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パラダイスビュー
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『パラダイスビュー』に投稿された感想・評価

Hiro
2.0
歌手の小池玉緒さん、りりィさんや細野晴臣さんが出演されている稀有な作品。

ウンタマギルーの方がおもしろかあかな☺️

といえでも、戸川純さんと小林薫さんを堪能出来る作品でした。

YouTubeで観れるらしい。
菩薩
3.5
細野さんが出ているし細野さんのサントラが神なのでアレだが、話はろくすっぽ分からんと言うか文化的背景に無知過ぎて理解が追いつかない。おそらく宙ぶらりんな魂の話で、それを沖縄の現状と被せているんだとは思うが…。現実と幻想の狭間を行き来する様に映像的にも自主と商業の狭間を行き来する、珍妙を通り越してもはやホラーみたいな瞬間もちらほら。ものすっごい独特な手触りの作品、ねじ式の入りみたいな終わり方。
2019年、令和一本目の鑑賞。

沖縄を舞台にした沖縄方言の作品で、全編日本語字幕が付いている1985年公開の風変わりな映画。

この作品はDVD化されていないので、私はこの作品のためだけにアマゾンで中古VHSビデオデッキを、ドン・キホーテではコンポジットケーブル(3色のビデオケーブル)を購入し、TSUTAYAでレンタルすることで、ようやく視聴出来るに至った。

このように、こんな大昔のマイナー映画を観るために、何故私がここまでしたのかにはある理由があった。

今から29年前の8月16日(多分)、フジテレビの深夜にパラダイスビューが放送された。
私は戸川純のヌードシーンに期待し、うとうとしながら視聴していたのだが、開始40分くらい、細野晴臣が小林薫に話し掛けた直後のシーンで、画面いっぱいに紫色のお婆さんの顔がジワーっと浮き出るように出現した。
お婆さんは昔の雰囲気で、髪を後ろにまとめ、そして濃淡がある紫一色のモノトーン。少し半透明で後ろのシーンが透けて見えている。

違和感を感じながらも、「この紫のお婆さんは何かの演出だろう」と思って観ていたのだが、手前のお婆さんは写真のように静止したままで、登場人物の誰でもない様子。
そして紫色のお婆さん越しに後ろで小林薫が普通に台詞をしゃべっており、お婆さんについて一切触れることもなくストーリーが進行している。
しかも細野晴臣作曲の珍妙な音楽も相まって、余計に気味が悪く感じた。

紫色のお婆さんが出現して数秒後、気味の悪さと違和感が頂点に達し、「今日はお盆だし、幽霊的な何かが映り込んでいるのではないか?」と思ったら一気に恐怖で逃げ出したくなり、慌ててテレビを消して(お婆さんの顔も消えて良かった!)、「お母さん、お母さん!」と連呼し、一階から両親のいる二階に駆け上がった。
その私の叫び声のせいで深夜、家族全員を起こしてしまい、父に至ってはその後一睡も出来ずに出勤したようだった。
私は高校一年生にもなっていたが、怖くて1階の自分の部屋に戻れず、母の隣で震えながら寝た。

「結局あのお婆さんは何だったのか、親戚で亡くなったひいお婆さんなのだろうか?」と思って後日、曾祖母の遺影を見たが、和服と髪型は同じだが、似ているような似ていないような…で同一人物かどうかは判別出来なかった。

そして「君は紫色のお婆さんに違和感があったかも知れないが、それは映画上の演出で、そう言う映画のワンシーンだったのではないか?」と言うキテレツなことを言う友人が現れた。

「そんなことはあり得ない」と思ったが、それを確認しようにも映画のタイトルが思い出せなかったし、こんなことをフジテレビに問い合わせても教えてくれないだろうと諦めていた。
そのようなことでこの映画のタイトルが分からないまま20年ほどの月日が流れたある日、過去の新聞が一覧出来るサイトを発見した。
そして、高校一年生の時のお盆のテレビ欄を見て、映画のタイトルが「パラダイスビュー」だと言うことを知った。
ウィキペディアの情報と、観た映画の内容とが一致しており、間違いなかった。

そして令和元年を迎え、改めてこの映画を一通り確認したのだが、やはり紫色のお婆さんの顔はどこにも出ていなかった。
映画上の演出ではなかったのだ。
29年越しにそれが確認出来たのは良かったが、高校時代に見たあの紫色の半透明のお婆さんが何だったのかは今も分からないままだ。

そのようなことで再鑑賞したのだが、映画の内容はつまらないの一言。
オムニバスっぽい出来事があるだけで、特に必要なさそうな日常のシーンの寄せ集め。
沖縄の風習紹介の色合いが強いため、エンターテイメント性はこれ以上ないくらい低い。

戸川純はまあまあ可愛いが、私が高校一年生当時に期待したような脱ぐシーンは最後までなかった。(少しエロめなシーンはある)
そして脈絡なく急に歌い出したり、男に体を触られたと嘘を言いふらす頭の弱い娘として描かれている。

また、人の耳を切る手グセの悪い人、淫豚草を食べると人を襲う虹豚、山羊のふぐりを犬に食べさせたら欲情するからいけないなど、良く分からない沖縄の風習・用語の連発。
Googleの力を持ってしても、意味が分かったのは「毛遊び」の風習くらい。

つまらないけれども、紫色のお婆さんにドキドキさせられた、個人的に思い出に強く残っている一本だ。

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