毎日出版文化賞受賞の畔柳二美の小説を映画化。新藤兼人が脚本。親元を離れて伯母の家で暮らすことになった性格が正反対の姉妹。二人の人生を描く心温まるドラマ。
夏の海の光をあびて素足で砂をふみしめたい。そんな良子の願いも大きな波の流れに消えて...。少年の心はさけぶ―いのちの尊さを―。横浜工業地帯の町を舞台に、明るい少年と、岩手から転校してきた病…
>>続きを読む四万十川に面した小さな食料品店、山本商店では、主の秀男(小林薫)が突然出稼ぎ先で大ケガをして入院した。 母親のスミ(樋口可南子)は、5人兄弟の子供たちを養うので手いっぱい。子供たちの面倒は…
>>続きを読む岡山に生まれ25歳という若さでこの世を去った俳人・住宅顕信(すみたく・けんしん)。 5・7・5の字数にとらわれない自由律俳句を詠み、生涯に残した俳句はわずか281句。22歳の時に得度…
>>続きを読む郊外の団地に三好昭と妻の邦江、娘の昌子の三人家族は住んでいた。その付近には、まだ葦の繁みがあり、ある日昌子は湿地の泥の中を蝶を追って捕虫網をふりまわしていた。数日後、母の邦江は昌子の小さな…
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