“俺が利口だったら、こんな所飛び出して家で子供と過ごすさ。”

この作品でベンアフレックのことを初めてカッコいいと思った。バットモービルに乗ってる成金より、自分の夢を諦めて田舎町で清掃車を“バットモービル“と呼んで娘を迎えに行くパパの方が何倍もカッコいいね。

自分もどちらかというと自分のやりたい事をやりたいと思うタイプだから、オリーの葛藤は痛いほど伝わってきた。親になる、家族を持つっていうのはこーゆう事なのかな（僕にはまだまだ早そう…）。田舎街のレンタルショップで働くリヴタイラーは大好きな“エンパイアレコード”のキャラと似てて最高だった。

ケヴィンスミス監督作品の割には普通にいい話。辛辣なブラックジョークとか皮肉めいたセリフが少なくて全体的に丸い印象。ファンからすると少し物足りないけど、万人ウケするためには仕方がないのかな。ウィルスミスのご本人登場にはさすがに爆笑した。

• #NY(USA)
• #Newjersey(USA)

苦難を乗り越えながら家族の絆を深めていく親子の姿を描いたドラマ作品。

ニューヨークに暮らすオリー・トリンキは、華やかな音楽業界で宣伝マンとして活躍していたが、愛する妻は出産と同時にこの世を去ってしまう。突然の悲劇で悲しみに押し潰され、仕事で大失態を演じてしまい、娘と共にニュージャージーの実家へと戻ってしまう。

それから7年の月日が流れ、娘ガーティは健やかに育っていた。都会とは違い平凡だけどささやかな幸せを感じて。そんな時レンタルビデオ屋に行くのだが…


『全ての女の子の最初の恋人は、パパです。』


豪華なキャスト達の共演。製作費やギャラは一体幾らかかったのでしょう？なんて事も気になったりはしますが、脚本と本人役出演のキャラクターや映画のゴシップネタなど、お楽しみ要素が結構ありリヴ・タイラーとベン・アフレックの大人の会話も合わせて楽しめると思います。

ウィル・スミスについてコメントした事がきっかけで、彼はある乗り物に乗るはめとなったり、ある日のワンシーンで気になる台詞があったりと、昨年公開された作品を観ていれば気づけれる事でしょう。

「バッドモービルに乗ってるだろ？」

この台詞がスーサイド・スクワッドとの妙な関連性があり、何か秘密の宝物でも見つけた感覚を味わえるのです。数年後この言葉を言った彼自身が、本物のバッドモービルに乗る事になるとは当時誰も想像していなかったでしょうね。

親子でやる学芸会がみんな”キャッツ”で被っていたところが面白かった。どの親子も衣装に気合い入ってるなぁ。
最初に妻が急死してしまって、自分のプライドと娘のどっちを取るかという分かりやすい話で観やすかった。