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若い娘たち
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『若い娘たち』に投稿された感想・評価

T
3.4
岡本喜八らしいテンポの良さが、雪村いづみのカラッとハキハキした演技とよく合っていて楽しく見られるロマコメ。

姉たちのように、下宿の男子学生とありきたりの結婚をするのは親の敷いたレールを走るようで「屈辱的」とまで言い放つ雪村いづみは、それをストレートに下宿生に伝えてしまう。お互い「インテリがよく病む」という「自意識過剰」に感染してしまい…。(当時の)現代的な自由恋愛と、旧時代的な親が決める結婚の間で揺れる自意識過剰が今見ても楽しいところ。

途中でミッキー・カーティス(OPクレジットママ)によるロカビリー「落第ブルース」が最高で、そして無駄!この無駄な楽しさが岡本喜八らしくもある。テニス、映画、ロカビリーと当時の流行も詰め込んだ。

最後、ノンクレジットの宝田明がカメオ出演していてアガる。背たか!かっこよ!
3.0
「わたしを好きにならないで」と牽制するヒロインだが、この手のラブコメはもう出会った瞬間からおたがい意識してしまっているわけで。勝気・ツンデレ・常時ジト目の雪村いづみを、あの手この手で素直になるよう追いこんでいく78分。この短い時間で3バカ3人娘3家族を不足なく活写し、チャチャっと複数カップルを成立させていく手さばきも才気煥発。学祭の光景は隔世のせいかいろいろ気が狂って見える。
もた
4.1
岡本喜八版『最高殊勲夫人』
増村監督の削ぎ落とされた演出に比べて、もちろん喜八監督はその真逆、無駄な演出で攻める
女性側の張り紙、男性側のじゃんけんの反復とあいこのグルーヴ感、若いミッキー・カーチスによる大学祭でのミュージカルが、恋の炎を点さないことに好感が持てる

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