夏の妹の作品情報・感想・評価

「夏の妹」に投稿された感想・評価

show

showの感想・評価

3.4
日本、沖縄、戦争、女郎屋…メタファーとして見れるのではなく、そのように見るしかない寓話。
巨大すぎるものが乗っかったキャラクター達が同一ショットにおさまる瞬間がまぁクラクラすること。
やじま

やじまの感想・評価

3.9
複雑な人間関係が沖縄の景色を交えて軽い感じで描かれていて面白かった。
天真爛漫な栗田ひろみとアンニュイなりりィ、ふたりとも顔がめちゃくちゃきれいでサイコウ
同年なので調べてみたら封切りが沖縄返還からたった3ヶ月後でびっくりした。
途中からすーたんと鶴男以外の登場人物が全員白ずくめだったのが不気味で気になった。何の暗喩でしょうか。
koro

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3.0
スゥたんこと栗田ひろみさんのセリフの棒具合がセリフと妙にマッチしてて。
登場人物がみんな繋がっててみんなが集合する場面が一番おもろい。私はそうゆうシーンが好きらしい
大島渚のラブロマンス。撮影がナイス。ラスト付近の掛け合いのとことか超いい。とりあえずスーたんが可愛い。エロ話をする殿山泰司、ゴチャマゼな沖縄。ものヌーベルヴァーグな感じだったけど、好きだなー
otom

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4.0
俺の妹がこんなにxxなわけがないって事で、微妙な家族関係と本土復帰後の沖縄をテーマにした一本。個人的には栗田ひろみより、超天使りりィの方が好き。本土人•殺される側の殿山泰司と沖縄人•殺す側の戸浦六宏とのラストもなかなか。沖縄なのに地中海を感じさせる不思議な作品である。良作。
Katongyou

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3.5
日本と沖縄、アメリカの過去から今現在の関係を理解しながら観るとより面白く観れる映画なんだろうな、と感心しながら鑑賞しました。一人一人がそれぞれの国を示しているとかさ。(兄が本当の妹でなく再婚相手のハーフの母親とアレしちゃうとこで腑に落ちたんだけど)、いやぁ〜予備知識なしで観ると全部理解するのが難しかったかなぁ。個人的には猥談してる奇妙な海辺のシーンが好き。
前半、兄を訪ねに沖縄に来た少女の夏休み。アニメ的というか漫画的というのか、登場人物の軽い掛け合いを楽しんでいた。
後半、これぞ大島渚だッ!という展開に。 「沖縄なんか、日本に還ってこなければよかったんだ!」 なんてね、もうね。

沖縄と本土、殺したい人と殺されたい人、兄と妹。
まあ、あからさまな対立構造と言われれば、そうなんですが。
返還直後の沖縄オールロケのATG作品。

栗田ひろみが可愛い。そしてリリィが若くてアンニュイ。年代的に当然のことながら映像は古ぼけてるしショットが美しいわけでもなく、出だしからこれは微妙だぞ…と見極め時を考えていた。しかし作品には不思議な引力があり、結局一気見、そして印象が強烈。
笠智衆の台詞回しもよしと思えば(彼は本作には出てません)天真爛漫で愛くるしい栗田ひろみの棒読み台詞もなかなか味わいがあるというもの。

脇を固める俳優たちの渋い演技には参りました。知らない俳優ばかりだったけれど皆さんすごい存在感で、中盤以降3人の中年男たちが出揃ってからはピリリと引き締まり特に面白かった。

沖縄が日本に返還されたのが1972年5月。本作公開が1972年8月。大島渚監督のフットワークの良さには恐れ入る。思いついたら即行動の人だったんだろう。
初・大島渚監督だったが、他作品も観てみたい。
りたろ

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4.1
栗田ひろみの棒読みも薄い脚本も柔らかく抽象的な雰囲気で気にならなくなっていて、最後まで程々に気持ちよかった
Tyga

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3.5
何とか「沖縄」を撮ろうとしている様は伝わったが、沖縄というロケーションを活かしきるには準備不足なんじゃないかな、という印象。

脚本は好き。
沖縄という場所を日本でもアメリカでもない場所として見なす。そこで行われるのは、もしかしたら血の繋がっているかもしれない2人の出逢い。
と、そんな業を作り出した大人たちのお話。
沖縄は日本に"戻ってくる"のか。
最初から日本なんか関係ないのか。

とか色々考えるが、この映画の一番の素晴らしいことは、スーたん(最初スルタンと聴こえて一人で困惑していた)こと素直子の屈託のない眩しすぎる若さが嘘に見えないこと。

この年代は泡盛は徳利に入れてお猪口で飲むというのが小さな発見。
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