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パッセンジャー

パッセンジャーの作品紹介

パッセンジャーのあらすじ

ある夜、凄惨な車の事故を目撃したカップル。 その瞬間から不気味な“何か”が彼らを追い始める。 自由気ままなロードトリップは、やがて逃げ場のない悪夢へと変わっていく――。

パッセンジャーの監督

アンドレ・ウーヴレダル

原題
Passenger
公式サイト
https://towapictures.co.jp/passenger_movie/
製作年
2026年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
94分
ジャンル
ホラー
配給会社
東和ピクチャーズ、東宝

『パッセンジャー』に投稿された感想・評価

kuu
3.5
『パッセンジャー』
原題または英題 Passenger
製作年 2026年。上映時間 94分
映倫区分 R15+ 製作国 アメリカ

アンドレ・ウーブレダル監督が、ロードトリップ中のカップルに襲いかかる逃げ場のない悪夢を描き、アメリカでスマッシュヒットを記録したホラー。

『ジェーン・ドゥの解剖』(2016年)で密室ホラーの極致を見せたアンドレ・ウーヴレダル監督が手掛けた映画『パッセンジャー』は、現代のライフスタイルトレンドである、バンライフと古典的な超常現象ホラーを絶妙に交差させたロード・スリラーとして仕上がってました。見知らぬ土地を車で巡る開放的な旅路が、たった一度の不運な遭遇によって逃げ場のない移動式密室へと変貌していくプロットは、日常的な恐怖心にストレートに訴えかけてきます。
 
主役を務めるルー・ロベルとジェイコブ・スキピオは、旅の自由を謳歌しながらも徐々に怪異に侵食されていくカップルの焦燥感を等身大のリアリティで演じてました。さらに作品全体に重厚な緊張感をもたらしているんが、アカデミー賞女優であるメリッサ・レオの存在。彼女の不穏な演技力は、作品が単なる過剰なジャンプスケアに終始するのを防ぎ、作品のドラマ的な強度をしっかりと担保してます。撮影においては実際に長距離の移動ロケーションが多用されており、ウーヴレダル監督が得意とすると思う、逃げ場のない狭小空間と果てしない荒野の対比が、トリビア的な視点からも映像美として大きな見どころとなっているかな。
 
今作における超常現象の構造は現代的な見方で解釈できなくはない。事故現場で見て見ぬ振りを決め込めなかった罪悪感や、見知らぬ他者との偶発的な交錯が、解けない呪いのように車内に居座り続けるという設定は、不可逆なトラウマの視覚化に他ならない。怪異というバグが生活の最小単位である車内に忍び込み、移動しても逃げられないという焦燥感は、どこへ行っても個人の問題から逃れられない現代人の精神的孤独やメンタルヘルスの問題を暗喩しているようでもあるかな。
 
一方で、脚本上の穴やプロットホールが存在することは否定できません。特に絶体絶命の局面において登場人物たちが取る行動の合理性の欠如や、怪異が発動する条件やルールの曖昧さに対しては、ホラー映画を見慣れた層から厳しい声が上がるんじゃないかな。物語後半における急展開の強引さも含め、ストーリーテリングの緻密さという点ではやや大雑把な印象を残す部分もあります。
 
それでもなお、今作品を破綻した作品として片付けるのは早計で、完璧な論理性を求める観客には不満が残るやろけど、荒削りな勢いとロードムービー特有の疾走感、そして車内という緊迫したロケーションを最大限に活かした超常サスペンスとしての演出力は、個人的には十分に一見の価値がありました。ツッコミどころを抱えつつも、観終えた後に愛車に乗る際、ふと後部座席の気配を気にしてしまうような不気味な余韻を残してくれる点において、今作品はエンターテインメントとして及第点を越えた佳作でした。


1台の車に乗って夜の車道を走る2人の男。1人が用を足すため車を離れている間、けたたましいクラクションの音と共に同乗者が姿を消してしまう。男が戸惑いながら車内に戻ると、消えた同乗者が上空から落下しガラスに激突。さらに、おぞましい声を上げる“何か”に連れ去られてしまう。男は恐怖に駆られて車を走らせるが、行く先々で同じ風貌の見知らぬ“何か”が道端に立っており、ついにその“何か”が助手席に乗り込んでくる。そして別の日、先の凄惨な事故を目撃したカップルの車にも、被害に遭った車と同様の、爪で引っかいたような奇妙な印が刻まれていた。正体不明の呪いに取りつかれた彼らは、逃れられない恐怖へと追い込まれていく。

出演は「バッドボーイズ」シリーズのジェイコブ・スキピオ、テレビドラマ「ファウンデーション」のルー・ロベル、「ザ・ファイター」のメリッサ・レオ。
山D
3.6
ウーヴレダルの職人技が光るジャンプスケア特化型ホラー映画。

事前の予想を遥かに超えて、思っていたよりもずっと良いクオリティの恐怖を味わえる作品だった。

今作の最大の特徴は、とにかくジャンプスケアが超多用されている点。一歩間違えればチープで大味なB級ホラーに成り下がってしまうが、そこはさすがアンドレ・ウーヴレダル監督。ジャンプスケアの見せ方がとにかくオシャレで効果的なため、全編を通して全く飽きさせない。音響の緩急、カメラのフォーカス移動、観客の視線誘導のすべてが計算し尽くされており、チープどころか非常に洗練された作品だった。

この絶妙なコントロールこそ、まさにウーヴレダル監督の作家性そのもの。
彼の作品に共通しているのは、限られたシチュエーションや閉塞感のある空間を、映画的なカメラワークと圧倒的な空気感で極上のスリラーに仕立て上げる手腕にある。

今回の作品も、設定自体はハリウッドによくある大味なエンタメホラーの枠組みかもしれない。しかし、ウーヴレダル監督の手にかかると、どこから何が飛び出してくるか分からないという空間の使い方が抜群に上手いため、ただ驚かされるだけでなく、そのスタイリッシュな恐怖の組み立て方自体に映画としての心地よさすら感じてしまう。

派手なビックリ系ホラーに徹しつつも、自身の得意とする空間演出のクオリティをきっちり担保する。監督のホラー演出家としての確かな実力と、ブレない作家性を改めて堪能できる、満足度の高い一作だった。
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学生時代友人とレンタカーで伊豆半島一周して目に入った温泉は必ず入るというルーで決行した結果1日で5件温泉をハシゴして無事ゲボりましたラーチャえだまめです。早速ですが本日はコチラの映画を拝見させて頂きました。


【パッセンジャー】!!??某クリプラとジェニファー・ローレンスの宇宙版アダムとイヴとタイトル被ってるしホラーファンの方々には観なくても“おおよそ予測出来てしまう”ような視感アリストテレスなタイトルかもしれませんし、観たらやっぱり実に既視感アリストテレスだったわけで、しかし朝10時の回でめっちゃ眠い状態で拝見したのですが朝活にも耐えうるアタマん中空っぽにして観れる!?ジャンプスケア多用のツボというツボはちゃんと押さえているから憎めない??変に気取って奇を狙ったこともせず、ホラーだけどある意味万人向けで非常に安定した、ホラー映画だったんですね〜!!


監督は「ジェーン・ドウの解剖」でホラー界をザワつかせ「スケアストーリーズ」に「デメテル号最期の航海」とコンスタントに観客に恐怖を提供するホラー専属監督ことノルウェー出身のアンドレ・ウーブレダル。だからまあヘタコキはないかな〜くらいの中くらいの期待で鑑賞したのですが、ジャンプスケアを多様する典型的な……それもおおよそ予測がついてしまう。否それでいいんだよと逆に諭されているかのような!?超王道アメリカンホラー。


まぁそれを良しとするか捻りがないとするかは好みが別れそうな所ですが。そしてこれは本作全てに言える要素で、何かひとつでもズバ抜けているものがない、変わり種を求めるなら他へどうぞとイワンコフばかりの、しかしだからこそ非常に安定して下手に外れてもいないという所が、本作最大のウリになっていると思います。何のフォローにもなってないかもしれんが、こういうホラーも必要だよ!?


↓ブログにもあげました↓
https://www.edamame-movie.com/post/review-movie-passenger2026

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