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『潜水艦轟沈す』に投稿された感想・評価

さっ

さっの感想・評価

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ネタはおもしろいけど、ロードムービーの主役の内面が最初から最後まで一切ブレない(ブレさせられない)のは微妙。主役なのに観客の敵なので戸惑う。裏切り者を即決裁判で抹殺するシーンとか焚書・芸術品破壊とか、あくまで敵役としての描写は冴えてる
mh

mhの感想・評価

5.0
ナチ党員である六名が広大なカナダを、地元住民を虐殺しながらドイツへの帰還を目指すというバチあたりロードムービー。
カナダ北東部・ハドソン湾に上陸したら乗ってきたUボートが撃沈されてしまいオープニングで邦題回収。以後は潜水艦一切出てこない。(潜水艦ものにハズレなしという地口を真に受けて邦題つけたのかな?)この映画ではUボート乗組員は全員、ナチ党員という扱いになっている。
親切なカナダ市民をやむを得ず殺しながら、(やむを得ずというあたりがポイント。やたらめったら殺すわけじゃないのがリアルでいいね)旅を続けているうちに、ひとりまたひとりと仲間は減っていく。
ドイツからの移民が共同生活しているコロニーに迷い込むくだりが良かった。総統みたいな演説をぶちかますも誰も乗ってこない。聞けば、ナチズムから逃れてきたひたち(おそらくコミュニスト)なのだった。仲間のひとりはかつての生業であったパン職人の腕と自我をそこで取り戻したが、出発の際に即決裁判で殺されてしまう。
ラストは「脱走四万キロ(1957)」のラストのアレンジヴァージョン。「脱走四万キロ」の主人公のモデル、フランツ・フォン・ヴェラ大尉は何度も脱走を繰り返し、ドイツ本国で英雄とされ、敵地カナダを踏破して中立国アメリカにたどり着く。あきらかにこれが下敷きだけど、この映画ではエンタメらしいツイストを加えてる。
英語版ウィキベディアによれば、中立を保っているアメリカに参戦をうながすという目的もあったようで、それでここまで面白いもの作っちゃうのが素晴らしい。
ダークヒーローものというか、アンチヒーローものというか、ここまで尖ったエンタメ戦争ものもそうそうない。
あらかた戦争映画は見ちゃった気でいたけど、とんでもなくすごいのがまだまだ埋もれてる。
面白すぎた。
☑️『潜水艦轟沈す』及び『ヒットラーの狂人』『第七の十字架』▶️▶️
 ロードショーはまだ寂しいようだが、名画座の固定ファンの付いてるところはかなり復活してきてるようだ。時間ギリギリに行くと、客席が限定されてるせいもありほぼ満杯で端っこしか空いていない。知人のように1日に続けて4.5本観るは珍しいと思ってたが、年配男性には結構普通にいることも最近分かった。元より映画ファンではあるが、マニアックには初めてなったような、有名館で演る名画と云われるは全て観尽くしたいと決めてるような人。キューブリック等には熱っぽいが、ブニュエル等は変なのを見つけたと新鮮に語るような。そういった方たちで半数以下となった客席はほぼ埋められているようだ。「ナチスと映画」の特集、兵器·戦争はとりわけ男性だ。
 小さい頃、TVの米戦争ものを観てて困ったのは、西部劇以上に『コンバット』等の米兵が単なる殺戮者にしか見えなかった事だ。時代劇でも斬られる側の美学があるのに、大量の人間を無機物の様に一斉にまさに破壊してゆくのには、ゾッとした。それは外身に限らず後年、キューブリックやマン·アルドリッチらを例外とすれば、メジャースタジオ健在時代の映画を遅れて観るようになっても、米軍の存在する意味が分からなかった。「正義」と「民主主義」の為の戦いとは、名目でしかなく、「力」と「数」による支配拡大·権益独占強化を言い換えてる欺瞞だと子供でも気づく。追い立てられる標的とされ、追い込まれた側が極端な原理主義によるテロと呼ばれる暴力報復に走るのも、当然の成行きの部分もある、と映画を見てて分った所もある。「悪の枢軸国」側とは米国が自らのレッテルを他所に押し付けてるに過ぎないと。本作は、英連邦のひとつのカナダが舞台で、数的には「正義」よりも「自由」という言葉が多めに掲げられ、「自己選択(申告)」「自分の意見や個性を保ちながらの祖国·国家大切さ」「エスキモー、ネイティブ、フランス系、ドイツ系の出自の価値差はない」という心情が民族を跨がって浸透し、ナチ·ドイツ軍人の「(欧州)新秩序へ邁進」「ドイツ人の優越、頂点支配」「総統の下の規則と忠誠固持」がコケにされ、個人の幸せの選択と周りの尊重、のいろんなパターンが出てきて面白い。が、やがてナチの非人間性を際立てる対称としてのユニークかつ普遍宣言のこれでもか連呼でしかないのが分かってくるのが、致命的。カナダ輸送船を撃沈して北米大陸上陸のドイツUボート生き残り6人の、(独米開戦前の)米国への国境を越え、独領事館に保護してもらう目的の2千キロの旅が舞台。エキゾチックを越えて多様な世界がユニークに説得力持って描かれてて、戦中映画一般、戦意高揚をはみ出す余裕·独自作家性がある、既にしてよく知るパウエル=プレスバーガー世界ではあるが。
 白人の加軍や狩人らが親密な浜辺のエスキモー村、同じドイツ人による宗教上移民のコミュニティ、都会から離れ自然·文化·芸術と暮らす人たち、貨物列車内の退屈国内兵役から一時エスケープの軍人、らと触れ合ってゆき、ナチと判っても手を差し伸べもする彼らの生き方にほだされ·共感もするが、ナチ気質で対立や内部処刑で双方に死者を出しながら進んでく。収穫·労働·生産·共生の歓びも描かれ、戦中に全盛ヴィダー世界再現かよと驚き、進展·成熟を期待したが、パターン切上げとなり、以降も足踏みばかりとなる。もっと1エピソードに腰を落ち着けて描くべきだったのに。
 名優らの顔見世よりも、内に立体的にもこじんまり縮こまらず·ドラマ深みに入らず、視覚的に少々厳密さ欠くを逆にオープンに保ち開かれた侭、部分部分にセンスあってこだわり、模範一様のスタイルに纏まらぬスタイルという後年にも繋がる天才を窺える。多彩で自在なロケとセットのそれぞれ一体宇宙造型と、そのシーン間にもある切替えが境を感じさせない、既にして新世界·鮮話法に向かって踏み出してる巨匠パウエルの足取りには目を見開かされたが(まぁ、最大の戦争犯罪人と云われるチャーチルの下ではよくやった方か)。
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 これに比べると、閉じられた軽くも完璧な造型のメロドラマの巨匠サークの戦中作品は、当時の国内戦意高揚や対外配慮を思えば考えられない(仰俯瞰も鋭く立像や兵列も象徴を突抜け彼岸として天才的に組入れられた地点まで至る)、今の時代の共通歴史認識出来てよりの『炎628』『やがて来たる者へ』を先取りするような·危なすぎる、ミニチュア破壊もイメージ的にも浮き上がらない、1地域共同体をこの世から殲滅·消失まで公然と謳う、殺戮·破壊の完全徹底描写の実践に驚く。ここでは先の対立項が、被占領チェコの街の人ら·破壊工作焚付け帰還者と、独軍の間で、勿論プロパガンダ上、前者に是があるようには捌いてるが、その悲劇への救いのない盲目的復讐と破壊本位向かい方·剥き出しの迷いや恐れの当たり散らし·只立場に沿うだけで全体を見れてない無駄な行動の多大すぎる決着の方向に、人間としての(愚かな)差は無いところ迄描き抜いてるようだ。
 サークの造型もいつもの直線+α的重厚壮麗な奥行側面の完璧囲い出しからの絞り抜きから、いびつに暗く丸まり歪み、イマジナリーラインも敢えて結ばぬアクションもあり、表現主義というより確定されぬ世界の動きゆく可能性の不気味さに沿っている。ドイツ時代のトーンと言えなくもないが、より不安定でうごめくものが、可視下にはない恐ろしい予感のものになってて、それは終盤に形態·象徴-崩壊·消滅のあまりに鮮やかすら飛び超えた極北の世界と導いてゆく。
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 このシリーズでもう一本観た初期ジンネマンは、かなり屋外を模した広いセットでのスモーキーな造型とそれを活かすカメラワークの浮遊は圧巻で持続するのだが、複数の死者含む語り手を持ち、ユダヤ人に限らぬドイツ強制収容所脱走行を描き、本来頼もしくも拷問等で自己の魂を見失いそうにまで来ていた男が、先に命落とした仲間や·その手配してくれたひとたち·親族·全くサラで会った人らの、ナチズムに無意識に毒され目先の恩恵をありがたがる面ありながら、人間として無心に対する素朴·公平·救いの手を本能的に失ってない温かみに、次第に人間性を恢復してゆく内容は、少し人が良すぎる感。ベースのタッチ自体が単純で厳しさを欠いて幼いので、それを信じさせてるへ向けてはくれない。

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