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消えた中隊 ソ満国境2号作戦
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『消えた中隊 ソ満国境2号作戦』に投稿された感想・評価

2.6
対岸のソ連軍の動向を監視する部隊に赴任した、新人大尉の香川。
元々その地にいた集落の人々と親交を深めて牧歌的に過ごす兵たちの様子に呆れ、規律を取り戻すべく部下を厳しく統制し始めるがーー

融通が利かず心も思考もなく、ピラミッド構造とルールにのみ付き従い、そのくせ保身となると場当たり的に裁量を働かせいくらでも残酷になれる軍上層部、ってのを設定すれば、まあそれなりにドラマは生まれるとは思いますが、そんな戦後75年経っても脈々と受け継がれてるお家芸みたいなん今さら見せられたところで食べ飽きた味しかしないんですよね。

軍紀と人間性の間で揺れて追い詰められる苦しさ・虚しさ・やるせなさが演出によって際立つような場面に欠け、絵面においても人の内面においても動きがあまり見られず、90分台にしてはかなり長く感じられた。
日本における“戦後レジーム”が構築され確立した時期ですかね。

井手雅人作の小説『池の塩』を「七人の侍」の黒澤明と「黒い潮」の菊島隆三が共同脚色した三村明の監督第一回作品です。

戦時中の狂った上層部を痛烈に批判する本作。
「上官の命令は絶対」という軍の体制が、暴走すると歯止めが聞かない組織の危うさを描いているという点では、現在のウクライナ情勢にも共通するテーマではないのか。
後戻りすることができない。

都合が悪くなると、自軍の中隊でさえ砲撃して消してしまう軍部は恐ろしい。
計画した作戦は完了しなければならない。
どんな理由があっても。

いや、理由付けなどなんとでもなる。

他の方の本作のレビューを読んで共感したのだが、本作の主人公が、捕虜となりシベリア抑留のために行軍したあとに、黒澤明監督の『夢』(1990)の第4話、『トンネル』に続いていくような気が私もした。

主人公辰巳柳太郎も好演だが、河村憲一郎が演じる情の厚い岸中尉が強い印象を残す。

カメラマンとして有名で、戦場経験もある三村明が監督を務めた作品。

脚本は、三村明を高く評価していた黒澤明。

舞台は昭和十六年、ソ連と対立している満洲。

新たに赴任した香川大尉は、舞台のあり方に呆然とする。

この地を取り締まっていた岸中尉は、部落との信頼も得ていたがゆえ、厳しい取り締まりはせず、皆のんびりとしている雰囲気だった。

軍のあるべき姿にすべく粉骨する香川大尉だったが…

前半はセリフも聞き取りづらく、いまいち没入出来なかったが、次第に話の展開が進み、見入ってしまった。

単なる戦争ものを超越した人間ドラマがとても良く、香川と岸の対極的な関係に揺らされている自分がいた。

戦場を経験していない人間にとっては、未知の世界だが、本作はリアルさとエンターテイメント性がいい具合にミックスされていたのでは無いかと思う。

『消えた中隊 ソ満国境2号作戦』に似ている作品

若き日の次郎長 東海の顔役

製作国:

上映時間:

88分

ジャンル:

配給:

  • 東映
3.7

あらすじ

米飢饉に見舞われた清水港。米問屋の養子・長五郎は、米を売ることもできず昼間から博打にふける日々を過ごしていた。そんなある日、浪人姿の老人・嘉平次が店先で米をゆすった。長五郎は彼を痛めつけ、…

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