🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-638 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-495

🖋『レベッカ』（1940年）や『ガス燈』（1944年）など、当時の映画界で流行していたゴシック調スリラーの系譜に連なるフリッツ・ラングのサスペンススリラーで、ヒロインのジョーン・ベネットがプロデュースしています。

🖋 フリッツ・ラングらしい、モノクロ映像による暗闇の効果、光や霧の使い方などの映像と確かな演出は楽しめる作品です。

🖋内容は、子供時代の体験による殺害衝動を抑えきれない男性の苦悩が描かれた心理スリラーで、フロイト的な心理描写としてつくられているのですが、残念ながらそのストーリー展開は少し脆弱、ラストの落とし所も、“そうなんや。。。”ぐらいのオチ。もう少し頑張って欲しかったかもですね。。。

😔Story:（参考:allcinema）
ＮＹの資産家の娘シリアはメキシコで闘牛を見るうち、ある男に熱狂的に心奪われ、自ら彼に近づく。マークと名乗る男は建築家でＮＹで専門誌を出していた。二人はそのまま結婚し、一旦マークはＮＹへ、シリアは郊外のマークの家に直行したが、初婚と信じていた彼に１０歳近い男の子のあるのに驚き、彼の姉や秘書と称する怪しげな女性（Ｂ・オニール）も気に入らず、ＮＹへ戻ろうとする。が、屋敷に秘かに再現された、世界の残虐な６つの殺人を再現した部屋のあるのに関心を持ち、開かずの７番目の部屋の合い鍵を作って入ると、そこは彼女の寝室と寸分違わぬ造りだった。つまり、彼は彼女を殺そうというのだ……。

🔸Database🔸
・邦題 :『扉の陰の秘密』
・原題 :『Secret Beyond the Door』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 1948
・日本公開 : 1949/09/06
・上映時間 : 99分
・受賞 : ※※※
・監督 : フリッツ・ラング
・脚本 : シルヴィア・リチャーズ
・原作 : ※※※
・撮影 : スタンリー・コルテス
・音楽 : ミクロス・ローザ
・出演 : ジョーン・ベネット、マイケル・レッドグレイヴ

🔸Overview （参考:映画. com）🔸
「真紅の街」「窓の女」などスリラー製作プロの観あるダイアナ・プロダクションの作品で、ウォルター・ウェンジャー製作、フリッツ・ラング監督、ジョーン・ベネット主演に成ること右記2映画と同様である。原作はルーファス・キングの探偵小説で、シルヴィア・リチャーズが脚色している。撮影は「肉体と幻想」のスタンリー・コルテス、音楽は「失われた週末」「赤い家」のミクロス・ローザが作曲した1948年度作品。主演し1人は「捕われた心」の英国俳優マイケル・レッドグレイヴで「聖処女」「追憶(1941)」のアン・リヴェア「凡て此世も天国も」のバーバラ・オニール、ナタリー・シェーファー等が助演する。

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ベネット最高

霧のシーンもいいけど
やっぱり部屋入る時の緊張感が👍

フリッツ・ラング監督作品
モノクロ・サイコ・サスペンス

主人公が激美人(〃∇〃)
意外にも野太いハスキー低音ボイスなのがまた良し！

古さ故なのか、そんな簡単でいいの？なオチとか、深夜に音立て過ぎとかツッコミ所はあります(笑)

が、登場人物の怪しさや、屋敷の部屋の数々など、見所満載♪

あかねちゃんセレクト良品です☆



金持ち美女シリア。

一流弁護士ボブと良い仲になりそうだったが、旅行先で知り合った建築家マークに一目惚れして即結婚することに。

彼の屋敷には、彼の姉キャリー、秘書、使用人夫婦が。
さらに、まさかの前妻との息子まで。

私は彼のことを何も知らずに結婚してしまったのか……

たまに態度が豹変する彼に怯えつつ、なんとか幸せになろうとするシリア。

しかし、彼がひた隠しにする"秘密の部屋"を覗いてしまい……



マークの趣味は幸せな部屋の収集。

かと思いきや、実際は殺人事件現場の再現だった！
ヤベえヤツと結婚しちまった！！

そんな作品(笑)

姉は怖いし、秘書は変だし、使用人はほぼ空気だし。

ボブと結婚すれば良かったのにねぇ～
一目惚れなんてお止めなさいよw

秘密の部屋を探ろうと真夜中に忍び込むのですが、引き出し開けたらそのまんまだし、ドタバタ五月蝿いし、挙げ句電気つけちゃうとか、アホなの(笑)？

イケメンな息子は、もう少し絡んできて欲しかったなぁ～

オチは……なんか都合良く片付いてしまったけれど、過程が面白かったから良し♪

部屋コレクションは一見の価値ありです！