『ハッカビーズ』（I ♥ Huckabees）
ジュード・ロウ。うひょ。
ダスティン・ホフマン。うひょひょ。ハリウッドムービーテイスティスターの奇天烈、奇想天外の良くわからんが実存主義を絡ましたらなんとかなる的な新感覚ムービーかな。
まず感想は、今日の近くに卵🥚🐣10ッ個買い物行った感じに似てるかな。なんじゃそりゃって方🙇‍♂️
スーパー🏪近いし、雨ん中傘さしてチャリをコギコギ🚲️。
卵GETしていざ帰り始めたら、ずぶ濡れ中学生発見🔎
知らん顔して通り過ぎようかと思たが、格好つけの小生は傘を中学生にプレゼントしてダッシュ。
途中、ヘアピンカーブ最終曲がり角で転けて卵ごと地面にダイブ。
ベチョベチョ濡れ鼠クッソーって、思たときふと財布にファミマのくじ引きでC.C.Lemon当たってたのを思いだす。
濡れ鼠のままファミマにジュースを交換して帰り、クラッシック卵を確認したら10ッ個中7個が粉砕撃沈で3個生き残りとC.C.Lemon一本無料でGET！
値段的にはプラマイゼロで相殺できたし、まぁいっかぁてな感じの映画かな。感想の喩え長ッ！
監督は『スリー・キングス』の奇才デヴィッド・O・ラッセル。
『ザ・リング2』のナオミ・ワッツやマーク・ウォールバーグなども主演者に名を連ねてますぅ。
コメディ初挑戦のジュード・ロウのナチュナルな演技も笑いを誘う。
いろんな満足てのをおリーズナブル提供するスーパーマーケット
『ハッカビーズ』のエリート社員のブラッド（ジュード・ロウ）をかたきと考えとるオタっキー青年活動家・アルバート（ジェイソン・シュワルツマン）。
彼はブラッドとドンパチする前に自分の悩みを解決しようと“哲学探偵”なる夫婦の事務所にいざ向かう。
せやけど、こない精神の安定を欠く環境保護運動なら誰もやってないだろうみたいな。
大型スーパーマーケットで働く営業エリート（環境保護もモチロン）と変人セラピスト夫婦ほんで変人環境保護者２人重ねてヒロイン、ＣＭガールてのが宇宙の真理に目覚めてどんどんやばくなってきます。
てうかこのセラピーの方法論がツボらなかったし、ストーリーも私的ながらハマらなかったかな。
資本論的秩序てのを良くわからんセラピスト理論で衝突させ、破壊、そして再構築してできたモンハッピーらしいけど、なんか怨念に溢れたかんじやし、偶然と不幸の共有ちゅう、単に無常観を全員に分からしたいんかよくわからんが、セラピー理論が脆弱なんはキツー感じるし、ツボらないのかなぁと。
扨、あるコラムにこの作品の監督とのQ&Aにこないなんがのってた。
――今回の作品では実存主義探偵が現れたりとユニークですが、監督は実存主義者なのですか？　また、今作の発想のきっかけは何だったのでしょうか？
その通り。私は実存主義者で、この映画は『私は何者なんだ？』という問いかけなんだ。
子供のときから形而上学的なことに興味があった。
※(小生が挿入した※印)
日本の文化でいえば禅の思想かな。
この映画を作るきっかけは、ある夢を観たことなんだ。
とてもセクシーな女性がどこまでも私を追いかけてくる夢で、逃げるのに疲れた私が『何故きみは追いかけてくるんだ？』と聞いたら、『あなたが何者かを探るためよ』と言われたんだ。これは面白いと思ったんだ」
と、なかなかユニークな逸話やけど、小生は禅と実存主義は似てても異なるモンやと思てるんで余談ながら書いときヤス。
実存主義と禅の決定的差異をのべるなら、また、禅が実存主義と袂を分つところはどこか。
いろんな実存主義てのがあるが、どれもみな、共通した考えの点で一致している。
それは、有限なる人間は、神から無限に離れているってこと。
ほんでまた『行く手に拡がる可能性の海は恐怖を呼ぶ。可能性は自由を意味する。そして、かぎりない自由は、
耐え難い責任を意味する。』
禅てのはこのような思想と無縁やとおもう。
なんでかと云うと、禅にとっては、有限はすなわち無限である。
時間はそのまま永遠である。人は神と別でじゃない。
禅てのは無限の可能性や、限り無い自由、ほんで果しない責任に、何の恐怖すべきものも認めへん。
責任てのが如何に果しなくて、耐えがたくとも、禅てのは、まるで何も負っていないかのようにそれを負う。
せやし、禅と実存主義は通じるものはあっても同じカテゴリーに括るんはどうかとは思うかな。

あらゆる満足をお手ごろ価格で提供するスーパーマーケット「ハッカビーズ」のエリート社員をライバル視しているアルバート。彼はエリート社員のブラッドと一戦交える前に自分の悩みを解決しようと“哲学探偵”なる夫婦の事務所に向かう。キャストはほんと豪華だったけど、よくわかりませんでしたw。ジュード・ロウの汚れ役は見どころです。シャナイア・トゥエインが本人役で看板で出てきます。昔は好きでよく聴いてました。CMソングで使われていた『Up!』って曲が好きだったり。

ジュード祭り...と手に取った本作、今世紀最大に何が言いたいのか分からん映画でした...。デヴィッド・O・ラッセル監督、この後『ファイター』まで6年映画を撮ってないけど何かあったんじゃないかと探るくらいには分からん！！（笑）

大型スーパー、ハッカビーズ。エリート敏腕社員ブラッドは新店舗のために森を伐採して開発を進めようとしている。自然活動家のヲタク青年アルバートは、そんな彼の野望を阻止しようと、とある探偵夫婦にとんでもない依頼をすることに...。

ダスティン・ホフマンに始まり、若手時代のジョナ・ヒルまでとにかく目を疑う豪華キャストっぷり。あえて誰が出ているか調べずに見た方が面白いかも。

しかし、内容はひじょーーーに哲学的？というより意味不明なので（笑）突然妄想シーンが挟まれたり、登場人物たちが明らかにブッ飛んでいたり、ツッコミどころ満載です（笑）。ジュードかわいそうだし！！個人的には最後まで主役のアルバートが好きになれなくて、「ただのひがみじゃん！」とイライラしながら鑑賞してしまいました...。
脱力系の笑いなんだけど、正直日本人には難しい笑いが多くてそれも辛かったです。
...百聞は一見にしかず、豪華キャストがよく分からないことを楽しんでるのを観られる意味では必見です（笑）。

本作のジュー度：★★☆☆☆
輝く金髪が美しい。なんでもできる嫌味なヤツの役なのですが、結構可哀想な目にあうので不憫でなりませんでした...。（笑）
いくつかキモいシーンがあったからこの点数！（笑）