誘導尋問を配信している動画配信サービス

『誘導尋問』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

誘導尋問
動画配信は2026年9月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『誘導尋問』に投稿された感想・評価

4.0
実話をもとにした法廷劇。
観終わってもスッキリとはしないが、深く考えさせられる一本で、非常に面白い。

保育園に幼児を預けていた親が「園で虐待があった」と警察に通報し、それをテレビ局がスクープとして報じたことから、保育園を営む家族は一気に世間の批判にさらされ、訴えられることになる。しかし真相が明らかになるにつれ、徐々に歪められた“真実”が浮かび上がってくる。

証言したのは「子ども」といっても、まだ幼児に過ぎない。

主人公側の視点でこの映画を観ると、とにかく腹立たしい。検察側は不利な証拠を当然のように隠し、半信半疑の幼児の証言だけを拠り所に、自分たちの主張を押し通そうとする。

そして、その証言そのものが怪しいのだ。その証言を“引き出した”セラピストの言動には唖然とし、怒りが込み上げる。
こうした人物が罰せられないのは不思議だが、考えてみれば法的に罰する根拠は確かにないのだろう。だからこそ、なおさら腹立たしい。

裁判の面白さと危うさを、これまで観てきた殺人事件ものとはまったく異なる角度から描き出しており、非常に興味深い作品だった。

主人公の弁護士ダニエル・デイヴィスを演じるのはジェームズ・ウッズ。悪役が多い俳優けに、善悪どちらにも振れられる複雑な陰影のある役者さん。知的でしっかりした演技力を見せてくれる。

No.2062

(追伸)
全く関係ない話なんですが、Netflixのワーナー買収は、どんなことになるのか非常に楽しみですね。
4.0
ミック•ジャクソン監督作品、鑑賞6本目。いや〜良作多い監督です。
『ボディガード』から注目され、その3年後にアメリカで放送された実話の法廷映画で、マクマーティン保育園裁判を映像化。
製作総指揮はオリヴァー•ストーン。


⚫︎マクマーティン事件とは
1984年から1990年まで行われた子供の性的虐待事件に関する刑事裁判。6年間も続いたが、結局、証拠は存在しないことが明らかになり、全容疑者について審議不成立(200件以上の容疑について無罪評決、残り数件について評決不能)となったアメリカ史上最も長く、最も高額(約1500万ドル)な刑事裁判である。

◉ストーリー
1984年3月、保育園に息子を預けている保護者から虐待があったと警察に通報。そこからスクープとしてテレビ局の人気TVリポーターが報道したことから、ありもしないことが次々と大袈裟に広まっていく。
保育園は家族経営で長年の信用と実績があったが、園長の孫の保育士レイモンドを名指して告発したことにより、同時に母親のペギー、祖母の園長バージニア、レイモンドの姉アン、教師2人、福祉事業家の7人が児童虐待で告発された。
女性検事は出世に命懸け。国際児童研究所のキー•マクファーレンをセラピストとして使い、幼児に独特の記憶操作をして、幼児を証言台に立たされる。
悪に真っ向から挑む優秀な弁護士ダニエル•デーヴィス(ジェームズ•ウッズ)は、長い時間が掛かりながらも真実を信じ、一つ一つの容疑を覆していく。


✎✐✎✐✎✐✎✐✎✐✎✐✎✐✎✐✎✐


丸30年前制作なので時代感はあるものの、オリヴァー•ストーンの影響下だからか?スピード感があり観やすい。多くの偽証に驚きながら観入りました。
SNSのない時代、今なら即刻炎上となる、際どい内容を丁寧に映像に落とし込んでいます。
ジェームズ•ウッド自身はIQ180の高い知能の持ち主らしく、冷静さを持ち、常に被告人たちに寄り添い、ライバルの女性検事や裁判長、市長の思い込みを変えていく言動、行動力はピッタリでした。

何より時代が変わっても人間の愚かさは変わらない。あてにならない噂を広げる力があり、真実をひね曲げ、冤罪を作り出しかねない。
若いレイモンドを陪審員たちが端から信じていなかったのを、最終的に陪審員たちの目を見て訴えたシャイなレイモンドに全員が無罪とするまで時間がかかり過ぎた。

そして重要なのは、無罪だったのに時間と保育園と財産の全てを無くした一家は、その後も“幼児虐待"の烙印を押されまま、市井の人々からの罵声は絶えなかったこと。

性的描写やそれに関連した言葉が溢れ、ましてや判断できない幼児たちを巻き込んでの裁判、観る価値がありました。
盆栽
3.9
集団心理に蝕まれる


 1984年から1990年まで行われた「マクマーティン保育園裁判」を映画化した本作。ジェームズ・ウッズが弁護士を演じ、事件の真相に迫るというもの。

 基本的に全てが実話なので結果は分かっているものの、決して明るい気持ちで観るのは難しい。人間の生々しさと残酷さ、モラルの境界線を再定義したくなるもの。自分の身に同じことが起こったら、誰も信じれなくなります…

 映画として観ると、法廷映画としての作りが非常に上手く、時間が経つのがあっという間。派手な演出はないのに、法廷での人と人とのやり取りだけで十分面白い。やはり脚本力が試されるジャンルだと思います。

 社会派法廷映画として素晴らしい一作でした。

2026/09/16:初鑑賞

『誘導尋問』に似ている作品