
面掛行列は鎌倉坂ノ下にある御霊神社で行われる祭礼。奈良時代から伝わる伎楽の面や田 楽の面をつけた10人衆が、御霊神社から極楽寺の坂までを練り歩き、豊作・豊漁を祈願する。野田は1972年に神奈川ニュース映画協会の依頼でこの祭礼を撮影し、後にそのフィルムをもらい受けて私家版として本作を完成させた。前半では面をつけた人々が練り歩く姿をダイナミックに映し、後半では博物館の展示のように面を紹介するという、動と静を対比させた構成が実験的な記録映画。
650年以上にわたり受け継がれ、人々を魅了してきた「狂言」。その第一人者であり、芸歴90年を超える今もなお、現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師・野村万作。映画は、ある特別な1日の公演に…
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>>続きを読む紀州の路地に生を受け、女たちに圧倒的な愉楽を与えながら、命の火を燃やし尽くした「中本」の血統の男たち。彼らの誕生から死までを見つめ続けた路地の産婆・オリュウノオバ。年老いて、いまわの際をさ…
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>>続きを読む東京から来た青年・工藤は自然豊かな山里の「祖谷」で、自給自足生活を始めようとしていた。ところが、一見平和な村では、地元の土建業者と自然保護団体との対立や、鹿や猿から畑を守ろうとする人間と獣…
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