会話シーンの演出不足が否めないのと、SEXシーンがノイズになる編集テンポはピンク映画としてもどうなんだろ。

全体的にトレンディーな昼ドラテイストでやりたいことは一貫していて良いのだが、その雰囲気を醸成する為に楽曲が何度も使われて、最終章のここぞ！という場面で不意に流れる曲が活きないのは問題があると思う。

最終章は好き。「おこんばんわ」から始まる一連の恐怖シーンはこれまでの雰囲気と一線を画していて「寝取られミナミ」ではみられなかった成分が摂取できて良かった。特にゲロが服の中に落ちるのが良い。

エロで言えば相変わらず五芭が良い。前回よりも演技が上達していたと思う。
そのおかげか二人の男の間で「都合のいい女」という側面と「憧れの女性」という側面を両立していた。

ちょっと言いたいこといっぱいあるから、とりあえず来年R18+版観るまでの保留評価。すごく良いところもダメだったところも半々。文章じゃまとまらないから次会ったときにでも全部伝える笑

恋愛ドラマに興味がわかなかったのは俺の好み
面白いと言ってた人もいたし

小型カメラを使ったカットが総じて効果的だったのが凄い
恋愛ドラマを見た後の例のシーンは流石監督で気持ち良すぎる
チョー最高
いろんな制約がある中だけど固定電話のシーンがちょっと多かった
ラストに電話ボックスを入れて食で終わる、観終わった後の気分が良い、バットエンドだけど

里見さんの登場シーンとか包丁を振り抜いて仁王立ちするカットとか色々勉強になった。

前作よりもテーマが伝わりづらかった、俺的には
そんなんどうでも良いんだけどさ、たぶらかしてる奴が死んで血飛沫が上がれば

タイトルインの前のトラックが横切るのがメチャクチャ良い、引き込まれた

定期的に面白い映画ポイントを入れてくれるのが凄いなぁ