つまんない、これでサスペンスなのか⁈
とメモには書いてある。

ジェームズ・スパイダー目当てで。


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• #tulpen+1994

大ヒットしたテレビドラマ「ツインピークス」の脚本を担当したマーク・フロストの初監督作品。ニューオリンズを舞台に、名門政治家一族のご子息が巻き込まれる謎多き殺人事件が描かれる。

複雑な人間関係をうまくまとめた印象。日常に秘められたドス黒いものを暴く物語は、「ツインピークス」に通ずるものがある。しかしデビッド・リンチのアクの強さを知った後では、同じ作品に関わったとはいえ、ちょっと優等生なサスペンス映画にしか感じられなかった。

ジェームズ・スペイダーがひたすらカッコいい。チョイ悪なボンボン役はよく似合う。謎の死を遂げるアジア美女は、「ゴールデン・チャイルド」がセクシーだったシャーロット・ルイス。

　「お前は古い男の世界に続く扉の前にいるんだ」

　地方下院議員を目指す弁護士クレイはベトナム人女性のリーと濃密な一夜を過ごす。ところがその模様を誰かに盗撮されていて……。

　『ツイン・ピークス』の脚本を手掛けたマーク・フロストの映画初監督作。脚本もマーク・フロスト自身が手掛けている。

　クレイの父親の死の真相、一癖も二癖もある登場人物たち、先の読めないサスペンスフルな展開……と、面白い要素はいっぱいあるのに、なんか物足りなさを感じる。ずっと単調なんだよなあ。デヴィッド・リンチが監督したら違っていたかもしれない。

　とりあえず、ジェームズ・スぺイダーがイケメン。そういえば最近見ないけど、どうしてるんだろう。