夏の妹の作品情報・感想・評価

「夏の妹」に投稿された感想・評価

床ずれ

床ずれの感想・評価

4.0
りりィも栗田ひろみもみんな美しい。それに、沖縄という土地もずるい。ヘタクソな演技もみんな浮遊感に包まれて美しく感じる。
2003年7月27日、鑑賞。

沖縄の風景をバックに、当時アイドルだった栗田ひろみ主演の映画。
しかし、自分は、大島渚監督作品かつ佐々木守脚本作品だったので観た。

沖縄の自然風名、路地の飲み屋街などが印象的で、物語は或る女子高生にあてて一通の手紙が送られてくるが、そこには異母の兄がいるらしい、ということで沖縄に赴く。

そして、沖縄の戦争の悲しさを描いている。
eiganoTOKO

eiganoTOKOの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

沖縄返還直後。内地と沖縄の関係は複雑だよなあ…。
修学旅行で行った時、おばあの戦争体験談聞いて泣いた人がたくさんいたけど、そのときここまで格差を考えてなかったもん。
いまも基地を押し付けて、今の今まで甘い汁吸ってるのは本土。
文化をアメリカにも日本にも潰されて、民主主義って沖縄が一番とおいと思う。

日本と沖縄の子ども、鶴男がどこにホームがあるのかわからなくなるって、切なすぎるよ!
返還直後の沖縄の夏。
街の様子や人間模様、すべてが眩しいです。
yumiko

yumikoの感想・評価

-

返還された直後の沖縄が舞台ですって!

主人公は「妹」である 素直子 (すなおこ)って変わった名前・・・笑
凄すぎる棒読みなお芝居 笑 のところばかりに目がいきました 。
やみこ

やみこの感想・評価

3.8
主人公、素直子。あだ名はスータン。
超ミニスカートにサラサラの黒髪ロングヘアをなびかせる14歳。

沖縄返還直後、腹違いの兄を探しに行く妹の夏の思い出。


余韻が残るいじらしい映画。
フルカラー
9/18/2017

すーたん(日本人)はお父さん(日本)と再婚相手の桃子(アメリカ)の子どもで、鶴男(沖縄)のことが好きだけど彼は桃子(アメリカ)とできていて、でもやっぱ仲良くしたいんだけど、結局は鶴男(沖縄)は誰の子かわからない、そして「誰かに殺されたい大和人(=沖縄人に対する罪の意識)」が「誰かを殺したい沖縄人(=本土に対する怨恨)」を逆に船(国政)から突き落とす―と、こんな感じだろうか。

大島渚にしてはマイルドな本作。栗田ひろみは棒だが全然許せる、むしろ好感が持てる。むしろめちゃくちゃかわいい。
tony

tonyの感想・評価

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役者の演技が妙なため内容がイマイチ入ってこなかったので、うん、もう一回観よう。
武満徹のテーマ曲良い。
初めてこの映画を観た頃、ぼくは、「栗田ひろみの出た大島渚の映画」を観に行ったのか、「大島渚の映画に出た栗田ひろみ」を観に行ったのか。今になっては覚えてもいないことだし、そんなことどうでもいいことなのかもしれない。

以来、ぼく自身も歳を重ね、世の中のオモテもウラもそれなりにわかってきたつもりだ。そんなぼくが観た何度めかの『夏の妹』は、日本と沖縄とアメリカの関係を考えさせるものだった。

石橋正次はリリィを妹と勘違いし、本当の妹の栗田ひろみは石橋正次を兄とは知らない。擬似的な兄妹関係と、明らかにされない真の兄妹関係。三人のねじれた関係は、日本と沖縄とアメリカのねじれた関係のメタファーなのだろう。

武満徹の軽快な音楽の流れる中、沖縄の名所をめぐる栗田ひろみが素晴らしい。演技の上手い下手なんてどうでもいい。その愛くるしい存在こそが、1972年夏の栗田ひろみなのだから。あの頃、ぼくのまわりにいた普通の女の子たちは、夏でも皆んなTシャツにベルボトムのジーンズ姿だったけれど、お嬢さんグループに属する女の子たちは、映画の中でリリィや栗田ひろみが穿いていたような白いパンタロンで、颯爽と街を歩いていたことを思い出す。夏の陽を受けた白いパンタロンはぼくの目にはあまりにまぶしすぎた。

「沖縄なんか、日本に帰ってこなきゃ良かったんだ」と啖呵を切り、「もっと力をつけてまた沖縄に戻ってくるぞ」と宣言する直子(すなおこ)=栗田ひろみ。kぼくと同じように歳を重ねた彼女は、みずからの意思で、また再び、沖縄の土を踏んだのだろうか。

料亭とビーチで繰り広げられる大島組常連メンバーの演技合戦。気がつけば大島監督をはじめリリィを含めて、小山明子以外は皆んな鬼籍に入いちゃったんだなぁ。
okke

okkeの感想・評価

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2017年5月 早稲田松竹にて 併映『ウンタマギルー』
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