ストーリーは退屈、でも映像は凄い、結局よく分からん……というが自分にとっての侯孝賢映画の感想テンプレ。
Y2K的な映像に惹かれないので、今回は映像面な魅力をあまり感じられなかった分きつかったかな。…
もがき続けた青春を振り返るストーリー。主演のスー·チーが魅力的でずっと観ていたくなるけど、行動にはイライラ。部屋が素敵で、壁紙にベッドカバー、プラスチックでキラキラな暖簾、センスが良い色調で、好みで…
>>続きを読む【夜の街の華が根を下ろす場所は】
2001年の台湾。
恋人ハオに束縛されヤクザのガオにも去られたヴィッキーにとって、極寒の夕張の雪景色が最も暖かい安らぎの地なのであった。
だがそれはあくまでそ…
2001年、台北。
国は違うし、僕自身ここまで退廃的な日々を送ったことはないけれど、当時の日本にも確かに似た空気が流れていた。現在の閉塞感とは違う、ある種の「飽和感」。その時代の匂いをここまで映像に…
冒頭のトンネルを抜けるシーンからスー・チーの雰囲気がたまらなく良い。極彩色のトップスを纏いながら片手で煙草を握り、軽快に、されど儚くトンネルを抜けるシーンがたまらなくクールでスタイリッシュ。クラブで…
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