2019年、日本は南北に分断され、北部は紛争地帯となっていた。一方かろうじて平和を維持している南部でも、状況は少しずつ深刻なものへと変化している。 幼馴染の倉田を北部脱走兵として失った、南部に住む18歳の少年ヨウスケもまた、空虚な毎日を送っていた。 ある日、ヨウスケは、ゲームセンターで知り合ったキクチを通して、若者の間で人気があるという、タイムトラベルができるドラッグ、イリュミナシオンを知る。 キクチはヨウスケをドラッグパーティに誘い、そこには理想主義者のディーラー・テルや、絵を描くのが好きな同級生・ミキがいた。 映画は彼らのそれぞれの夜を、2014年の東京の風景と声と共に見つめる。