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ヘル・レイザーのRのレビュー・感想・評価

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)
4.0
幼少期に見てちょーハマった映画、久々に見てみた。大変ヘンテコな名作ホラーやった。まず、エロいおっさんフランクが異国の地で、最高の快楽を求めて、立方体のパズルのようなものを手に入れる。アメリカの我が家でそれをいじってると、ういーんと動き出して、どうやら地獄の門を開けてしまったらしく、体を無数の鉤爪でバラバラにされてしまう。いたたた! どこが快楽やねん! その後、フランクは部屋の床の下にグチャグチャの肉片の残りカスとして存在してます。そこに兄貴夫妻が入居してくる。奥さんのジュリアは実はフランクの元愛人で、フランクとのセックスが良すぎてハマってもうてた過去がある。で、入居の片付け中、たまたまフランクの部屋で怪我した兄貴の血が床下に伝い、それを吸った肉片は、自分の骨組みとちょっとだけ肉を取り戻す。そんなフランクの存在と、血による復活の仕方を知ったジュリアは、再びあの絶世のファックを夢見て、フランクが完全体になれるよう、餌食をナンパしては家に連れ込んで殺害、を繰り返す。という話で、まー何や、訳がわかりません笑 昔のロックシンガーみたいなヘアスタイルのジュリアがフランクに対して秘めている性欲がパワフルすぎてワラけてしまう。はよやりたいがために皮膚のない血まみれのグチャグチャな塊を、助けてやろうと思えるんやから、業が深いとしか言いようがない。ほんで、ジュリアの夫の連れ子(かなりの美女)を巻き込んで、とんでもない展開になっていく。快楽のみを追い求めた先には地獄があるというテーマも面白いけど、地獄からの使者たちのビジュアルが何より魅力的。個人的には、真っ白な顔で頰に輪っかを通してるヤツが、知性的不思議ちゃんぽくて好きやった。歯茎むき出してカチカチやってるやつカワイイし、いっちゃん有名な顔面針だらけもクール! ぶよぶよ変な顔はギャグ? 解体シーンで鉤爪が皮膚を破っていくのがとても痛そうで興奮しました。最後はちょっとどーゆーこと?ってなったけど、全体的には面白かった! 私も是非ともあの函を入手したい!思いました。
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