
桜が満開の 4 月。新年度は入学式から始まる。授業が始まり、1 年生は挙手の仕方や廊下の歩き方、掃除や給食当番など、集団生活の一員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そんな 1 年生の手助けをするのは 6 年生だ。小さくてまだ何もわからない 1 年生も、わずか 6 年の間に自分が何者であるかという自覚を持ち、6年生にふさわしい行動を取るようになる。主人公は学校そのもの。カメラは、1 年生と 6 年生に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校生活を追う。コロナ禍において学校行事実施の有無に悩み、安全と犠牲をめぐる議論を重ねる教師、社会生活におけるマナーを学んでいく1年生、経験を重ね次章への準備を始める6年生......。3学期になり、2 年生に進む 1 年生は、新 1 年生のために音楽演奏をすることになる。彼らは社会の一員として生きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験するのだ。桜のつぼみがほころび始め、また新年度が始まる。
<教室は縦横無尽のワンダーランド!> 北フランス・ルーベ、ここはフランス最古のモンテッソーリ幼稚園。クリスティアン先 生のもと、2歳半〜6歳の28人の子どもたちが同じ教室で学んでいる。 子…
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>>続きを読むフランス、パリ郊外の看護学校で学ぶ、40人の150日間。誰もが初めてを経験し、失敗しながら生きていく。人生は学びと喜びに溢れていることを教えてくれる感動の奮闘ドキュメンタリー。
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>>続きを読む© Cineric Creative / NHK / Pystymetsä / Point du Jour