エンジェリック・カンヴァセーションの作品情報・感想・評価

エンジェリック・カンヴァセーション1985年製作の映画)

THE ANGELIC CONVERSATION

製作国:

上映時間:78分

ジャンル:

3.5

『エンジェリック・カンヴァセーション』に投稿された感想・評価

デレクジャーマンに出逢った時、骨髄を触れられた感じがあったけれど、最近なんだか少し遠ざかっていっている気がする。翻って、近づいているのかもしれないとも思う。
人間
3.5

“君”への愛を綴る80分。
揺れる炎や影、水浴びする男の姿や身体を重ね愛し合う瞬間などがスローモーションでモンタージュ的に紡がれ、白昼夢のようで心地よい。
ストーリー性は皆無であるものの、時折挟まれ…

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デレク・ジャーマン作品。日本で最初に公開された作品。同性愛讃歌のような、美しい映像が続く。インパクトに圧倒される。
名古屋シネマテークにて
Mo
3.5

シェイスクピアの詩と、詩的な映像が流れ、繊細な音楽の中で荒いフィルム映像が流れてくる。
そのアンバランスさに惹き込まれるが、後の解説がないとかなり難解な映画かも。それかもはや難解ではなく非常にそのま…

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-
このレビューはネタバレを含みます

1985年。British Film Institute制作。

台詞のない映像詩。

音楽はCOIL。BGMは何かに打ち付けるような音や静かな流水音。

ときどきジュディ・デンチが読むシェイクスピ…

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なぎ
3.7

物語性は皆無と言っていいでしょ
アンビエントな音楽の中で、夢にも記憶にも走馬灯にも思えるモンタージュが流れる
ホモセックスの時といくつかのシーンだけfpsが23.98まであがる、音もどこか静かに聞こ…

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Juzo
4.9

「映画」という枠に当てはめようとすること自体が無意味なほど、詩的で抽象的で、静謐で、そしてどこか痛ましい美しさに満ちた作品。
映像と詩と同じくらい重要なのが、Coilによる音響世界。
金属の軋みのよ…

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デレク・ジャーマン再鑑賞。

彼の作品を初めて観たのがこの作品。
そしてCoilを聴き始めたきっかけ。
この頃に買ったCoilのアルバムは今もたまに聴く。

ストレートな同性愛(男性)讃歌と、恋人達…

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スロウで粒の粗い映像パートに、季節や愛の詩が乗せられる。一部滑らかな映像はただ男と男が体を重ねている。
当時Smithsの「Queen is Dead」のMVからの流れで見た記憶。
「格好いい!」と思っていたけど今見るとよくわからないかも…。
でもCoilのサントラはクールだし実験映画と言うには詩的。

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