魂のきせきを配信している動画配信サービス

『魂のきせき』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

魂のきせき
動画配信は2025年10月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

魂のきせきが配信されているサービス一覧

魂のきせきが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『魂のきせき』に投稿された感想・評価

すえ
-
記録

山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。実はワールドプレミアらしい。

小林茂監督ということで、最近柳澤壽男をまとめて観ていてよかった。この難しい主題でよく撮り切ったなと思う。制作期間は九年らしいが、特に出演者がよく諦めなかったと思うし、よく出演を決定して下さったと思う。

監督やスタッフの人徳で完成した作品だということが伝わってくる、全員が全員真剣に悩んだのだろう。撮影の小田香も、録音の川上拓哉も逃すべきでない瞬間を捉えている。決定的瞬間が幾度となく宿っている映画。

2025,122本目(劇場62本目)10/14 フォーラム山形
4.0
東京国際映画祭でQ&A込みで鑑賞。

性被害者3人にスポットをあてたドキュメンタリー。
この題材だと何となくフラッシュバックとたたかう壮絶さとか、あるいは加害者への憎しみとか、被害者の人権の回復運動とか、そういう内容を想像していたが、そういうものではなかった。

3人が今どう生きていて、過去とどう向き合っているか。
そしてこれからをどう生きるか。
3人と近しい人たちも、ケアしながら共に傷ついて歩んできたこと。

いずれも、視点が今ここ、さらにこの先の未来のことを考えていた。
これはありそうでなかった視点だと思う。

そしてすごかったのは、3人のお一人である高橋和枝さんが語った「加害者とも共にこの社会で生きていかなければならない」という言葉。
凶悪犯と違い、性犯罪者はいつか必ず社会に戻される。
性加害とは何なのか。なぜ加害は起きたのか。
それを見つめるために、加害者との対話プログラムに参加しているというにのみやさをりさんの活動も撮られていて、その精神に圧倒された。

また、被害者を支えた人たちの苦しみまで拾い上げてくれたのも良かった。
監督自身がまさにそういう立場であり、冒頭からそのつらさが提示される。
ケア従事者なら言わない、ケア文脈で言えば不適切な言葉を投げかけており、観ていて少し心配になった。
でもそこには強い信頼関係があるからこそだとわかる。
身近な人を支えるとはどういうことか、その一端を見せてもらえた気がする。


Q&Aで、作品を誰に届けたいか等、社会的意義をどう考えるか?的な質問がいくつかあったけど、その全てに「出演者が今、何を語るか」「今これを観た人がどう感じたか」に全振りした回答をしていた撮影の小田香さんが素晴らしかった。
啓蒙的意図ではなく作られたからこそ、リアリティを持った希望が感じられる作品だと思う。
Anna
-
古くからの仲間が40代で急にフラッシュバックを起こしたことをきっかけに性被害について考えるようになった監督。
サバイバーとして生きる女性たちが語る今を映したドキュメンタリー作品。

試写後に追加されたであろうシーンである事実が明かされ、そこからもう一段階ぐっと引き込まれた。
ちらっと出てきた、戦争からの流れにDVや虐待があるという話がとても興味深い。

上映後のQAも良かった。
あるひとりの観客が「私もサバイバーです。なんでこんな気持ちになったのかわからないけど、この作品を作ってくれて本当にありがとうございます」と話していた。胸が締め付けられた。

最初はサバイバーを公開しているにのみやさんを撮り始めたが、スタッフ達に「私たちは被害を受けたことがないから性被害は撮れない。でも、監督とミヤコさんの関係なら撮れる」と言われたという。
「男性監督が撮った性被害サバイバーの話」という肩書で一人歩きせず、「小林茂監督の撮った作品」として広がっていってほしいと強く思った。

長い年月をかけて紡がれた映像に、スタッフの真摯な姿勢が伝わる。
ラストカットがとてもとても美しかった。
間違いなく見てよかった!

『魂のきせき』に似ている作品

魂の殺人~家庭内・父からの性虐待~

製作国・地域:

上映時間:

71分
3.6

あらすじ

渡辺多佳子さんが4歳の頃、突然、性虐待は始まった。加害者は、自分の父親だった。“魂の殺人”と呼ばれ、被害者の心に深い傷を負わせる、性虐待。50年以上もの苦しみを経て、多佳子さんは決意する。…

>>続きを読む

我が心の香港 映画監督アン・ホイ/映画をつづける

上映日:

2021年11月06日

製作国・地域:

上映時間:

119分
3.7

あらすじ

ダイナミックな時間の流れに沿いながら、アジアの女性監督のトップランナーとしての歩みでもあった。香港の文化を重んじ、ロンドンで映画を学んだ彼女は、まさに“東洋と西洋の出会い”“香港魂”を体現…

>>続きを読む

渚のシンドバッド

製作国・地域:

上映時間:

129分

ジャンル:

3.9

あらすじ

17歳の高校生・伊藤修司は、同級生の吉田浩之に恋としか呼べない感情を抱いていた。優等生タイプの吉田は伊藤に優しい。もちろん彼のひそかな想いに気づかないまま。そんなある日、伊藤はついに吉田に…

>>続きを読む