茜

ヒドゥンの茜のネタバレレビュー・内容・結末

ヒドゥン(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ブルーベルベットで観たカイル・マクラクランがめっちゃ美しかったのと、
あらすじを読んで面白そうなSFだったので鑑賞してみました。
調べてみたところ、あの淀川長治さんもお気に入りの映画だったそうで。

前科のない善良な市民が次々と凶悪犯罪を繰り返すという異常事態が発生するが、
実はその正体は次々と人間に寄生して悪事を働くエイリアンの仕業だった…というお話です。
このエイリアンの悪事が何とも豪快で爽快。
銀行でショットガンをぶっ放し、次々と人や車をなぎ倒しながらフェラーリを乗り回す。
しかもハードロックとセクシーな女性が大好きという妙な人間味に愛着すら感じます。
エイリアンが人間の口から口へと乗り移る姿は、なかなかよく出来ていて気持ち悪かった…。

ラストは友情物語で締めくくられるのですが、結末的に奥さんと子供はちょっと複雑かなと思ったり。
でもベック刑事の子供に初めて会ったシーンのギャラガーの表情がちょっと意味深で気になったので、
過去に殺されたギャラガーの子供の魂がベック刑事の子供に乗り移っているという可能性はないかなぁ。
ラストに息を吹き返したベックと子供の握手シーンもちょっと意味深な気がしたんだけどなぁ。

カイル・マクラクランの整った顔が、本作では妙に異星人感あって良かった(笑)
茜