人生をクズの束縛男に振り回され逃れられない女。ただ、実家へ戻るのではなく、先に何とか進もうとするミレニアムの時代となるべくということか。
スー・チーの魅力で最後まで見たが、もう少しガツンと欲しかった…
あんまり好みじゃなかった。台湾の良さが何も出てなくて、場面もそんなに変わらないし内容もありがちだった。
でも、夕張のシーンは活気があって雪遊びしたくなる。
後レビューで見た東京に雪が降ったって言って…
期待値が高すぎたのか途中で飽きてしまった。が、なんとか鑑賞。
冬冬の夏休みをリタイアしていたので、もしかしたら侯孝賢との相性が悪いのかもしれない、絵はとっても好みなんだけど。
Y2Kとして宣伝され…
"使い果たしたら今度こそ別れよう"
美しく謎めいたトンネルでのオープニングから最高
別世界の住人と言いつつ束縛してくるトンデモ男から抜け出そうとする有りがちな話なのに、スー・チーの存在感からなのか…
90年代の閉塞感が残りながらミレニアムに浮つく2001年の空気感が真空パックされているようで懐かしかった。
主人公の彼氏が気持ち悪いほど粘着質なくせに狂気的でも暴力的でもなくて中途半端で同情する要素…
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