危険な関係の作品情報・感想・評価・動画配信

『危険な関係』に投稿された感想・評価


フランス革命直前の退廃ムード漂うパリ社交界を舞台に、貴族たちの愛の駆け引きをスキャンダラスに描く。

18世紀。フランス革命前夜のパリの貴族社会。人々は贅の限りを尽くした甘美な暮らしに酔いしれ、それぞれの快楽を追い求めていた。そんな社交界の大輪として君臨するメルトイユ侯爵夫人は、彼女の恋人バスティード伯爵が若い娘と結婚するらしいという噂を耳にしたことから、かつての愛人であり、社交界きってのドンファンとして名高いバルモン子爵を使って、当のボランジュ夫人の娘である美しき処女セシルの純潔を踏みにじろうとする……。

禁断の書と呼ばれたラクロの小説。
majizi

majiziの感想・評価

4.0
ジョン・マルコヴィッチによるジョン・マルコヴィッチのための作品。

グレン・クローズ、ミシェル・ファイファー、ユマ・サーマンといった豪華な女優たちの競演も見どころだし、若いキアヌ・リーヴスもひたすら可愛い。

でもやっぱりジョン・マルコヴィッチ様のためのような作品でした。

暇を持て余した貴族たちのロクでもない暇つぶしが、やがて人の心や地位を破滅させ、果ては自らの命まで賭けることになるというなんともアホくさくてしょうもないストーリーなのに!!

どうしようもない連中はいつの時代もいかなる環境でも、下半身の欲求とは切り離せないし人を支配したいと願う。

マルコヴィッチさんってそんなに男前とは思えないしどっちかというとクドいというか暑苦しい感じなのに、この役ではめっっっちゃ色気出しまくりでした。
いやはや役者って凄いですね。

終わり方も最悪で最高でした。
貴族連中はこの後民衆に革命起こされてみんなフランスはぶっ壊れるんだけど、こんなことやってるからだよね、バーカ。
勝手にスティーヴン・フリアーズ映画祭

"これは理屈抜きだ"

ストリーミングどころか映画もない時代だからということももしかするとあってか(?)、宮廷を舞台に刺激に満ちた男と女のラブゲームにこうずるあまりに、目の前にある本当の愛に気づけず戸惑い跳ね除けてしまう愚かさ…ツケが回ってきて孤独よ。
そんな主犯グレン・クローズとジョン・マルコヴィッチの企み。いわば(他人同士をくっつけたがるお節介焼きキューピット)エマの逆版みたいな?その獲物ターゲットとなるのは、信仰心の厚いミシェル・ファイファー(美しい!)、純粋なユマ・サーマン(がいい!)という、薄汚れた主人公たちとは似て非なる2人の女性。そして、これまたピュアでかわいらしいキアヌ・リーブスも出ている。恋の病って本当なんですね。
原作者による脚色と素晴らしい衣装や美術が目も心も持っていってしまうようだ。スタイリッシュでスキャンダラス、センセーショナルに魅惑的な面白さに興味がそそられる。名声や評判が大事な時代の高貴な社会において、それらは外に漏れ出てしまえば命取りか。虚栄と幸福は両立しない。なんて今ごろ後悔してもね。
SFやファンタジーが言いにくい実社会を映し出す鏡のような働きをするように、本作のような歴史モノもまた今を生きる僕らに教訓を与えてくれる。

It's beyond my control.
今ごろ後悔してもね
ブー!ブー!
ucandoit

ucandoitの感想・評価

3.5
1988年 スティーヴン・フリアーズ監督
Dangerous Liaisons

革命前夜のパリの上流階級の話。熟し切ってます。

危険な情事(Fatal Attraction)ほどでは無いが怖いグレン・クローズ見たさに視聴。
豪華出演陣です。

マルコヴィッチのプレイボーイ役は意外でした。
18歳のユマ・サーマンの露出もありです。
キアヌ・リーブス24歳も初々しい。
30歳のミシェル・ファイファー。

内容よりキャストに惹かれた作品でした。
マルコヴィッチ、プレイボーイなのに最後の方はグレン・クロースにコントロールされすぎ(out of control lol)。イギリス・アクセント上手。


備忘録(ネタバレ)

ゲームの様に恋愛を楽しむ未亡人のメルトイユ侯爵夫人(グレン・クローズ)。自分を捨てて若い娘セシル(ユマ・サーマン)に走った男に復讐するためかつての恋人のプレイボーイ、バルモン子爵(ジョン・マルコヴィッチ)にセシルを誘惑させる。

セシルの初恋の相手ダンスニー(キアヌ・リーブス)を可愛がるメルトイユ。

バルモン子爵がやっと思いを遂げた相手トゥールベル夫人(ミシェル・ファイファー)に夢中になると知ると嫉妬に駆られバルモンとダンスニーを決闘に追い込む。

バルモンは決闘に敗れて死ぬがメルトイユの悪巧みを暴き、彼女は社交界で爪弾きに。
グレン・クローズとジョン・マルコヴィッチは、一見するとセックスを使いこなす共犯関係のように見えるが、グレン・クローズの方が完全に捕食側。
マルコヴィッチが吐露するミシェル・ファイファーへの想いを聞いて尚、欠伸をかます憎々しさ。
ラストは因果応報だが、あそこまでいくと修羅道を進んでほしい。
貴族のブーイングってああやるんだ。

脱ぎっぷりの良い可愛い子ちゃんがユマ・サーマンだとは最後まで気づかなかった。
これは今の基準で言うとなかなか感情移入できないような、というか道徳観が違うので一様には比べられないか。18世紀のフランスのお話し。第一印象は、お話しどうこう以前にセットが完璧に、華やかに作られていて一切妥協していないのが目を引いた。まあ恋愛ゲームを楽しんでいたところ本当に恋愛感情が芽生えてきてだんだん心が壊れていくみたいな考えようによっては単純なお話。それにしても、当時のパリってそんなにやることが無かったのだろうか??これは理屈抜きだったのか?(・∀・)日本の江戸時代のほうが娯楽もっとあったなって考えたりして当時って思った以上にむさ苦しい世の中だったのかな。
それはいいとして、映画らしさが随所に出ていて、これは理屈抜きなんだ!(・∀・)
フェロモンむんむんのマルコヴィッチと超初々しいキアヌ&ユマ・サーマン。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.7
そもそも、メロドラマたっぷりのこの原作が大好きなのと、ロジェ・ヴァディム監督のフランス版のあの、ジェラール・フィリップ&ジャンヌ・モローの美しすぎるコンビががあまりにも強烈に残っているので、アメリカ版はどんなものかとドキドキワクワク・・・

そして、蓋を開けてみるとグレン・クローズのえぐいほどの悪女っぷりと、ジョン・マルコビッチが全然プレイボーイに見えないミスキャストっぷりが逆に新鮮で期待しているのとは違ったカタチで楽しむことができた上に、若き日のキアヌ・リーブス、ユマ・サーマンやミシェル・ファイファーがなんとも可憐で美しい。

アメリカ版にしてるのかと思いきや、英語を話しながら設定はあくまでも背景は、18世紀後半の爛熟期のフランス貴族社会。

フランス貴族社会の没落?を昼ドラみたいなドロドロ恋愛で描き、上品の仮面を被ったえげつない下品なゲームが幕を開ける。

当時のタイトルバックには、
「毒の刺激をふりまいて 限りなく危険な'89 悪女の秋」
だそうで、まさしくこのころ「危険な情事」で世の男性を震え上がらせたグレン・クローズの暴れっぷりを指しているのでしょう。

見栄と虚栄が蔓延るこの時代の社交界。
本当の気持ちがどうかなんてそっちのけで、他人にどう見られて、自らの価値がどう変わっていくのかの方がよっぽど大事なんでしょう。
愚かだけど、その愚かさのぶつかり合いを楽しむ事ができるのもこの作品。
スカッととはいかないものの、やり過ぎた侯爵夫人の末路は自業自得という感じで、ザマァでした。
のちにフランス革命がやってくるこの時代、暇を持て余して遊べるのもどちらにしてもあとわずかだったのかもしれません。
yoshis

yoshisの感想・評価

2.4
今から30年以上前の作品だけど、時代劇?だったので、そこまで違和感なく観ることができた。けど、面白くはなかった。ユマサーマンの裸が見られる貴重な作品。ミシェルファイファーはガードがかたかった。
chaooon

chaooonの感想・評価

3.6
豪華キャストによるドロドロ・インモラル恋愛ゲーム💘
同名のフランスの書簡体小説✉️(初めて聞いた🤔)を基にした18世紀後半の貴族社会の道徳的退廃を描いたもので、各国で映像化や舞台化等されて来た作品❣️

この映画版は初めて観るけど、同じ原作を基にした宝塚版舞台の『仮面のロマネスク』と、韓国の李氏朝鮮王朝時代に舞台を移したヨン様主演の『スキャンダル』は観たことがあるので、見知った内容でした😇

暇つぶしのため他人の心を弄ぶ淫乱な恋愛駆け引きに興じるのは、グレン・クローズとジョン・マルコビッチ。
なんかこの2人から今まで色気みたいなものは失礼ながら感じたことがなかったので、意外なキャスティングというか、だからこそ生々しくてなんか怖い😇
遊びが本気になって行く様や、駆け引きの中で見せる表情の変化はさすが上手い!

特にやっぱりグレン・クローズは存在感が圧倒的いうか、終盤の感情表現は「あ、これいつものグレン・クローズ節」が凄まじい😇
自分の行いの報いを受けるようなラストも含めてこの最後だけで評価少し上がる⤴️(でもこのスコアだけど)
マルコビッチの方は憐れなりに、真実に辿り着いたけど、クローズの役が1番滑稽で救いがないのかもね。

主演2人に加えて、ゲームの対象にされるのは…
貞節と評判の高い夫人をミシェル・ファイファー❣️
若さと華奢さが際立つうぶな青年をキアヌ・リーヴス❣️

そして15歳のヴァージン娘にユマ・サーマン🤣
どええええ🤪
キアヌも相当なウブウブ感だけど、こちらの衝撃が強くて霞むレベル🤣
今や、擦れて圧の強い熟女のイメージしかないけど(主にトリアー作品のせいw)こんな若くて可愛い時代があったのか〜😌
さすがマヤちゃんのお母さんだよ😌💕
やはり血は嘘つかない!
幼気な少女が、マルコビッチにたぶらかされて、性の悦びと背徳感に目覚めて行く…という役どころなだったので、その辺も純粋さから淫らな顔が覗いてくる感じは良かったわ😋
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