「恋の手ほどき」
原題「Gigi」
1959/6/13公開 アメリカ作品 2018-004
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1959年第31回 アカデミー賞作品賞

コレット女史の「ジジ」はブロードウェイで舞台劇としてオードリー・ヘプバーンが主役を演じました。これはそのミュージカル映画化で、フランス出身の永遠の少女キャロンがヒロインを演じています。
贅沢な20世紀初頭のパリ・モードを見事に再現していますが、ミュージカル最盛期を少し過ぎたこのころMGMが集大成として作った作品にしては、踊りも少なくミュージカルとしては少し残念なところもあります。
しかしながら、おてんばから淑女に変化していくキャロンはお見事で、華麗な愛らしい作品にまとまっています。

1958年度アカデミー賞で、作品賞をはじめ10個のオスカー賞を獲得したミュージカル・コメディ。監督はヴィンセント・ミネリがあたり、作家コレット女史の原作を、アラン・ジェイ・ラーナーが脚色している。撮影監督はジョセフ・ルッテンバーグで、パリに10週間にわたってロケが行われた。音楽監督と指揮はアンドレ・プレヴァン。主題歌“ジジ”他9つの歌曲を、「ブリガドーン」のチーム、フレデリック・ロウが作曲、アラン・ジェイ・ラーナーが作詞している。出演するのはレスリー・キャロン、モーリス・シュヴァリエ、ルイ・ジュールダンの他、ハーミオン・ジンゴールド、エヴァ・ガボール、イザベル・ジーンズら。

• #アカデミー賞作品賞
• #死ぬまでに観たい映画1001本

アカデミー賞オスカー総取りのミュージカル。
ヴィンセントミネリ作品。
原作は青い麦📖のシドニーガブリエルコレット
オープニングから歌と世界観が
マイフェアレディ🎬と同じ。大好きです。
エッフェル塔の真下を通過。
おてんば娘ジジ役のレスリーキャロン、
初めて見たけど美しい。
テーブルマナーを学ぶジジ。
ジュエリーを学ぶジジ。
マイフェアレディ🎬とプリティプリンセス🎬を思い出す。
祖母に内緒でシャンパンを飲むジジ。
シャンパンの歌が楽しい。
そしてジジの猫がとんでもなくかわいい！
魔女の宅急便🎬の猫のジジもかわいいけど。
男が歌いながら、恋に気づくところ、
マイフェアレディ🎬そのものです。
年寄りのシーンが多いのが
ちょっと醒めますね、笑

元のブロードウェイミュージカル版は
オードリーヘプパーンがジジ役。
ローマの休日🎬より前です。
マイフェアレディ🎬の元のブロードウェイミュージカル版は
ジュリーアンドリュースがイライザ役でした。

音楽もマイフェアレディ🎬と同じ人。
ウィキより
『ブリガドーン』『マイ・フェア・レディ』のコンビフレデリック・ロウが作曲、アラン・ジェイ・ラーナーが作詞している。

音楽はアンドレ・プレヴィン
プレヴィンが何らかの形でかかわった作品としては、『キス・ミー・ケイト』（1953年）、『絹の靴下』（1957年）、『恋の手ほどき』（1958年）、『あなただけ今晩は』（1963年）、『マイ・フェア・レディ』（1964年）、『ペンチャー・ワゴン（英語版）』（1969年）、『ジーザス・クライスト・スーパースター』（1973年）などがある。

🏆恋のホニャララ ランキング🏆
4.0 恋の手ほどき
3.5 ヒースレジャーの恋のから騒ぎ
3.0 恋の罪

番外編
昔大ヒットしたドイツのロックバンド、
ネーナの、恋のロックバルーン🎬が観てみたい。低評価だけど。
ロックバルーンは99♬は、ドイツ語ロックで米ビルボード2位、日本オリコン洋楽1位

恋のためらい🎬も観ないと！

• #ジジ
• #アンドレプレヴィン

1958年アカデミー賞作品賞受賞。

今から58年前、アカデミー作品賞含む10個のオスカーを獲得したミュージカルだが、そんな傑作かな？ って不思議。天真爛漫な少女が社交界を巡って大人に、、ちょっとマイフェアレディと似ている。

レスリー・キャロン扮するジジは無邪気でキュート。彼女の可憐で天真爛漫な魅力がミュージカルにぴったり。ミュージカルナンバーは愉快のどかな曲が多くて良いのだが、やや飽きが来てしまう。。

ジジが社交界を巡る話なので、連日パーティが開かれ、そこにジジに思いを寄せる男性が現れて、、みたいな分かりやすい展開。華やかなドレスを着飾って、踊り、唄う、お気楽ミュージカルで、集う男性陣もお気楽道楽者が多い。

おそらく当時、豪華絢爛たる衣装、美術、カラー映像で人生賛歌ミュージカルを皆、楽しんだのだろう。

しかし、流石に監督賞は、傑作「めまい」のヒッチコックが取るべきだったような気がする。

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