短編作品(ブリリアショート)

ふわっと始まって
ふわっと終わった。
日常の中で。
こんなことがあったことすら
忘れるのだろうか彼等は。

【こうすればきっと目が覚める】

🎥2025→263
🌕️

• #ㅡRuuㅡの短編作品記録⏳

禁じられた遊びinジョージア。

多忙につき映画お休み中にて、ショートムービー祭！

「死と子ども」をテーマにしたジョージア発のショートムービー。

ある日、思春期前の無邪気な10歳の子供たち4人が、初めて「死」と向き合うことに…。
彼らの純粋な好奇心が引き起こした出来事は、思いもよらぬ恐ろしい現実を突きつけ、永遠に続くと思っていた無垢な時間の終わりを告げる…

子どもって無邪気がゆえに残酷よね…
「他者の痛み」や「死の重さ」の意味をまだ理解できていないから、虫を殺したり、ふざけて突き飛ばしたり、“悪意”がなくても結果として誰かを傷つけてしまう…
そうした行動は、単なる好奇心や退屈しのぎの遊びに過ぎないけど、その背後には、大人には見過ごせない“残酷さ”が潜んでいる。
そして、その無自覚な行動が取り返しのつかない悲劇を生んでしまう。
“罪の意識がない暴力”ほど、恐ろしいものはないわな…

「人の死」を初めて目の前にした瞬間、彼らの中に芽生えたのは「生の有限性」と「心の変化」
それはやがて“恐怖”として、静かに心の奥に染み込んでいき、子どもたちは今まで何の気なしに通っていた近道さえ怖がるようになる。
まるで「死」との出会いが彼らにとって一種の成長の儀式だったかのように描かれていたのが印象的でした。

大人になるにつれて、“恐怖心”ってどんどん大きくなっていくよね…
子供の頃は、お化けとか霊的なものは怖ぇと思ったが、日常に潜む現実的な恐怖なんてほとんど意識したことなかったわ～
つうか、今はむしろその逆だけどw

静かに深く刺さるテーマは良かったが、もうちょっと“重さ”と“パンチ”がほしいかな…