もっと深刻で救いようのない話かと思ってたら単純で観やすかった 実父の話の中で息子が母親に向けてるのは恋心だって形容されるくらいだしw
お店の食堂でお互いの嫉妬を誘おうと他の客にちょっかいかけるシーン…
よくできたお話ではないのだけど、ベルトルッチらしい映像表現が素晴らしい(ストラーロの撮影にハズレなし)。というか自分は異国の地を彷徨うキャラクターのお話に弱い。それがイタリアとなると尚のこと。ロベル…
>>続きを読む強烈な母子愛と月の持つ意味がよく反映された狂乱が描かれている。
イタリアの作品ってオペラでもどちらかというと激情的な愛、分かりやすいラブ&ヘイトが描かれがちなイメージだけど(ここは勉強不足で有名作…
映画館から見える月の美しさ。ストラーロのカメラ。しかし物語はなんとも気色悪い。息子を溺愛する母親。本当の父親のあとをつける少年。家庭事情を探り、そして乗り込む不快感。ベルトリッチはもうダメだ、と思っ…
>>続きを読むカラカラ浴場でのリハーサルにお月さまが出て終わるのみたらもう最高となる。オイディプスなファミリーストーリー、アメリカ育ちのボンなのに歯並びがちゃがちゃの息子は親父の靴はいて白ジャケットで尾行、ビンタ…
>>続きを読むフロイトのエディプス・コンプレックスを映像化したら、こうなる的な作品。
(エディプス・コンプレックスは現代では時代遅れとも言われているし、正しいかどうかの論理はさて置き)
昨今の風潮ではもう撮れ…
母は世界的オペラ歌手。アメリカからイタリアに向かう日の朝、初老の父は事故死する。公演やリハーサルで長期滞在する母に連れられてイタリアにやって来ると高1くらいの息子は薬物とセックスに溺れて、母は声がい…
>>続きを読むベルトルッチ監督が大作「1900年」(1976)の次に制作。映画好きで知られたデザイナー長沢節が著書の中でオールタイムベスト1に挙げ、タルコフスキー監督は「醜悪で、安っぽく、下品なゴミだ」と唾棄した…
>>続きを読む近親相姦が扱われたなかなか攻めた作品。最後まではしやんかったけど、観たらあかんものを観てる感がすごかった。
母にとっては夫であり、息子にとっての父親がいないというのがこれほどまでに影響を与えるんや…