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大運河(グランカナル)
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目次

『大運河(グランカナル)』に投稿された感想・評価

こぅ
3.7
ロジェ・ヴァディム監督による、【ラブ・
サスペンス】。

フランソワーズ嬢とモダン・ジャズとロジェ監督
目当てで。

フランス映画とモダン・ジャズの【初めての
融合作品】でもある。
↑
(死刑台のエレベーター よりも先。)
演奏は、モダン・ジャズ・クァルテット。

映画館を出たソフィー(フランソワーズ・
アルヌール)に一目惚れしてスマートにナンパする
ジャーナリストのミシェルは、意気投合。
それをジッと気にして見ている、元彼⁈の
ソルツィ。
知り合って数時間でソフィーのホテル へ。
ホテルの暗い場所の陰影や、インテリアが美しい。
ボディガードの2人、ノッポのベルナルドと、チビ
のジャノが要所要所、アホで、面白い。
同じホテルに住むドイツ人、ベルゲン男爵は、
貧乏だったソフィーを救った恩人で、外との関わり
を持たない。ソルツィを裏で操っている。

本作のフランソワーズは、美しさに加え、無邪気な
一面も見せる小悪魔。
ホテルで、ずっとシーツにくるまっていたり、
カーテン越しのキスや、バスタブでの全裸(背中
のみ)が、印象的。

ヴェツィアの運河や、ルネッサンス建築を捉えた
影像美も見所。

ソフィーを廊下で待つミシェルのシークエンスで、
急に◯◯が、消える演出が、ドキッと効果的。

全体のプロットは、面白いが、ソフィーの心情が、
分からない(軽い)というか、雑に描かれている。

終盤は、ソフィーの活躍から転勤に、、
しかし、
ラストの展開は失速、決着も、物足りない。
『……モダン・ジャズ・カルテットとの演奏による音楽、フランソワーズ・アルヌールの二心ある女、アルマン・ティラールの神秘めいた、そして輝かしい撮影、これみな比類なきものだ』(クロード・ブリュレ/パリ・プレス紙)

ロジェ・ヴァディム「大運河(グラン・カナル)」1957年
フランス/イタリア
原題:”Sait-on-Jamais” ひとしれず(On Never Know)
演奏:モダン・ジャズ・カルテット(MJQ)「たそがれのヴェニス」ジョン・ルイス作曲
撮影:アルマン・ティラール

ジャズに出会った最初のフランス映画。その後、死刑台のエレベーター(マイルス・ディビス)1957年、危険な曲がり角(デューク・ジョーダン、セロニアス・モンク)1958年、
殺られる(アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズ)1959年、危険な関係(アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズ&セロニアス・モンク)1959年と、ジャズに夢中になった時期がありました。もちろん、フランソワーズ・アルヌール、ジャンヌ・モロー、パスカル・プティ、マガリ・ノエル、を忘れてはなりません。そして、映画音楽の新生面を拓いたといわれる、ジョン・ルイス作曲の「たそがれのヴェニス」は次の六曲から構成されています。―
1.ゴールデン・ストライカー(The Golden Striker) ― ミシェル(ヴァイブ)のテーマ
2.ひと知れず(On Never Know) ― ソフィーのテーマ
3.ローズ・トルク、薔薇のたくらみ (The Rose Truc) ― スォルッイ(ピアノ)のテーマ
4.葬列(Cortege) ― 老男爵(ベース)のテーマ
5.ヴェニス(Venice) ― ナイトクラブのテーマ
6.三つの窓(Three Windows) ― テーマ、三人の男の組み合わせ
神秘的で官能的な女性、ソフィーをめぐる三人の男の、戦争が終わった後の青春を描いた悲劇の物語です。
『この映画の魅惑的な出だし…これは観客のためにここでは言うまい』(ジャクリーヌ・ミシェル)
ヴァディ厶の閃きにより原案から脚本まで手掛けた異色作(長編2作目)。年代的にはヌーヴェル・ヴァーグの先駆け的な存在で、しかもカラー作品。冒頭にフランスで流行していたアニメを流し、全編に #MJQ のモダン・ジャズ。


怪しげなドイツの男爵や養女、用心棒、ジャーナリストが織りなす水の都ベニスの運河を舞台にしたミステリーとラブ・ロマンス感覚の映画…。InstagramのフォロワーさんからDVDをお借りして鑑賞しました。

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