方の親族のもとで暮らすようになると、全く違う意志を示すように。

――

何年にも渡り長引く裁判。
多くの証言者。
大人になった子どもたち。

――

ある意味、取り巻きの大人たちからグルーミングされ続けてきた兄妹が気の毒でした。


真相は闇の中なのかな…
どうなるんだろう。


🧑‍🧑‍🧒追記駄話🧑‍🧑‍🧒

ネトフリの実話系ドキュメンタリー、
毎回、真実がどこにあるのかハッキリしないまま、振り回されて終わるけれど、これこそが現実なんだなと思い知らされます😰

てゆか、日本以外の番組を観ていると、だいたいご本人が堂々とインタビューに登場することがままあるから、ビックリさせられます。


映画やドラマの中だけでエンタメとして体験するだけの、平凡な、平和な人生をおくれるように努力しなきゃです🥺🕊️

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