【6人の女性の精神の限界を描く群像劇】

狂気がテーマの作品は好き､ロドリゴ•ガルシア監督は好きな作品もあるが､前作は大きくハズした
さてこの作品はどっちかな

1罪と罰
2眠れる森の美女
3感情教育
4種への旅
5響きと怒り
6テンペスト
この6話が少しずつ繋がっている

結論から言えば､作品の雰囲気は好きなんだけど､自分には理解不能だった🫨

各話のタイトルと内容の関係もよくわからず､話によっては､結局誰がオカシイのかも不明
誰でも理性を失う瞬間があるってことかな🙄

Netflixにて鑑賞しました🎬
｢"狂気"という共通のきずなで結ばれた6人の女性たち。現実を目の当たりにして大胆な決断を迫られ、人生を変える。そんな狂気の瞬間は誰にでも訪れる。｣(Filmarksあらすじより)
タイトルは｢逸す(いっす)｣と読み、意味としては機会を逃す、失うという意味と、あるべき枠や道から外れる、それるという意味があります
ムズい作品だったけど、簡単に言うとレナタとその周辺の6人の女性達の話を6章に分けた群像劇で、狂気とまではいかないけどみんなのこれまでに溜まってたものが溢れ出る瞬間を描いたものって感じでした
感情を揺さぶられるシーンもありましたが、理解出来ないシーンも多々ありました
個人的には4章で主人公の女性が家族とのご飯のシーンで我慢の限界を超え帰宅する際にテーブルクロスを引いたシーンはナイス👍って思いました
ただ呼ばれた無関係な家族は可哀想だった🥺
2章では犬の安楽死を扱うシーンがあって少し泣いたのに、医師が帰宅する際にそれまで泣いてた犬の飼い主夫婦が変な格好をしてエレベーターに乗り込み｢アリガト！マタネ！｣っ言ったところが意味不明で涙が引っ込みました😇
改めて解説や考察などを読みたいと思いました

【2025-78🎬】

メキシコ（🇲🇽）発、女性６名の狂気の群像劇。🪟

こちらも全六章。とある事件を起こしたために保護観察中自宅軟禁状態の女性レナタとその周辺女性５名をコミカルかつシニカルに描いた作品。女性の狂気は伝播する。この６つの狂気、女性は否定しそうだが、女性を客観視してきた男性諸君なら理解できるようなできないような。

逸す（いっす）とは、読んで字のごとく。英題「Follies」の意味する「愚行」や「無分別」の方がしっくりくる。この英単語は〝寸劇〟の意味もあるみたい。

ファザコンや女性の共感力欠如。また、母権家庭や男性不信。と、監督の描く女性像はなかなか鋭い。けれど、どこか女性のストレスの原因すべてが男性に端を発しているようにも思えてくる。日本人女性なら飲み込むのだろうけど、ラテン系女性は⋯監督は苦労が絶えないのだろう。この結末も群像劇らしい。

主演カサンドラ・シアンゲロッティが狂気の発生源を演じている。20代かと思うほど美しい。でも、スペイン語の巻き舌のような発音がすごい怒気が籠もる。セクシーショットもなかなか。

◼️評価
物語:0.3/映像:0.3/美術:0.2/主演:0.3/リピ:0.1
結末:0.4/演出:0.4/音楽:0.3/助演:0.3/満足:0.3

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