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猫耳 neko-mimi
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目次

『猫耳 neko-mimi』に投稿された感想・評価

Cem
4.0
実験映画、シュルレアリスムの世界

廃墟に4人の若い男女がどうやら遊んでるらしい(何の遊びかは分からないw)

積み木遊び、葬式ごっこ、
沢山の電球に囲まれる女、急に映る眼球取り出し
鉄塔に縛られる女、逆さ吊りにされる女

ピンク、青、黄色、緑と画面全体が色とりどりに映りだす
激しいノイズ音と水の音と風の音、神秘的な音やピアノの音色

長いし飽きてしまったけど、最後の木々に囲まれた湖に浮かぶ4人
画面全体が緑、神秘的で美しくてゾッとした(良い意味で)

ノイズ音は不快だし怖い、セリフもないストーリー自体ない
廃墟より外のシーンが良かった、どれも好き
自分、緑色好きだなと改めて気付けた
1990年代前半の実験的アート映画。ロッテルダム国際映画祭にてワールド プレミア、ヨーロッパ25都市で上映。萩原朔美に師事した黒澤潤監督の長編第一作。主演は80年代小劇場演劇で活躍した美加理。

カラーとモノクロを交え、廃墟や森でで遊ぶ数人の男女をノイズミュージックにのせて描く。。。

岩井俊二監督「FRIED DRAGON FISH」(1996)のプロトタイプ的なムード。メイン舞台となる廃墟部屋は同作とそっくり。眼球や病院といった寺山修司の美学に森と湖、水の要素、鉄骨などを加えてアップデートしている。良い映像が沢山あった。おそらく当時サブカルチャーの最先端だったと思われるし、耽美系雑誌「TH トーキング・ヘッズ」は今も同様なセンスで発行し続けているので普遍的な需要があるようだ。

同時期の「エヴァンゲリオン」(1996~)にも通底するこの美学にはジャンル名がありそうだが思いつかない。大林宣彦~手塚真の系譜とは違うネオ耽美?わからないので宿題にしておく・

何故「猫耳」という題名なのかはわからなかった。
実験映画と云えど思想は様々異なるので安易に比べるのはどうかと思いつつも実験映画という括りで雑に比べるなら伊藤高志の方が面白い。

『猫耳 neko-mimi』に似ている作品

1999年の夏休み

製作国・地域:

上映時間:

90分

ジャンル:

3.7

あらすじ

山と森に囲まれ、世間から隔絶された全寮制の学院に、少女のように美しい少年たちが共同生活をしている。初夏のある夜、その中の一人、悠が崖から湖に身投げして死んだ…。夏休みになって、帰る所がなく…

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