今回は、ジョン・ブラームの作品の中でも評価が埋もれがちな隠れた名作を取り上げ、その心理劇の美しさを堪能する。
【↓以下ネタバレがございます↓】
『危険な女』(原題:The Locket/1946…
これから結婚式が執り行われようとしている幸せムードな中に、一人の男が訪ねてくる。
ブレアと名乗るその男は新郎のジョンに警告をする。
婚約者のナンシーは危険な女だと。
そして彼は彼女と婚約していた過去…
ラストのトラウマの原因となったウィリス夫人にロケットをつけてもらうのは少し強引のように思えるが、何人もの男が惚れてしまう女に裏の顔がある、怖い話。
少女の頃のトラウマを抱えているナンシー(ラレイン…
面白い。こういう幼少期のトラウマが歪んだ性格を作る系のストーリーが一番こわい。
ナンシー役のラレインデイが美人すぎて説得力ある、目が綺麗で盗んでないわ、殺してないわ、と言われてもつい信じてしまう。…
危険な女
回想シーン中にさらに回想を入れてくるでマトリョーシカのような入れ子構造が特徴
神話のカサンドラがモチーフとして出てきて内容を示唆する
何がきっかけで狂気に囚われるか人それぞれだが正気との…
ジョンとナンシーの結婚式の日に前夫のブレア医師が現れ、ジョンにナンシーのブレアに対する仕打ちを伝え警告する。
印象的なシーン
・最初の夫の画家ノーマンの訪問
・ノーマンの話 ナンシーとの出会い
…
理想的と思われた美しい女性の過去に隠された事実を回想形式で描いていく話で、物語が三層にわたって展開する構造が面白かった。それぞれの人物が語ることはあくまで主観であり、いわゆる「信用できない語り手」に…
>>続きを読むこれはすごいです。こんな素晴らしい作品がほとんど知られていないなんて信じられません。回想の中の回想の中の回想という三階建てのゴージャスな作り故のバラエティに富んだ舞台が堪えられません。映画三本ぶんの…
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