危険な関係の作品情報・感想・評価

「危険な関係」に投稿された感想・評価

R

Rの感想・評価

4.1
こっそり結構大好きなスティーブンフリアーズの映画を見よう第2弾。一番有名な作品のひとつやけど見るのは今回初。18世紀の貴族たちというのはホントにこんなに暇だったのでしょうか、生活の全てが恋愛と信仰を中心にしてて、仕事してるらしきシーンがまったくないという笑 土地を転がしてるだけだったみたいな話は聞きますが…。冒頭、メルトゥイユ公爵夫人とヴァルモン男爵が、それぞれのゴージャスな邸宅で、美麗な衣服を召使い達に着せさせて1日の準備をととのえてるシーンから始まる。ふたりとも勝負に出かけるかのような気合の入りっぷり。きっと毎日が勝負なのでしょう。何の? 愛と欲望の駆け引きのです。夫人は、愛人が自分の元を去って、セシルという若い美女と結婚することになったので、復讐として先にセシルを落としてヴァージンを奪ってもらえないかしら、と男爵に依頼する。ところが、男爵は、セシルは頭が弱いから簡単すぎる、社交界のプレイボーイとしてのボクの名が廃る、ボクは信心深い堅物美女トゥールベル夫人を落とす、もしそれができたら、メルトゥイユ夫人、ボクと寝てくれますか、と提案、それを受け入れる夫人。とはいえ、この二人、どうやら元々恋人同士だったらしい。うーん、危険な関係。ということで、果たしてヴァルモン男爵は女を落とし、メルトゥイユ夫人もモノにすることができるのか⁈という浮ついたどーでもいい話が進んでいく。まず、稀代の気障なヤリチン、ヴァルモンを演じるのが、ジョンマルコビッチ、ええええ、それはなくね?って思うんやけど、見てるとだんだん気持ち悪い彼が狡猾で獰猛な肉食動物に見えてきて、いや、コイツは手強いプレイボーイだぞ、と説得力がある。流石です。けど、現代やったらこれ完全にただのセクハラおやじ笑 で、自分の思惑のために他の女たちを滅ぼそうと画策するメルトゥイユ夫人を演じるのが、怖い怖いグレンクローズ。この人も演技うますぎ! 表情や声色がコロコロ変わるのスゴイし、微細な心の変化を瞳に浮かべる巧みさに圧倒される。若きセシルを演じるのはユマサーマン。当時のユマ、かわいすぎビックリ! 彼氏役のキアヌリーブスは演技下手クソすぎて逆に可愛く見えるのがオモロイ。で、堅物美女トゥールベル夫人はミシェルファイファーが演じてる。このスターたちの共演が何よりの見どころなのと、あと、女と女の間のおそろしく打算的な関係性が見ててすげーな、と思うのと、当時女たちが、いかに男たちにとってリスペクトの対象でなく、単なる欲望の対象として存在していたか、が描かれる。まぁ現代の大半の男たちもそんなもんやと思うけど。 で、何やかんや時にコミカルで時にスリリングな駆け引きが続いたあと、最終両性間のバトルみたいになっていくのがエキサイティング! 最終、本作から何らかの教訓を引き出すとしたら、いやもう最初の最初から虚栄とか捨てて素直になりましょうよ! ということでしょうか笑 なかなか面白かったです。全体としてはフリアーズ監督の職人的なお仕事が冴えてる感じで、衣装や調度のゴージャスさ、編集の面白さ、映像の美しさ、音楽の素晴らしさ、などなど、見応えあったけど、贅沢言うならば、ハートにドスッとくる決め手に欠けてたかなー。でもまた見てみたいような気もしてます。
パドゥ

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3.2
貴族たちの恋物語。貴族呑気なことですよ。
まだ10代のユマ!綺麗なのにトップをさらけ出し!
若かりしころのややギラギラのマルコヴィッチ(笑)
プロットはそこまで面白くない。
pooh

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3.8
映画採点
作品75
監督B+52
主演B+6
助演A8
脚本B+6
衣装・映像A3
音楽
ラクロの小説を戯曲化した作品を、戯曲の作者であるクリストファー・ハンプトン自身が更に脚色して映画にしたもの。

スティーブン・フリアーズはこの頃から職人的で面白味の無い演出をする監督って印象だけど、美術や衣装の絢爛さやキャストの豪華さは見事。

それにしてもこれは誰に非があるってわけでないけれども、邦題が似てて主演女優が同じだから前年の危険な情事と被ってしまって困る。(英語だとそんなこともないのに)
atsuman

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2.4
マルコビッチがいい男みたいな設定は苦手。ユマサーマンのおっぱいが見れます
終わり方悪いね~(褒めてる)

宝塚でできそう!仮面のロマネスクみたいなやつ
ルールが複雑すぎると人は己の心すら計りがたくなる。35才のマルコビッチの不覚の恋による揺らぎの見事さ。グレン・クロースの般若かと思うような目の輝き。この2人の対決の凄まじさ。そしてクリームのような濃厚な衣装。ウマとキアヌの将来を危ぶみたくなる大根っぷりも見もの。
ercaa

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4.5
ワルい大人たちはやっぱりたのしいな〜!!!!からの、ラストシーン鬱。のコントラスト。
yadakor

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2.0
見方のわからない映画
ただの恋愛映画なのでフランス貴族の設定がマジで蛇足というか、無駄
もちろん原作が書かれたときはふつうに当時の出来事として書いているのだろうけど、現代で映画化するなら現代版にするか原作の存在をはじめに注釈で入れて欲しい 歴史ものとしてまじめに見ようとした時間返して欲しい
otom

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4.0
駆け引きの頂点に君臨すべく争う不毛な話。愚かさに気付くマルコビッチと村八分のグレン•クローズと対称的に幕を閉じる。貴族のデカダンスかつ実にくだらん遊びだけれども、まぁ"理屈抜き"で嫌いではない。
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