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スイミング・プールのminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

スイミング・プール(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

スランプ状態の女性ミステリー作家が、気分転換にと編集者の所有するフランスの別荘を訪れる。静かな場所で創作を始めた彼女だが、突然編集者の娘が現れ、別荘で2人過ごすことになるという話。

気難しい作家と自由奔放な娘が最初は仲違いしつつも親交を深めていく。性格も年齢も違う女性2人は対象的なのだが、不思議と惹かれ合い、終盤は同性愛的な雰囲気さえ漂わせていたように思えた。映画としてはオシャレでミステリー要素が少し含まれる程度の作品で、やや退屈な出来かなあーと思っていたのだが、ラスト5分でまさしくひっくり返る。この衝撃のために敢えて平凡な作りにしたのかと思うくらいにビックリした。

まあ、以前も似たような性質の映画観ているが、そちらは練り込んだストーリーに定評のある脚本家だったから構えて観ていたけど、本作は予備知識無しだったので意表をつかれた。なるほどねー。

でも、劇中で作家が書いている小説は正直つまんなさそう^_^
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